震災の瓦礫処理

2012-01-31 12:31:12 | タナカ君的偏見
 東日本大震災被災地の瓦礫処理でまだグダグダとやっている。 東京都が受け入れを決定、横浜市が受け入れ検討、埼玉県ではセメント工場が受け入れの意向などとね。 そんな話を聞いて思うのだが。 「瓦礫のようなゴミをトラックや貨物列車に乗せて遠距離を運搬して処理するなんて震災復興の金の使い方を間違っていませんか?」。

 焼却処分する様な可燃性のゴミなんて、「現地で野積みしたまま火を放って燃やしてしまえばどうよ?」と思うのだが何かそれを阻む規制でもあるのかしら?

 風光明媚な松島周辺や、国立公園に指定されている陸中海岸等では高台移転と言っても、勝手に高台の山を切り開く事が出来ない規制があるなんて話を聞いたりしましたから、 ゴミを多量に燃やす場合にも何か規制があるのでしょうね、 でもこの非常事態そんなの無視してさっさと地元で片付けたらどうなのさ?

「関東地方では来るべき東海地震などで被害を受けた時に同じ様に瓦礫処理を行う場合の援助を受けるために、今、東北地方の瓦礫を受け入れる」 そんな意見を聞いたりもするが、 ゴミを遠くまでエネルギー使って運んで処理するやり方には随分と無駄が多すぎると思うのだが...

例えば、海に近い地域の大半の建物が被害を受けた女川の港周辺地域。 高台に建てられた病院の敷地の高さ(標高15mほどか?)まで瓦礫を使って埋め立てて平坦地を造成することにすれば、あの谷間が海に向かって開いている窪み地形の地域だけで、宮城県全域の瓦礫の大半が入りそうに思うけど、どうかな? そこに住んでいた地権者の権利の問題はあるでしょうけど、そんなのは土地を買い上げることにして、その買収費用は瓦礫をトラックなどで関東地方まで運んで処理する費用を振り向けたら解決できませんか?
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公民館利用申請の朝

2012-01-30 11:54:53 | タナカ君的日常
 朝食後もパジャマを着たままの姿で炬燵に入っていて、何気なく「今月はもう一日あるんだよなー」とそっくり返って背後のカレンダーを眺めて「ギョ!!」とした。

 今日は月の終わりの月曜日じゃないですか。 2ヶ月先の公民館利用申請受付日です。 受付は9時から始まって、9時半に締め切られる。 なのに今、時計の針は9時を指している。 「大変だ、今日は・・・!」と声を上げて炬燵から飛び出した。 パジャマを脱ぎ捨て、ズボンや上着を身に付けながら「おーい、靴下出してくれ、急いで」と妻に声を掛けて慌ただしく外に出る身支度を済ませて自転車に飛び乗った。 その時に手袋を持って出なかった事に気がついたけれど、部屋に戻って手袋なんかしている気分じゃ無い。 信号機のある交差点では安全確認しつつ信号無視して自転車を走らせました。 公民館に到着して壁面に掛かった時計を見ると9時15分過ぎ、 随分早く着きましたねー、 利用申込みの紙片を提出するのに十分な時間が残っています。 顔の表情を平静モードに変化させ、何喰わぬ顔で会場に入り、 申し込み用紙にクラブ名、日付、希望する部屋等を記入して余裕で提出完了出来ました。
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散歩のご褒美

2012-01-29 11:54:49 | タナカ君的日常
 果樹や植木を扱っている農家が道路脇にたてた幟が風に煽られ、たくし上げられて寸足らずな幟にみえるほどの強風が今朝は吹いています。  大寒の時期の風の吹く日なんて寒いのだから 「炬燵に入って本でも読んでいれば」 と想うのが普通なのだけれど、いつもの散歩に出かけました。 

 中・長距離ランナーには「ランナーズハイ」といわれる気持ち好さにつながる麻薬様物質が脳内に放出されるそうですが、30分ほどの短い散歩でも体が暖まり、気分がよくなります。 それは「散歩のご褒美 (Walkers reward)」とでも名付けたくなる気分ですよ。

 とにかくぬくぬくした布団から抜けだして、朝の連続テレビ小説見ながら、朝飯を食べる。 そんな頃には布団の中では温かかった身体も、室温11°Cの我が家では冷えてきます、特に床に接している足裏の冷たいこと、靴下を履いてやっと耐えています。

 それが散歩に出かけて15分も歩く頃には靴の中の足指や足裏に温かみを感じ始めるのです。 ついで手袋をはめていた指先にも温かさが届きます。 体内を循環する血液が温かさを末梢まで届けてくれたのでしょう。 そうなったら手袋は脱いで上着のポケットに仕舞っても、いつもならば大丈夫です。



 ところが今日、お日様は照っていても、陽当たりの悪い路地裏には1週間ほど前に積もった雪がまだ消え残っている我が家の周辺。 冷たい強風は手袋を脱いだ指先から熱をドンドン奪って行きます。 ついに指先が冷たさに耐え切れなくなって一旦脱いだ手袋を再度着用して散歩を続けました。 
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37円のプレゼント

2012-01-28 18:16:13 | タナカ君的日常
 つい先日NHKの「ぶらタモリ」という番組で鉄道総研を取り上げていましたけれど、ご覧になりましたか?  その中で「平兵衛新田」と云う言葉が聞こえましたけれど、立川市から国分寺市の周辺は他にも榎戸新田、中藤新田等々 玉川上水が開削されて以降に新田開発が盛んに行われたのです。 その「中藤新田」に名を残す「中藤さん」の屋敷の植木を高い梯子に登って職人さんが剪定していた。

 青空をバックに高いところで気持ちよさそうに作業している姿に思わずシャッターを切りました。 車が来ないのを見計らって、道路脇の電線が写り込まないように道路の中央付近からパチリをやっている僕に気付いたらしく、梯子の上から「どうだい、登ってみるかい?」なんて声を掛けてきた。 「えっ、登って良いの?」と問いかけると 「冗談だよ、高くって慣れてねえ人には危険だから・・・」なんて返事。 そんな冗談を言う職人さんは面白そうだなと、 昼休み休憩しているだろう時間にデジカメプリントしてもらった写真を封筒に入れて訪ねてみた。 職人さんは屋敷の敷地の中に駐車した小型トラックの運転席で休憩していました。 手を上げて合図すると「なんだい一体?」そんな面持ちで車から出てきてくれた。 封筒から写真を取り出して渡してあげると喜んでくれました 「良くとれてるねー! カメラが良いのかな?」、37円のデジカメ写真たった一枚で話は弾むものです。
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居間でゴロゴロ

2012-01-27 08:26:54 | タナカ君的日常
 このところ我が家では住まいの内装やキッチン・トイレ等の設備を更新する秘密プロジェクトが発足しています。 それで、あれこれ調べている最中なのですが...

 そんな中 ”東京大学地震研究所は23日、首都圏でM(マグニチュード)7クラスの直下型地震が4年以内に70%の確率で発生する、という研究結果を発表した。” とのニュースがありました。

  そんな改装をためらわせるニュースを聞いても、 妻は「残された人生の年数を考えたら、気分よく住める家にしたい」、 「地震で傷んだら、またその時に対処すれば良い」と前向きであっけらかんとしています。  対して僕は「歩くと軋み音の出る床の張替えや夏場に蚊が入って来て困る建付けの悪い網戸やガラス引き戸の交換程度で充分だよ」そんな気分でいるのです。

  けれども「改装費用は私の資金を出します」そう言いきる妻の言葉には物凄いパワーがあって、 このプロジェクトは先に進んでいく事でしょう。 しかし余るエネルギーで 「TVを置いてある居間でのゴロゴロしている貴方の生活態度の改善も必要です!」と別の方向に火の手を向けるのは勘弁して下さいな。
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ANAシニア割引

2012-01-26 06:29:21 | 国内旅行と山歩き
 友人から待ちかねたメールが届いていた。 それは札幌雪祭りに同行出来事を伝えるメールで、待ちかねていた僕にとって「サクラサク」と昔の電報を受け取った気分です。
 つい先日のブログ記事で「宿を余分に確保してあるけれど、札幌の雪祭りに一緒に行ける人がいないかな?」と呟いてみたら、友人から翌日には「都合がつけば行ってみたい」と返事が届き、「でも行けるかどうか確定出来るのは25日の午後になる」となっていたのです。

 出発予定日まで2週間を切った今、急に参加を決めた友人が正規に購入出来る安いチケットは限られてくる。 それで提案したのが「ANAのシニア割引」の利用です。 利用条件は以下の内容です。 一番のポイントは日本全国1万2千円ポッキリの安さです。

1. 空席待ち
2. 年齢65歳以上
3. ANAのマイレージクラブ会員
4. 料金は全国一律 1万2千円

 まだANAの会員カードを持っていない友人には参加の可否が判明する前に会員登録だけはしておいてもらいました。 しかし会員カードが手元に届くまで郵便事情によって2~3週間はかかるらしい。 そんなじゃ搭乗予定日に間に合わない可能性がある。「会員証が届かなくてニア割引の適用を受けられないと困るぞ!」 そう思ってANAの相談窓口に電話で問い合わせしました。

 電話の向こうの相談窓口のお姉さん「お客様がインターネットで会員登録手続きをされた時に、”お客様番号”をお伝えしている筈ですが、それをお持ちでしょうか?」、「会員証の到着が間に合わなくても搭乗手続きする空港のカウンターで、その ”お客様番号” をお伝え下されば、割引の適用は受けられますからご安心ください・・・」そんな回答を頂きました。

 クレジット機能の付いていないANAマイレージクラブ会員カード、年会費は不要だし、シニア割引制度がいつまであるのか判らないけれど、 僕たち高齢者にとって意外と便利なカードじゃないでしょうか。
 
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講演付きの新年会

2012-01-24 21:55:47 | タナカ君的日常
 HARP, UHS, SHV 「この略号を見て全てが特殊なTVカメラの事だね」と答えられる人はTV撮像機器にかなり専門的な興味を持っている人でしょうね。 古き職場、開発事業本部電気研究室の解散後いろんな会社に散った面々が年に一度だけ顔合わせする恒例の新年会。 現役で仕事している人は随分と残りすくなくなって来たため、新年会の話題も日常的な事や健康面の話が多くなって来ていた。



 「それじゃ面白みが無いから・・・」と幹事さんの提案で今年から、全員の近況報告以外に、「今取り組んでいる、あるいは取り組んで来た技術の発表をこれからは2件ほどやって貰う」となっていたのです。



 今年の最初の演者はDr.ウキガヤ、その話題が冒頭の(超高感度、超高速度、超高解像度)特殊カメラを話題でした。 そして、2人目のシライは現在商業的に流通している電子顕微鏡の電子ビームの加速方法(超高圧直流電源を使用)とは原理的に異なり、 電子レンジに使われるようなマイクロウエーブ領域の高い周波数の進行波を使って電子を加速する装置開発の様子を語ってくれた。

 「去年は株取引で2千万円ほど損を出した」そんな強者の話や、「東欧のどこどこへ旅して来た」なんて世間話を聞くのもそれなりの興味が有ったけれど、今回から始めた「チョッピリ技術風味な話題」それも良かったですよ、幹事さん!
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お焚き上げ

2012-01-23 09:22:51 | タナカ君的日常
 正月飾り、神棚のお札、達磨さん、そんな物を神社の境内で燃やす年の初めの行事の一つ「お焚き上げ」が日曜日の午後に家の近くの神社の境内でありました。 キャンプファイヤーからゴミ燃やしまで、炎の上がる様子を見るのが大好きな僕としては見逃すわけにはいかないイベントです。

 お焚き上げの開始時刻は2時からと聞いていましたので、 公民館囲碁のあるその日の午後は、対局を1局済ませてから一旦」抜け出して、自転車に乗って大急ぎで家に戻りカメラをひっつかんで神社へと向かいました。

 神社に近づくと既にお焚き上げは始まっているらしく、薄い煙が立ち昇っているのが見えました。 境内に入ると炎も燃え盛っていました。 そこには氏子のおじさん達が10人くらい集まっていて、注連縄を張った仮設の小屋に納められてあった物は全て地面に広げられ、 燃やしても大丈夫な素材の物とダメな物の分別しながらの中に投げ入れている最中です。 火のそばには長柄の先に鳶口と2股の火掻き棒を合体させた様な珍しい形をした金具の付いた棒を持った人もいて、完全に燃え切るようにと炎の中の灰の山を掘り起こし作業をしていたり。 傍らには本物の神主さんか判らないけれど、浅葱色の袴をはき黒い紋付を着た人もいましたね。 
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外挿による予測の限界

2012-01-22 10:50:00 | タナカ君的日常
 オーロラ見物の時期を探って、時折図書館で天文関係の雑誌を眺める事がある。 先日「天文ガイド・2月号」を眺めていたら、原発事故の発生確率に関して興味を引く記事があった。
***** 誠文堂新光社 天文ガイド・2月号、p174 より抜粋 *****
 かって、原発が過酷事故を起こす確率は10万年に1回とされてきました。 つまり、原発は事故を起こさないと信じこんでいたのです。 ところが福島の原発事故で500年に1回と一気に200倍も事故確率が上がりました。 現実的な数字のように見えますが、そこにトリックはないのでしょうか。
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 こんな書き出しで始まって、 ”一般に過去の事象を外挿して未来予測する場合、それまでと同じ年数くらい先までしか意味が無い” 原発事故のデータなんてたかだか30年間くらいの期間のデータしか無い。 ”だから500年先に渡っての事故確率の数字に信ぴょう性は無いんだよ” と教えてくれている。

 僕も昨年10月に原発事故の発生確率を500年に1度に見なおした事を伝えるニュースを聞いた時に釈然としない物を感じていましたが、 「これで、スッキリしましたよ」 外挿による予測の限界ですか。

 そう言えばこんなことも一昔前に有りましたっけ。 勤務していた会社の半導体生産にからむ製品が利益に貢献して売上も伸びていた時期の事。 多くの社員を集めた場で、経営トップに近い人から将来計画の話がありました。

 過去の業績(売上高)のグラフを示し、 近い将来の売上高を1千億円を目指すと言うものです。 そんな売上高の拡大と利益の確保を目指して、生産に寄与させるべくクリーンルームを含む工場増設の投資も始めました... ところが建物が完成した頃には、世の中のITバブルは弾けてしまい、目論見は外れてしまいましたっけ。
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宿があるなら・・・

2012-01-21 09:00:16 | 国内旅行と山歩き
 航空会社のマイレージ、 暫く前から案内メールで「今月末には1万1千マイルほどが獲得後3年を経過するので、使わなければ消滅する」と判っていた。 それで慌てて航空券に交換しました。

 僕の持つマイレージは1万8千マイルほど有って、台湾や上海辺りまでのチケットと交換可能なのだけれども、妻の持つマイレージは1万4千マイルで海外のチケット交換にはちょいと不足。 それでまだ2人とも訪れた事のない沖縄はどうかな? とのアイデアもあったのだけれど、 紆余曲折の末、昨年も僕一人で遊びに行った雪祭り期間の札幌往復チケットと交換した。

 航空券の予約はまだまだ空席もあって簡単でした。 しかし問題は宿、既に雪祭り期間まで1ヶ月を切った今、札幌駅近くの東横インの様なお手頃価格のホテルは満室で予約が取れない。 あれこれ調べて札幌駅から地下鉄を利用する場所にあるユースホステルの3~4名が利用可能な個室を3名利用の形で確保した。 これなら1泊3800円だから3名分を支払っても1万2千円弱で済みますから、雪祭り期間で割高になっているビジネスホテルと同程度の料金ですからね。 そして、出発までに「宿があるなら一緒に行ってみようか」そんな仲間が見つかれば「ラッキー!!」なのですが・・・
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