サングラス見物の人々@Divide Ranch

2017-08-31 08:23:38 | 皆既日食見物@2017
特別 寝そべりグッズ 使用の人

 日食観察のためには望遠鏡などを使用せず、日食グラスを着用して肉眼での見物スタイルをとる人々が多くいました。 パーセンテージ的にはそれが多数派だった様に感じました。

 見物目的の人々に向けて駐車場を設けた Divide Ranch からは、 太陽観察用のサングラスが入場時に提供されました。 日本で購入して持参した友人は「これが判っていたら、日本で買わなくて済んだのに・・・」 とぼやいていましたが、 スペシャルプレゼントとして提供される事が判ったのは出発3日前の8月15日の事だったのですから、 時間的に間に合いませんでした。

 さてサングラスで日食見物した人々、 多くは車に椅子を積み込んで来ていました。 その他にも安直にブルーシート、 特別寝そべりグッズ(Top写真)、 等などの人々が居りました。



 


椅子派の人々


ブルーシートの人々


何も無い我がグループ



 またファッション的には 皆既日食状態の太陽を手描きしたTシャツを大人から子供まで全員が着用したグループが居ました。 


 さらにはトレーラーに積んで来た Sheep Wagon を寝室にされている方とも出会いました。 そのワゴンの写真を撮らせて貰っていると、 テンガロンハットを持って来て、 妻たちの頭に乗せてくれました。 このワゴンの持ち主の Peter Groth 氏、 どうやらElkhuntinginの教育活動に熱心な方の様で、 頂いた名刺にその事が書かれていました。 興味のある方はWebサイトを見に行ったらどうですか?

 さて、生まれて初めて見た皆既日食(金環日食は日本で見たことがあります)。 「冥土の土産に・・・」 そう想って、 今回アメリカまで出かけた訳ですが、 皆既状態に達するまでの強烈な太陽光線が弱まり、夕方近い明るさになって行く様子、


 中天高く輝きを見せた水星と金星の位置
iPad アプリ「スカイガイド」 画面


 皆既状態の時に姿を見せた太陽の縁にある紅いフレア、 皆既状態の終了直後にほんの僅かな時間だけ発生するダイアモンドの輝き。  我が「山岳会の会長」でもあり「中野星の会」だったかで、 天文関係の活動もなさっていた今は亡き先輩からは皆既日食の素晴らしさを聞いていましたが、 確かに感動ものでした。 


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 シアトル近郊に在住されている方が以下の様なコメントを下さいましたが、 次回は是非皆既日食帯での観望をお勧めしたいと思っています。


 お隣のオレゴン州は皆既日食が見れたのですが、シアトルは92%隠れるというので、わざわざ行くほどではないだろうと行きませんでした。太陽の力は思ったより大きいのか、92%の時点でもそんなに暗いとは感じませんでした。30%くらい日差しが弱いくらいの感覚でした(涙)。
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望遠鏡や望遠レンズ付きカメラの人々

2017-08-30 10:09:27 | 皆既日食見物@2017
 このGIF動画、 同行した友人が撮影した画像で作成


 皆既日食を見物するために集まった人々の装備は様々だった。 今日はそんな人々の様子や日食の画像をご覧いただこう。 かく言う僕は、 皆既日食その物の見物のみならず、 日食を見物する人々の様子にも多いに興味をもって見物して来たのです。


本格的な赤道儀の付いた雲台に載せた望遠鏡、


 12”と大口径の反射望遠鏡、


 バードウォッチングにも使えそうな物、



 望遠レンズを取り付けたデジカメ派


同行した友人の望遠レンズ付きカメラ



 望遠鏡を持っている人達、 そこに近寄って「見せて下さい」 とお願いすると、 喜んで望遠鏡を覗かせて呉れましたし、 接眼レンズの所にデジカメを押し当てての撮影も許してくれました。 また皆さん何か質問すると、 機材に関する薀蓄を喜んで語って呉れました(聞いている僕には聞き取り能力不足で大半が判らないのですがね・・・)。

  

 いずれの方も対物レンズ側にフィルムタイプの太陽撮影用フィルターを取り付けてありました。 それは我が友人のカメラも同じでした。

 明日はサングラスによる肉眼観察派の人々の様子をご覧いただこうと思っている。
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ピンホールBoxで日蝕観察

2017-08-29 09:30:57 | 皆既日食見物@2017
”Divide Ranch ”


 今日から暫く、 Wyoming州はUS-Highway26号線沿線のDivide Ranchにおける日食見物の様子の詳細を何回かに分けて書いてみたいと思っている。

 とにかくアメリカの牧場の敷地は広大だ。 その一画を日食観察の場として提供してくれた牧場があって、 そこが開設したWebサイトを通じて僕たちは予約を入れたのだ。 デンバーから北上する I-25や US-Highway26号線沿線では「駐車場提供」の看板を出している所を幾つも見かけました。 我々が利用させてもらった牧場、日食前夜には100台近くの車(キャンピングカーや普通車)が集って居たと思うのだが、 なにせ広大な土地だから過密感は全く無かったです。


まばら感あふれた駐車の様子


 そこに集った人々の日食観察の道具立ては様々でしたが、 ダンボール箱を使ってピンホールBoxを用意してきたグループがありました。

 ある家族は小さな四人の子ども達一人ひとりが使える様に4つの箱が準備されていました。

 また別のグループはダンボール箱を幾つも組み合わせて巨大なそれを作ってセットアップしていました。 まるで北朝鮮のミサイルに対抗する迎撃ミサイル発射装置? みたいな大きさです。 その入射光側を大のおとなが太陽に向ける子午儀の役を果たして、 底面に太陽の欠けていく形が投影されるのですが、 それを脇に開けた穴から顔を突っ込んで覗き込むのです。

 僕もカメラを突っ込んで、 写真を撮らせてもらいました。



前部を支える大人


側方の穴から覗き込む子どもたち


 明日の記事では望遠鏡を用意した人々の様子をご覧いただこうと思っている
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帰国した実感

2017-08-28 19:12:26 | タナカ君的日常
 ほぼ予定時刻でSFOを出発した飛行機は、 成田空港に予定時刻よりも30分近く早く着陸した。 同行した友人はバスを利用しての帰途に付き、 僕たちは京成の電車に乗り、 日暮里で山手線に乗り換え東京駅へ、 その時に撮影した車内の風景がTop写真だ。 7人掛けの座席に座る乗客全員がスマホやラップトップを触っていた。 「日本に帰ってきたなー!」 それを強く感じる光景だった。 

 更には東京駅を出発した中央線の車内では写真を撮るのは憚ったが、 若い女性が優先席に座り込み、 付けまつ毛の手入れに余念の無い。 小型な鏡を相手に、 誰はばかる事無く自分の顔をいじっていた。 更には小さな鋏まで持ち出して、付けまつ毛の材料を切り分けてまつげ全体の一部分に付け加えるような事までも。 車内の座席で鋏を弄ぶとは危険なはずなのに、 当人は全く頓着していない様子。 「止めたらどうですか?」と声を掛けようかとも想ったが、 それをヤメタ。

 兎に角、皆既日蝕見物の旅から無事に帰国したのです。
 
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日蝕見物の旅も最後の夜@Sunnyvale

2017-08-27 13:17:28 | 皆既日食見物@2017
 日蝕後に3泊して楽しんだヨセミテ国立公園。 そこは周辺で山火事がくすぶり、 その煙の影響を受けている地帯だった。

 それはデンバーからSFOに戻る機窓からも見ることが出来た。 Top写真はハッキリしないだろうが、 その煙霧が谷間を埋めて広範囲に広がっている様を撮影した物なのだ。

 なにしろ、 デンバーからの帰途では飛行機の左側窓に席のあった僕から、 立ち上がって急な角度で見下すと、 ハーフドームの姿が煙が棚引く雲の上に頭を出して居るのがハッキリと確認出来たのです。 写真には写せませんでした、 なにせその時には「ハーフドームが下に見えるぞ!!」 と 後部座席の友人に伝えると共に、 妻に機窓を譲り渡しましたからね。


 ヨセミテを立ち去る道すがら、 走る車の中から見渡す景色のなかに、 何時の火災の物かは知れないが、 何箇所も立木が焼けてすっかり葉を落とし、

 黒く焼け焦げて立っている様を眺める事になりました。




ヨセミテビレッジ内のインフォメーションセンターの入り口にも
[Fire Information]の立て看板が置かれているのでした。


 そんな風景の中をサンフランシスコ湾南端のSunnyvale市域のモーテルに戻って来たが、 旅の夜も今日で終わり、 現地時刻の27日の明朝にはSFOまで一走り、 レンタカーを返却して飛行機に乗れば、 今回の旅も終わりです。
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旅も終盤@ヨセミテ

2017-08-26 22:52:54 | 皆既日食見物@2017

 キングスキャニオンでジャイアントメタセコイアを眺め、 ヨセミテではセンチネルドームやノースドーム周辺をウオーキングして、 いよいよ旅も終盤になりました。 YosemiteのHarf Dome Vilegeのインターネットアクセスは大混雑で繋がりにくく、 今は朝の7時前だが、やっと繋がったのでブログを急いでアップしている。
 

メタセコイア・グラント将軍@キングスキャニオン



 今夜にはサニーベールの宿に入り、 明日はSFOから帰国の途に就く。

結局この記事もYosemiteでは何やかやの理由があって、ブログはUpできず、 サニーベールのMotel6に到着して、 インターネットに快適に繋がる環境が得られ、 やっとアップしているのです。 流石にシリコンバレーの一画の地ですかね
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多発したトラブル@日食見物の旅

2017-08-24 06:57:15 | 海外旅行
 昨日の記事では今回の皆既日食見物の旅のおよそ半分が過ぎた事にふれた。 何事も無く順調に事が進んで居たか? 「いやいや、 トラブル多発でしたね」 しかし、それぞれなんとかやり繰り出来て、 旅は進行しています。 個々の詳細に触れる記事を書く余裕はないのだけれど、 項目だけピックアップして記録しておこう。

 1. Levi'sスタジアムでの観戦チケット紛失。
     チケット売り場に紛失を申し出て、 再発行。


 2. 日蝕見物当日の追突接触事故
     日蝕見物帰途の渋滞でノロノロ運転の中で当方が追突
     お互いの車の追突箇所の状況が軽微である事を確認。
     握手をして、 対応終了。

 3. レンタカー返却手続き: 
     早朝05:45頃にHERTZに車をReturn、 その際に
     Express Returnなる制度を知らず、
     書類提出のタイミングを得られないまま空港シャトルに
     乗り込んでしまった。
     鍵はシャトルバスの運転手に預かって貰い、
     書類はサンフランシスコに到着後、 すったもんだの末
     SFOのHERTZの事務所で精算書類を受け取る事が出来た。

 4. 長期間駐車場 追加料金 発生
     飛行機の遅延、 車の書類問題処理、そんな事で
     レンタカーを駐車場から出庫する前に、 追加料金発生。
     その無人ゲートでの料金支払で手間取ってしまう
 
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Denver から Flesno へ移動

2017-08-23 13:24:52 | 皆既日食見物@2017
木蔭でニンニク味アイスを賞味中

 日食見物を終えて、 いよいよ旅も半分終わった訳だ。 後半はジャイアントメタセコイアの巨木の見物とヨセミテ国立公園内で3泊してのハイキングが旅のメインとなる。 そのために、 現地時間の8月22日は Denver から サンフランシスコまで飛行機で戻り、 その後、レンタカーで Flesno へ移動がメインの一日となった。

 レンタカーにまつわるトラブル話しや、 旅のメインイベントを無事に通過した気の緩みみたいなものもあって、 車の接触事故や、 仲間内のトゲ・トゲした会話など、不愉快な事も多々生じる時期となった。 

 それでも、 残りの5日間をなんとか乗り切りたいものと考え中。


 飛行機の出発遅れもあって、 SFOへの到着は昼近くになってしまい、 昼食はSFOの中の店で昼食となったが、 久しぶりの中華料理のメニューで食欲も満足して、 かなり和やかな雰囲気が戻ってきたのは嬉しかった。

 その後、Hilltonホテルへのシャトルバスに乗って、 隣接する長期駐車場に預けてあったレンタカーを受けだし、 Flesnoに向けて出発した。 サンフランシスコ市内から、 Yosemite国立公園に向かう場合はサンフランシスコ湾を橋で横断するルートを選ぶのが通常の様だが、 我々はI-101をGilroy迄走り、 ステートハイウエイ152経由のルートでフレズノのモーテルにチェックインした。


ステートハイウエイ152の途中にある San Luise 貯水池
  


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念願叶った皆既日食見物

2017-08-22 13:19:58 | タナカ君的日常
 Wyoming州 WheatlandのDivid Ranch では素晴らしい気象条件に恵まれる中、生まれて初めて見る皆既日食を堪能した。 沢山書きたいことや、 観てもらいたい写真も沢山あるが、 それは帰国後の事とする。


同行したF君の撮影準備風景
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アメフト観戦@Levi'sスタジアム

2017-08-20 23:55:56 | 皆既日食見物@2017


 サンフランシスコ到着2日目の晩、 Levi'sスタジアムで生まれて初めてのアメリカンフットボールゲームを生で観戦。 SFOの空港内無料WiFiでやっとインターネット接続出来たので写真だけアップしておく、 間もなくデンバーへの搭乗が始まる。
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