山菜採りの楽しみ 「出会いの驚き」

2022-04-30 11:13:37 | 国内旅行と山歩き
田んぼの水面近く、 蛙の卵

 山菜採りに限らず、 旅に出ると人々や自然の風景や食事など色々な出会いがあります。 今回の旅でもいろんな出会いがありましたが、 自然豊かな地ならではの出会いのシーンを紹介します。

鳥の爆撃機 :



 朝食中、 舗装路面に何かを叩きつけた様な音が聞こえました。 TさんとAちゃんの間の地面が白くなっています、 それだけじゃ有りません、 Tさんのズボンの太もも部分のロゴ [ THE NORTH FACE ] 近くも空爆の痕跡が見つかりました。 Tさんが「あら嫌だ・・・・」と言いながら上空の敵機を探しましたが、 何も見つかりません。 少し淡い緑味を含んだ 糞 爆弾 でした。

 しばらく4人で敵機の探索を続けましたが、 素早く飛び回るツバメの姿しか見えませんでした。 それにしても味噌汁やコーヒーが爆弾の直撃を受けなくてよかったです。



雪面に見えた黄色 スギ花粉 :


 浅草岳の麓で滝を見渡せる地点まで登って行った時のこと、 雪面が時折黄色味を見せる場所が有りました。 休憩の時に、 その雪面の黄色の正体に興味を持って近づき観察しました。
 


杉の木の枝の下が少し黄色く見えていた。


近寄るとUの字型の広がりが在り、花粉の黄色だろうの思えた。


蛙の卵 :

 昨日の記事で紹介した道路から少し離れた田んぼまで歩いて行き、 フキノトウを採取した時のこと。 雪解け水が溜まった田んぼの中に蛙の卵があちこちに有りました。 中には一体何匹の蛙がこれを生んだのか? そんな疑問を持つほどの広がりを持つ卵塊もありました。




 これは稲を刈り取った一株の根本に在った卵塊です。  「 多分この分量は一匹の蛙が生んだ卵だろう」と納得しつつシャッターを切りました。


 大きな広がりを見せる卵塊
 一体なん匹の蛙が生み出したのでしょうね

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山菜採りの楽しみ 「歩く楽しみ編」

2022-04-29 12:20:08 | 国内旅行と山歩き
浅草岳西面を流下する白崩沢の大きな滝を遠望


 「高速道路料金とガソリン代を考えたら随分と値段の高い山菜になるねえ!」そう言われた山菜採りの旅、 確かに食材としての山菜採取だけを考えたら頷ける意見。

 その旅で出会え種々の出来事、 それら全てから受ける楽しみを考えたら「山菜採りは高い金を出して、毛色の変わった葉物野菜の収穫作業」との考えとちょいと違って来ます。 その事をこれから何回かに分けて書いてみます。 今回は「歩く楽しみ編」とでもしておきます。


旅の初日 27日 :




  前日の大雨、 そして当日の朝まで続いた悪天の名残りで空気中の湿気が高く、 雪に冷やされた地面付近は霧状になっていました。 コゴミが沢山出る場所に通じる林道もそんな霧に包まれた状態でした。 そしてまた雪の多かった2022年の残雪は斜面の杉の大木まで巻き込で崩れ、 道を塞いでいました。 そのデブリの上を乗り越えて前進しようとしている最中の様子です。  しかし更にその先にも別の大きなデブリが見え、 先行き厳しすぎると判断して、 林道歩きはそこで中断しました。 写真の右下と中央付近に手裏剣型のマークを付した場所には同行した仲間がいますが、 右下のマークした地点でフキノトウを見つけ採取中です。


旅の2日目 :




 国道を走行中奥まった田んぼの南面する法面にフキノトウが沢山顔を出しているのが目に入った(写真では目立ちませんが、 肉眼ではハッキリ見えたのです)。 車を駐めて、 そこまで軽く往復して採取しました。





 例年ならばコシアブラが採取出来る浅草岳の山裾を歩きました。 残雪が多く、 ここでは小規模なブロック雪崩が出ていました。 それを避けながら登行中の風景です。 しかし残雪が多く気温が低めだったり、 コシアブラの木その物が雪崩でなぎ倒された状態になっていたりで、 天ぷら食材のコシアブラは全く採取できませんでした。 滝が眺められる地点のチョイト先まで歩き、 もと来た道を下山しました。 この時は往復で1時間半ほども歩いたでしょうか・・・

 これら歩行中には面白い物を雪面で見つけましたが、 それは後日の話題にします。



 この写真は守門岳を間近に望むスキー場ゲレンデの路側で雪解けした場所に出ているフキノトウを採取している場面です。 脇に車が在って、全く歩いていませんが、 「良い眺めの環境でしょう!」
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山菜採りの獲物 タラの芽 フキノトウ コゴミ @2022

2022-04-28 21:22:26 | 国内旅行と山歩き
左から タラの芽、 多量のフキノトウ、 コゴミ

 2022年春の山菜採り第一回目は昨日出掛けて、魚沼市域を巡り、 今晩帰宅した。 今日の記事は短く、 獲物の写真をUpしてお終い。 詳細は明日。

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山菜採り 出発準備 ノーマルタイヤに履き替え

2022-04-26 10:41:31 | タナカ君的日常

こごみ 2021年4月19日

 山菜採りを目標にして明日出発し明後日に帰宅する旅に出ます。 旅先は新潟県魚沼地域。 冬の降雪期間、 僕の車は雪の結晶撮影専用車と化していて、 スタッドレスタイヤを履き、 車室内部は助手席側の座席は就寝スペースとしてフラット化したまま、 運転席後部座席もフラット化した撮影システムのセットアップ場所になっていた。 

 昨日はそんな状態の車のタイヤをノーマルタイヤに履き替えたり、 車室内部を A ちゃんと二人で車中泊出来る様に模様替え、 そんな作業をタイヤを預かってもらっている倉庫会社の敷地で実施して来ました。 助手席の座席のヘッドレストも外しっぱなしになって居たのを元に戻しました。


その際の倉庫会社の所長 ・ Mさんとの世間話 :

 「今年はタイヤの履き替えに来ないから、 どうしたのかな?」
   って噂話してたんだよ。

 「どこまで行くの?」

 「えーっ 新潟? 関越 使かって?」

 「今、 ガソリン高いし、 高速使って山菜採りじゃ
  随分高い山菜採りにならねえかね?!」 と言われてしまった。

 まあ、 そう言われりゃあそうだけど、 海外旅行に出掛けられない今、 そのくらいの費用に僕の小遣いは耐えられます。

 明日は昼間に採れるであろうコゴミやフキノトウ等の山菜と市場で売っているはずの山うどやエビなどの食材を追加で購入して、 車中泊する適当な場所に腰を落ち着けたたら、 天ぷら作って 「適量のアルコールを飲みながら夕食を楽しめれば良いな」と思っています。 なを、 昨年の春の山菜時期に一緒した F さん家族とも、 昼過ぎに湯之谷の道の駅で合流する計画にしています。

 今日の午前中、 雨の降り出しは未だ、 荷物の積み込みはほぼ終わりました。  せいぜい楽しんで来ます。
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知床観光船 事故 救助の表現に違和感

2022-04-25 10:41:22 | タナカ君的日常
神戸新聞NEXT より画像を転載

 一昨日の23日、 ウトロ港を出発した知床半島の観光船が船体の傾きと操船不能の連絡を発信した後、 乗客・乗員が船体もろとも消息不明となって大騒ぎになっている。 昨日からは漂流中の人体・数体が「救助に向かった巡視船や漁船に発見され、 病院に運ばれた」との報道が相次いだ。

 これに関連するニュースで扱われる用語「三名を救助」「病院に搬送」とかの表現の中に含まれた

「 救助 」の文字に違和感  を覚えてしまう。

 日本は法治国家、 法律で人間の死亡判定は医師が行うと決められているからだろうけれど、 日常的な救急車でも、 今回の救助船の場合でも呼吸が停止し、 心臓の鼓動が感じられない心肺停止状態の人を医者の居る病院等に搬送するのが決まりごとの様になっている。

 また高齢者が自宅で医者にかからずに生活している中で死亡した際にも事件性が無いかと警察が関与して来たりする。 そして死亡診断書が有って初めて火葬場の利用手続きも開始出来る様だ。

 そんなだから海面をほぼ一昼夜漂って心肺停止状態で見つかったとしても医師の診断で死亡が確認されるまでは「生きている状態」と扱うのが習わしとなっている。 それにしても「救助した」の表現は如何なものか。

 僕の腑に落ちる表現としたら「救命胴衣を着けた漂流者・三名を発見し 病院に搬送」、「なを三名ともに心肺停止状態」 ですね。 そうした方が北海道旅行に送り出し、 遠方で暮らす家族にも 「ああ死んでしまったのね」と無用の希望を抱かずに済むんじゃないですか。

 遊覧船の乗客は全員救命胴衣着用が規定されているのだろうけれど、 発見された人々は本当に着用していたか? そんな事にも興味が有ります。 「一般的にオレンジ色した救命具を着用していたら、 発見に至るまで、 もう少し早い時間に見つかるんじゃ無いか?」 そんな疑念も湧きますし
  
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高齢者に必要な教育と教養

2022-04-24 19:15:04 | タナカ君的日常

 世の中の人々には知っている人が多いらしいタイトルにとりあげた言葉。 僕は今まで知らなかったのだが、 妻が教えて呉れた言葉です。

 若者に必要な教育と教養とは異なる範疇の「きょういく、きょうよう」であるそうです。 

 ひらがな部分に当てはめる正しい漢字は「今日行く、今日用」であるそうだ。 バカバカしい言葉遊びみたいな話だが「言い得て妙」とも言える。

 家に閉じこもってばかり居ないで外に出て人に会い、 お喋りしたり、買い物したり、 そんな事が「元気な老後生活に必要だよ!」の標語でした。

 「世の中に広く知られて居るみたい・・・」 そう感じたのはGoogleで検索する際にTop写真の如く、 検索語句の一覧に出て来たからです。
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遠近両用メガネの機能 百円の追加費用で実現

2022-04-23 09:22:15 | タナカ君的日常
+1.5 の老眼鏡 プラスチック製 百均で入手

 今年は運転免許更新の年だった。 それに備えて眼科医を訪れメガネを新調するための検査を受けた。 正確な理由は知らないがその眼科医では週に一度、 メガネ新調に関わる視力検査の担当医を外部から来てもらっているらしかった。 従来から使用していたメガネは乱視と近視の補正が入ったメガネだった。

 その眼鏡新調のための検査を終えた時の話、 「タナカさん、 この処方で作って貰う眼鏡、 車の運転免許更新を目的にする視力検査通過目的の見えは良いですが、 新聞を読む時など、 近距離の見え方に問題が生じるとおもいます」 「遠近両用のレンズにする事も考えられますが、 百均で売っている+2.5 の老眼鏡を併用すると簡単ですよ」そんな話と共に百均で販売している老眼鏡を試用させてくれた。

 その話を聞いた時には「新聞読む時には眼鏡を外せば済むさ」と軽く聞き流していたのですが、  あれから運転免許の更新も無事に済、 2ヶ月が経過した今になって百均で売っている老眼鏡の話を想いだして試してみた。 最初は「+2.5 の老眼鏡」を試してみたのだが見える範囲が近距離過ぎる様に感じたので、 新たに「+1.5 」の物を再購入した。(Top写真がそれ)



ダブル眼鏡を着用して簡易遠近両用機能実現
現状新聞を読んだりする時に便利に使用しています。
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プーチンの戦争 国防大臣も操り人形?

2022-04-22 08:18:57 | タナカ君的偏見
今日のTop画像はBBCが提供する動画の一部をGIF動画化したものです。
BBCニュースサイトに在った画像を利用しました

 ロシアの Putin 大統領、 自分の国を帝国ロシアの時代に復帰させようとしてかウクライナに侵攻して早くも2ケ月目、 思うような戦果が挙がらない中、 昨日ロシアのショイグ国防相がテーブルを挟んで着席したプーチン大統領に対して、「マリウポリを制圧した」と報告する様子のTV映像が世界中を駆け巡った。

 我が日本でも夜8時からのBSフジのプライムニュースの冒頭で 、その10分を越える映像が流された。

 ニュースの概要はこうだった :


 国防相が手にした何枚ものメモを手にしてマウリポリ制圧の様子や製鉄所敷地の地下に隠れた多くの市民に対して安全な場所への避難を手助けしたこと等を報告、 その報告を聞いた大統領がマウリポリの制圧を認め、 地下に立てこもる兵隊への攻撃は当面中断、 包囲の持続等の指示をだした。 Top画像は後半に大統領が口頭で指示している場面です。


 その映像で僕が興味を持ったこと :


   国防相は椅子に極めて浅く腰をかけていた。

   大統領は椅子に深く腰をおろして居た。
   しかし威厳のある姿に見えない感じがした。

   大統領は右足のかかとを床に付けたまま、 つま先を
   空中に持ち上げる気障りな動作を時折繰り返して居た。

 テレビを観ていた時には大統領の足先の動きだけに僕の注意は向いていたのだが、 二つの瞬間を抜き出してGIF動画にしてみると、 なんとこの場面では国防大臣を足先で操っている様に見えてしまうのが面白い。
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雪の結晶撮影装置 バージョンアップ計画 見直し

2022-04-21 09:52:57 | DIY

 3月下旬にUpした「雪の結晶撮影装置 バージョンアップ計画」、 その計画は二段階に分けて進める事に変更した。 第一段階は現在の撮影システムからカメラを取り除き、 背景照射ランプや表面照射ランプの制御回路はそのまま流用、 カメラは仮に任意角度で保持出来る形を準備して「立体的に鼓型結晶を撮影」する実験を行うのだ。 その後の第二段階で撮影システムの作り直し作成に進む。 その理由はこうだ・・・

 鼓型の雪の結晶が立体的と感じる様に撮影するために塩の結晶を被写体にして試し撮りして見たものの、 本物の雪の結晶に対して有効な視座の情報が現状不足している。 だから来シーズンには鼓型の雪の撮影の際には撮影システムに組み込むカメラは、 新たに準備する自由雲台を含んだ簡易なカメラ固定具(Top写真参照)を準備してて撮影にトライし 「第一段階では、どの様な角度にカメラをセットし、 どの様に照明の光を当てれば思い描いた様な写真が得られるか? それを試そう」と考えたのです。




 自由雲台に乗せたカメラを撮影システムの脇に置く実験案。


 実のところ、 今のカメラユニットに代わる新しいカメラユニットの具体策を考え始めたものの、 バージョンアップ計画記事のポンチ絵で描いた様な撮影対象の雪の結晶を中心にして角度を変化させるメカニズム、 

 被写体から一定距離を保ったまま撮影角度を変化させてもフォーカスがズレないで撮影可能、 そんなメカニズムを最初から一発で完成させる自信が湧いて来ないのです。

 それで自由雲台にカメラを乗せて、 色々の状態で撮影して 「この角度で撮影すればOK」 そんな状態を確認してから(そんな万能な視座を見つけられるか判らないけれど)、「第二段階で撮影角度を固定した簡単な構造の撮影装置を製作しよう」となったのです。

 第一段階の実験は来シーズンに実行。 第二段階は更に次のシーズンまでに完成を目指すものの、 そんな来年の事を言う僕を、どこかで鬼が笑っているかもしれません。 
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越後の山菜採り地域は多量の残雪情報 @ 2022

2022-04-19 09:40:06 | タナカ君的日常
強羅で採取した木の芽


 例年通り、 弘前の桜見物に出かけたAちゃんから今朝電話があった。 帰り道に新潟県魚沼地域の山菜採りに出かける地域の何箇所かを巡り、 その様子を見て来てくれての現地の状況。

 「只見線沿いや湯之谷地域を見て来たんだけど、 雪が一杯残っていて、今週では未だ山菜採りには早い感じだよ」 そんな話でした。

 ところでTop写真は先日の箱根への旅の2日目、 悪天候だったために乙女峠へのハイキングを諦め、 強羅にある「箱根美術館」を訪れた際ロープウェイの早雲山駅から登山鉄道の強羅駅までケーブルカーの線路に並行して直線的に下る道路を歩いて下ったのですが、 その急坂の道路脇で見つけた「木の芽(アケビの新芽)」です。

 帰宅後すぐに湯を沸かして重曹を投入、 やや紫色した木の芽を茹でて緑色に変身したそれを酒のツマミにした時の写真です。 茹でた木の芽は水で晒した後、卵の黄身を絡めて頂きました。

 同じ道路の脇にはふきのとうが大きく育つ場所が在りましたが、 背伸びした先端には花が開き、 食用の時期を過ぎていました
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