八方尾根でバテる寸前

2012-08-02 07:22:42 | ヤナバ生活
 八方尾根を唐松小屋に向かって登る途中、八方池を通り過ぎ横に雪渓を見る丸山ケルンへの上り道では「何か食べなくてはバテる」、心のなかでそう思って行動食に買ってきた甘いあんこの入った三笠山を口にして、口をモグモグ何遍もやったのだが、喉に飲み込める気分がしてこない。 唾液が十分に出ないでネットリ感が強く口腔内にへばり着いちゃったままなのです。 仕方が無いからペットボトルの水を含んでお腹に流し込みました。 そしてまた、唐松小屋に辿り着き黒部渓谷の向こうに並んだ立山・剣の連山を眺めながら昼食休憩しようと地面に座り込んで、あぐらをかこうとしたら膝から伸びる筋が一瞬つりそうになり慌ててあぐらをかくのを止めました。 なにやら体調はバテる寸前であったようです。

 ヤナバにやって来て暫く天候不順が続き、晴れ間が出始めたと思ったら毎日雷雨がありました。 そして「雷三日」のタイトル記事を書いたのが3日前、その翌日7月31日にやっと夕方まで安定した青空になりました。 本州南方洋上には小さな台風が蠢いて居ますけれど、そいつが西進するのを止めて鎌首持ち上げて進路を北に変える気配は無いから好天は続くだろうと踏んで、昨日八方尾根を唐松小屋まで往復して来たのです。

 午前中は「写真を撮るにはもう少し雲が有った方が絵になるのに・・・」そう思うほど雲なしの快晴。



 八方池を越えた上部から丸山ケルンの手前までは樹林に入って日陰があったから良いけれど、他の場所は日陰の無い尾根道だから暑さもかなり強かった。 だからばてたか? いや違いますね。 ゴンドラに乗って高度を稼いでから楽な歩きと云っても、2600mを越える位置にある唐松小屋迄、標高差約1000mの登りは普段の平地のお散歩だけではトレーニング不足だってことだと思います。



とりあえず稜線の小屋にたどり着いた証拠の写真を載せて置きます。
後方は黒部渓谷を越えて立山・劔が見えてます。

[ 記録 ]
7:10 ゴンドラ山麓駅から乗車、 車は町外れのB駐車場・無料に入れた。
7:40 八方池山荘を歩き出す。 9:00 八方池。 10:10 雪渓下部。
10:50 丸山ケルン。
12:00 ~ 12:40 唐松小屋に到着、大休止。
13:20 丸山ケルン。  14:35 八方池。
15:15 兎平ゴンドラ乗り場着。 
    屋外テラスのベンチに陣取り、残していたきゅうりに味噌を付けた
    モロキュウを摘みに、 冷えたビールでご苦労さん!!

 下りきってから、みみずくの湯にノンビリ浸かり、蕎麦屋で夕食を摂って、
山荘に帰着したのは 18時すぎていたか?

[ 行動食 ]
 コンビニおにぎり 1個、 三笠山 1個、 大福 1個、
 グレープフルーツ 1個、 ぶどう 1房、
 きゅうり      1本、 味噌 大さじ1杯てんこ盛り、
 水 500cc。
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