年越しは安曇野で

2017-12-31 20:49:54 | 国内旅行と山歩き
 大晦日の今日は安曇野の知人宅で年越しをするために、朝の6時に自宅を出発し国立ICから中央高速に乗り、 安曇野にやって来た。 道路にはほとんど積雪は無く、順調に走れました。 

 例年の年末は大晦日より2~3日ほど早い時期に東京を出発するのだが、 小仏峠トンネルを先頭とする渋滞に引っかかるのを避けるためには5時台の早い時間に高速に乗る必要があった。 それが6時10分過ぎてから家を出たのに渋滞が全く無い状態の中央高速を走る事が出来た。 「出発日時を大晦日にする方法はなかなか良い方法だな」 と思いました。

 
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「お爺さん」と呼ばれた日

2017-12-30 21:32:29 | タナカ君的日常
 先日の草津YH、 朝9時少し前のこと、 談話室のテーブルに大学生ほどの年頃の若者が二人座って居た。 二人の間には電気ポットが置いてあり、 一人はカップヌードルを所在無げに持ち、 もう一人はインスタントのドリップ式コーヒーの袋をいじっていた。 そしてポットの蓋を持ち上げては「早く沸騰しないかな・・・」そんな面持ちで覗き込んで居た。 その湯沸かし器はヒーターの容量が小さくてお湯が沸くのに時間が掛かるのを僕は知っていた。 そして僕の手には従業員さんに頼んで、お湯を満タンにして貰った1.2リッターのテルモスがあった。 それで湯の沸くのを待っていた若者のどちらへとも無く声を掛けた。

 「このテルモスのお湯を使っても良いですよ」 とね。

 そしたら彼らは喜んでテルモスのお湯を使って呉れました。 そんな事があったのを切っ掛けに話が続きました。 彼らは台湾出身で東京に留学中(早稲田大学)の学生さんだとか、 草津に来るのに新幹線で軽井沢、 そこからバスに乗り換えて草津までやって来たなんて話を聞きました。 片道の交通費がおよそ7000円もしたらしい。 YHのブックシェルフには高速バスのチラシが入って居るのを知っていたので、 それを見せて、 新宿のバスタから直通のバスで草津に来れる事、 運賃は彼らのルートの半分ほどで済む事などを話してあげました。

 そんな会話が進んで居る時に、 彼らの方から僕に質問がありました。

 「オジイサンは何処に家がありますか?」 と。

 一瞬ギョッとした気分になりました。 だって今迄ボクは他人から「お爺さん」と声を掛けられた事は無かったし、 そう呼ばれるのが嫌だったから、 孫にも「じいじ」とか「おじいちゃん」なんて呼ぶのを断って、 「おじちゃん」と呼べと拘って過ごして来たのです。

 でも考えてみたら・・・

 頭は白髪、 顔面には沢山の老人性のシミが浮かび、 皮膚の張りが無くなった首筋には縦皺が発生していて、  容姿はすっかり草臥れたジジイなのだ。

 初対面の人から 「おじいさん」 そう声を掛けられても不思議は無いのです。 それに彼らの声音に尊敬の呼びかけ言葉としてのそれを感じましたから。 喜んで返事をしちゃいました。
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低空気圧でタイヤが変形・空気漏れ

2017-12-29 17:26:40 | トラブル対応
 「トラブル対応」 と言うカテゴリーを追加した。 世の中にトラブルの種は色んな分野に充満していて、 「へ~?!」 と思うような解決策があったりする。

 この前の草津YHでの出会った話も 「へ~、そうなの」 と聞くに値する話でした。 「田中君的日常」カテゴリーに放り込んでも良いのだけれど、新規のカテゴリーを設けて最初に書く記事になります。

 一晩で新たな積雪が20cm程もあった翌朝。 YHオーナーのSさんは駐車場の積雪を小型のブルドーザーで除雪をしようとしたのだが、 今年の春先以降使わないで放置してあったブルドーザーのタイヤの空気圧は大分抜けていたらしい。 それを動かしたらホイールにはまり込んでいるタイヤが変形して隙間が出来て、 更に空気が抜けてしまったそうだ。

 それでYHに設備されているコンプレッサーを動かしてタイヤに空気を充填しようとしたが、 何処かに空気漏れ箇所が有るらしく規定の空気圧に達してくれないで困っている最中だった。

 何しろ小型とは言えブルドーザーのタイヤなんてゴツくて重いやつだ。 それを雪の積もった屋外で車体から外してコンプレッサーの置いてある建屋の中まで運んで来るだけでも疲れる仕事。 なのに空気を入れようとしても圧力が上がって呉れないのだそうだ。 Sさんの口からは 「ここのコンプレッサーより強力なやつで一挙に空気をいれて、 タイヤのゴムとホイールとを密着させないと、 密着性が悪くて空気が漏れるのかも知れないんだよ・・・」 とぼやいていた。

 他のお客さんはゲレンデへ出かけたりするのに自分の車でさっさと出発していたから、 僕の2WDの車だって何とかなるとはおもっていたし、 昼過ぎまでは雪の結晶撮影を継続する積りでいたから、 「ブルドーザーがすぐに動かなくても、なんとかなるでしょ」 と想いつつも、 なんだか悪戦苦闘しているみたいだから、 様子を覗いがてら話を聞いたのです。

 そして「除雪基地には大きな除雪機械が沢山あるんだから、 空気を入れるコンプレッサーだって揃って居るんじゃないですかね?」、「ガソリンスタンドより近いんだから、 そこに行ってみたらどうですか?」 等と余計な口出しもしてみた。

 結果 :

 知り合いの居るガソリンスタンドで空気をいれさせて貰う事が出来たそうだ。 ただし、 ガソリンスタンドの設備でも最初はどうやっても空気圧が上がらず困ってしまったそうだ。 

 そしたらスタンドの知人が「試しに、タイヤにお湯を掛けてみてごらん」 と教えて呉れたらしい。 「積雪の中でタイヤが変形して空気漏れを生じた際、 雪がホイールとタイヤの間に嵌まり込み、 そいつがタイヤとホイールの密着性を阻害している可能性が有る」 との見立てで有ったらしい。

 それで言われた通りにタイヤにお湯を掛けてから再度空気を入れるみたら、 無事に規定の空気圧まで充填出来たそうです。

 餅は餅屋と言うか、 雪国のGSの人はそれなりの経験値があるなーと思いました。
 
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淡い背景画像の中でのクッキリ画像

2017-12-28 11:57:35 | 雪の結晶撮影
雪の三兄弟


 寒波の南下と降雪予報の出た26日の火曜日から翌日の水曜日に掛けて草津温泉に出かけて雪の撮影にトライして来た。

 僕が目標とする淡い背景画像の中で雪の結晶の外形と内部構造がクッキリと表現された写真、 それに近づく努力が少し向上して来たと感じる写真が撮れた。 点数を付けるとしたら60点か。  なにしろ別の被写体と背景画像の中でのそれは相変わらずクッキリ感の物足りない画像になってしまい、 自分でイメージする写真を自在に撮影出来る状態では無いのですから。




 草津では前回と同じくYHに泊まったのですが、 流石に年末、大勢のお客さんで賑わっていました。

 そして降雪もあって地面の見えていたYHの駐車場も車の屋根も真っ白な世界になってしまいました。

 その草津への往路、 圏央道外回りでは複数台による事故が発生し狭山ICから圏央・鶴ヶ島に掛けて渋滞が発生しちゃいました。 判っていれば関越・鶴ヶ島まで下道を走ったのですがね。 パトカーと救急車は路側帯を走り抜け、 消防車2台は走行車線と追い越し車線の車列を左右に割りながら事故発生地点へ走り抜けて行きました。

 これからの年末、そして正月休み、 高速道路での事故には気を付けなくちゃね。


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一升餅ならぬ一生パン

2017-12-26 07:42:27 | タナカ君的日常
 クリスマスイブの日に孫の1歳のお誕生日も兼ねたイベントがあったので孫が暮らす家まで出かけて来た。 ”一升餅ならぬ一生パン” でした。

 一升餅と同じ重量だとかの小麦粉で作られたパンだそうで、 孫の背中に括り付けられたそれは餅に較べたら随分と大きな物でした。 そして体に結んだ風呂敷はパン屋さん提供のビニール製の風呂敷だったから滑り易くって、 小さな肩からは少し動くとすぐにずり落ちてしまう状態で、 少々気の毒でした。


話しを替へます。 サウンド・オブ・ミュージックの映画を三回以上も映画館で観るほど入れ込んだ僕。 ザルツブルグの郊外のロケ地を訪れた事もある。 昨夜の海外ニュースに依れば映画の中でTrapp一家の長女役・ルイーザを演じた女性 Heather Menzies-Urich さんが亡くなったと報じていた。 享年68だったとか。 僕はそれを何歳も越えた歳になっている。 そんな事もあって、 「孫の成長に伴う折々のイベント、 何処らへんまで付き合えるだろうか?」との想いが頭に浮かぶ。 なにせ僕達が子育て中に病床にあった義父が「孫の小学校入学まで見届けられたらなあ・・・ そう思っていたけど、 どうやら駄目だよ」 そう語ってから程なく亡くなった事もありましたしね。 その義父の歳さえ越えているのです。
  
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背景画像フォルダ製作

2017-12-25 13:10:37 | 雪の結晶撮影
 スライドフォルダに背景画像を入れてみたら「これは良い!」の気持ちと 「サイズが合わない」、「雪が掛からない様なケースが必要だな・・・」 そんな気持ちが沸き起こった。 それで今日は専用の背景画像フォルダを作る事にした。

 材料は百円均一のダイソーで売っていたプラスチック製のまな板的な物2枚、 一枚は厚さ3mmほど、もう一枚のカバー用に厚さが1mmほどの薄いやつ。 それと、 適当なギャップを維持するための2mmほどの厚さに製材された帯状の木材の板。

 ベースとなる3mmのまな板に両面テープで仕切りとなる板材を貼り付けました。 一行に4枚の背景画像を収容することにしましたが、 それらの間隔を維持するために写真には見えませんがグルーガンを使ってそれぞれの中間位置に仕切りとなる小さな丘を盛りました。

 とりあえず薄いほうのまな板は適当なサイズに切断加工して、 現在は輪ゴム数本を使って蓋として被せてあります。

 作った背景画像の全ては収容出来ませんが、 ここに収容仕切れない物は適当な容器に入れて持ち運びします。


 
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Slide file スライドファイル

2017-12-24 09:07:27 | タナカ君的日常
 「スライドファイル」と聞いてどんな物をイメージしますか? 僕の場合はカラースライドフィルムを収容する物で、 Top写真の様な物だ。 今でも売っているのかどうか?

 このところ熱中していた雪の結晶撮影に使用する背景画像作り、 枚数的には充分な数を作ったので、 保管と撮影現場での選択使用に都合の良い方法に思いを巡らせた結果・・・

「そうだ昔使って居たカラースライドフィルムの保管ケースが良いかも」と想い至り、開き戸付きの本棚からそれを引っ張りだして来た。


 試しに4枚ほどのスライドフィルムを取り外して替りに背景画像を挿入してみた。 背景画像の方がサイズが小さくて、 きちんと保持されない問題はあったが、 一覧性は抜群だった。 「なんとか収まりが付くように工夫して使ってみようか」 そんな事を考える一方で、 まだ若くて頭の毛が黒々していた妙高のゲレンデに立つ40年以上昔の自分の姿に見入ってしまいました。 それにしても色褪せが少なく、 良い保存状態ですね。
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背景画像を18枚製作@2017

2017-12-23 09:51:50 | 雪の結晶撮影
 手に乗せてあるのが雪の結晶の撮影に使う背景画像。 商品の包装用プラスチック袋に印刷されたカラー画像の部分をこの様なサイズに切り抜き、 透明なプラスチック板(PET)に貼り付けて作ったものだ。両脇に見える黒い帯状の部分は厚さ1.5mmほどの厚紙を貼り付け、 画像部分が他の物と擦れてダメージを受けないための工夫です。

 手にした小さな画像1枚でも位置を少しずらせば異なる色合いの背景画像となります。 下の画像の [ A,B,C ] がそれです。



[D]は8色のカラーチャート風の画像を使用

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相撲取りが怪我した程度で騒ぎ過ぎ

2017-12-22 22:43:32 | タナカ君的偏見
 相撲取りが集まった酒の席で横綱の日馬富士が同じモンゴル出身の他所の部屋の力士の態度に腹を立てて何かで顔をぶん殴って怪我を負わせたと聞く。 「それだけのことだ」で済ませれば済むことだろうに、 角界の連中やマスゴミ連中が寄ってたかって大騒ぎ。 「どんな理由があろうとも暴力はいけない」なんて小学校の子供達の取り決めみたいな事を力士全員を両国国技館に集めて言い聞かせてみたり。

 「馬鹿じゃないか・・・」 そう思うのは俺だけかな?
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ポリ袋で背景画像製作中

2017-12-21 20:30:48 | 雪の結晶撮影
カラー印刷されたビニール袋を利用した背景画像と素材

 つい最近まで僕は雪の結晶撮影にあたり、 背景画像としてデジカメの液晶画面に表示させた画像を用いていた。 それは「パソコンで任意の色合いの画像を描いたりデジカメで撮影した画像等を利用すれば思うような背景画面の中に雪の結晶を浮かび上がらせる事が出来る」 そう考えたからだ。 それはある意味間違っては居なかったし、 結構それっぽい雪の絵も撮れていた。 しかしロシアの写真家さんが発表する淡い色合いの背景画像の中の雪の写真の様に結晶の外形や内部の微細な構造の特徴をクッキリと表現出来ない事に悩んでいた

 所が背面照射光源を点光源と見做せるLED(発光ダイオード)を用いると雪の結晶がクッキリと撮影出来る事に気がついたのだ。

 それはどうしてそうなるのか? 筋道だって確か説明は出来ないが、 「背面照射光源として面光源である液晶ディスプレイを使うのと点光源のLEDを使用する事による違いでコントラストの付き方が異なる」だろう事と 「LEDが発する強い光が被写体である雪に対してコントラストを強めてくれる」 そんな二つの理由に依るものであろうと推測しています。 

 ところでLEDを背面照射光源として使うとなると透明なプラスチック板に何らかの方法で着色した画像を背景画像として新たに用意しなければなりません。 それで一昨日の記事では3種類の素材で試作を開始したと話しましたが、 最終的にはカラー印刷されたビニール袋を利用することにしました。 その理由を記して置きます。


マニキュア用塗料 :

 透明なプラスチック板の上に光の透過性の面で均一に色を塗るのが困難。 作業中の溶剤の臭いが気分を悪くする。 等の欠点が気になり、 早々に却下した。

マスキングテープ :
 LEDからの光量減衰、 曲線的なパターンを作るのが面倒。
等を理由に使用中止。

カラー印刷されたビニール袋 :

 好ましい背景画像として使えるか? 切り出した印刷された部分を用いて実際に背景画像として好ましい結果がえられるかか? 一つ々確認が必要。


ダミーの雪と背景画像

 そんな訳で、 今日はカラー印刷されたビニール袋から文字や絵が印刷された部分を切り出して透明プラスチック板の上に貼り付けて(貼り付ける際の接着材としては透明なマニュキュアのベース液を使用した)、 そしてプラスチック片のダミーの雪を撮影して背景画像の効果を確かめながら、 製作を本格的に開始したのです。


ダミーの雪の拡大 
微細構造(プラスチックに付いた傷)も良く見えている


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