犬も食わない・・・

2009-11-30 21:29:02 | タナカ君的日常
 我が家はお互いの収入から年間の家計費を分担して出して生活しているのだが、 きょうは変則家計年度の最終日だったので 来期分の分担金を一括拠出してスムースに事は移行するものと想定していましたが... 妻が「貴方名義の市町村民税や健康保険・介護保険料などは家計から出しているのに、私宛のそれらの税金や保険料の支払は私の収入分から出している」 「それをどうしてくれる?」みたいな物言いをして来た。 まあ色々な理由があってそうなっているのはお互い承知の上で共同生活を営んできていた筈なのだけれど。 で、まあ、犬も食わない何とかのやり取りが勃発しました。 平穏な生活のためには、こんな事はブログに出さないほうが良いと判った上で、あえて書いておきましょう。
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坂の上の雲

2009-11-29 22:30:06 | タナカ君的日常
 たった今、新たに始まった大河ドラマ「坂の上の雲」を見終わった。 最初のうちはKeyボードいじりながら、パソコンの画面を眺めるほうが主だったのだけれど、面白さに引きづられて、TVの方に釘付けになりました。 小説の「坂の上の雲」で書かれている以外のエピソード部分が興味を引く部分でした。 また、職を失った形の武士階級の困窮した生活、 その中でも学ぶ能力を持った若者が教育を受けようと努力していく様子。 もちろん学費を親に頼れないなかでは、国が金を出す軍隊の教育システムを利用したり、 弟の学費を兄が出すなど、今の世ではあまり一般的で無い形を取ってでも学ぶ姿勢。 こんな内容も大いに共感するところがあって、 見ていて気持ちが入ったのかもしれません。 次回もきっと見ようと思っています。

 話は変わって電気ストーブ、 この週末に向けた大型電気店のチラシ目玉商品の一つとしてダイキン製のそのストーブは載っていたのです。 夕方にチラシの店に出かけてみました。 価格はいわゆるニッキュッパの値付けで「安い?!」と思って帰って来たのですがWEBの”価格.COM”で調べて見るとなんと最安値店の価格はその凡そ半分の価格でした。 最近の小売商売は本当に大変ですね、消費者側がこんな風に値段情報を手に入れてしまうのですから。
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皇室の名宝展

2009-11-28 17:58:39 | タナカ君的日常
「皇室の名宝」展が明日の日曜日までを会期として、上野の東京国立博物館 平成館で開催されていたので、今日慌てて見学して来ました。 会期末を控えて, TV番組の中で紹介された案内を見て駆けつけたのは僕たちだけではなかったようで、博物館正門の傍らに「特別展は入場30分待ち」の張り紙もありました。 その待ち行列の様子が上の写真です。

 館内の展示は人ごみでまともに見られる状況ではありませんでしたが、後方から背伸びして出来るだけ見てきました。 Web上でもこの特別展の専用サイトが公開されていて展示品の小さな画像はありますが、 絵巻物の本物は 障子紙より幅広(40cm程度)な紙に彩色されて描かれた絵が実物ならではの描写で迫ってきます。 特に 「春日権現験記絵」の中の物語性のある場面、料理の材料に運び込まれた大きな魚や、縁側みたいな場所で寝転んでいる子供(?)などが描きこまれていて見飽きませんでした。 呉れるなら喜んで貰いたいです。

 屏風絵、書簡、刀剣、螺鈿細工の工芸品等、素晴らしい!!と思いながら見物して来たのですが... 「正倉院宝物の模造制作活動-伝統技術の継承と保護」の名の下に複製活動も行われているらしく、帰宅してから、木箱などの多くは模造品としりました。 模造・複製品でも素晴らしい物は素晴らしいと感じます。



 その帰り道、西洋美術館の壁際には「国立西洋美術館を世界遺産に!」と記された幟が置かれていましたが、こいつはどうも戴けない。 日本でちょっとした金持ちだった人が西洋の作家の美術品を少し買い集めただけのものでしょう? 「世界遺産としての申請なんか恥ずかしいから止めてよ!!」 と思ってしまうのですけれど。 日本が芸術作品を世界遺産として登録申請するなら「正倉院とその宝物」あたりじゃないですか。 東京に何か世界遺産の目玉が欲しいのかな? 東京は、今の”とてつもない広がりの大都会”と言うだけで、なんの肩書きをつけなくても世界的に見ても、充分魅力的な場所だと思いますけどね。
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終わった国・日本

2009-11-27 22:12:19 | タナカ君的偏見
 米$MMF口座の残高は米$のどうしようもないドル安で元本割れ、 株式市場は中東ドバイの企業が糞詰まりになったとかも手伝って下落の勢いが増して手持ち株の値下がりが半端でなくなった。 そんな訳で、昨日は寒桜見物としゃれ込んだけれど、今日は10月以降何度目かの「手持ち株の処分デー」となりました。 10月以降の株取引での利益は、賽の河原の石積みの様に、積んでは壊され、積んでは壊され、利益がまったく増えなくなってしまった、 いや、減っているな。 忌々しいが仕方ない。

 日経平均が1万8千円に向かいつつあった2・3年前の本屋の店頭の株式関係書籍のコーナーに集まっていたおじさん、おばさん、そして若いサラリーマンや大学生も、今はそのコーナーには居なくなりましたからね。 言って見れば葱を背負った鴨も居なくなったから、外国からのハンター(投資家)も日本を見捨て、今はもっと獲物の多い中国やインドやブラジルに行ってしまったのでしょうか? 昨年9月に火がついて焼け野原になった日本の株式市場、今年の春頃から、その焼け野原にも緑の草が芽を出し始め、僕の様な山菜採りが趣味の人間にも獲物が取れたものですが、 ここに来てまた残り火が煙をあげはじめ、獲物を採るどころか、きな臭い危険に周りを取り囲れつつあります。 暫く安全地帯に避難しておきましょうか。 もっとも何処が安全地帯か? もしかすると今の民主党政権下で行われつつある施策では日本国内に居ること其のものが経済的なダメージを受けると判断して、動ける企業が日本脱出を推進して 「終わった国・日本」 てな事になる心配もあります。
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寒桜見物

2009-11-26 22:32:00 | 国内旅行と山歩き
 昨晩は友人宅に泊まり、今朝は友人家族と一緒に川越から関越に乗って藤岡経由で群馬県鬼石町の桜山に行って、いまが時期の寒桜を見物して来ました。空は穏やかに晴れて、ウイークディにのんびりと遊びに行けるのは退職後人生の良いところです。 9時半過ぎに到着した山の上の駐車場は随分とスペースがあったのですが、遊歩道を一回りして戻ってくる頃には観光バスの団体客も含めて、自家用車も随分入り込み、結構な賑わいになりました。

 寒桜の花は上の写真のように桜並木を望遠状態で密度濃く写してみると、随分にぎやかな桜の花に感じますが、普通の風景写真として写すと、下の写真のように若干物足りない花になってしまいます。 中央後方の2つのピークは西上州の山、東・西の御荷鉾山(みかぼやま)です。




 帰路は更に友人宅で碁を2局打ち、家に戻ってからは昨晩録画予約しておいた「アグリーベティ」を再生して見終わってからブログを書いたら、夜中の11時になっちゃいました。 もう眠い。
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コードの世界

2009-11-25 16:34:57 | PC & Soft
 現役の頃の仕事の大半は電気回路・ハードウエア設計でした。 そして回路設計やそれに付随する回路の試作・テストなどは「やっていて楽しい」と感じながら仕事していたのものです。 それらを制御するプログラムも少しは作った事がありました。 当然開発言語の扱い方を習得するために色々な本も買い込んで読みました。 「オブジェクト指向開発講座」なんてタイトルの本で”クラス”、”メンバ関数”、”継承”、”多態性”などの文字列だけ眺めても何のことやら良く判らん事柄を学んだりもしました。 しかし、退職後は楽しかったはずの、電子回路を作ることも、プログラム作業も一切やっていません。  でも、何故か本屋さんに行くと小説、旅のガイドブック、経済誌などのコーナーの他にPCやプログラム開発言語のコーナーにも立ち寄ってしまうのです。 10日ほど前に「まつもとゆきひろ コードの世界 : 日経BP社」なる「Ruby」と言う開発言語を作った作者の本を買って来ました。いま、少しづつ読み進んでいるのですが、他の本を読んでいてもスッキリ理解出来なかった ”クラス”、”メンバ関数”、”継承”、”多態性”などの文字が気にならなくなりました。 前は、そのような単語に出会うたびに「どうして普段の生活の中で使われる平易な単語を振り当てないのか?」なんて、枝葉末節の事に頭が向いてしまったのです。 しかし、本書の著者は ” Rubyの設計は無類のプログラミング言語ファンである私が、古今東西の言語から、この機能は良い、あの機能はもうちょっと、などと取捨選択してきたものをバランスよく組み合わせて 云々・・・ ” と書くくらいの知識を持った上で本文を書いて下さっているからでしょうか、 余計な事を考える事なく、読み進む事ができるのです。 素晴らしい本です、 僕のこのブログの読者にはシステム開発部署の人達は居ないでしょうけれど、もし居たら、お勧めします。
ISBN978-4-8222-3431-7 
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無為な一日が過ぎた

2009-11-24 21:10:26 | タナカ君的日常
四国遍路で出会った人にEmailを出し、
株式市場の動きを眺め、
安くなった銘柄にチョッカイを出し、
昼飯を食べ、
蜜柑や、柿や、林檎を食べながら、
引き続き後場の株式市場を眺め、
資金を投入しただけで、
一銭も儲けず、
家から一歩も外に出ずに、
一日を過ごしてしまった。

生きていても仕方無いような、無為な一日が過ぎた。
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部屋の片付けと自慢話

2009-11-23 21:45:03 | タナカ君的日常
 僕の寝床の周辺には物が散乱して足の踏み場も無いほどになっている。 いわゆるミニゴミ屋敷状態ですね。 本人は夜中に目覚めた時にチョイと本が手に取れたり、布団にもぐったまま枕もとのPCでインターネットにアクセス出来たり、 車で旅に出る時にも部屋に積まれたダンボール箱の中から炊事道具の入ったセットをそのまま積み込めば済むので便利にしているのだが... 妻にしてみれば「おぞましくて仕方が無い」状態なものだから時々「あなた、いい加減で片付けて下さいよ」と言って来ていた。  きょうは天気も良くて窓を開けて部屋の中の片づけをしても寒く無さそうだから、思い切って部屋の掃除を始めました。 最初に敷きっぱなしの布団をベランダに出して、陽に当てる。 こうすれば、とりあえず、布団のスペースが作業空間として確保できますから。 そこから後は、散らばっている本を本棚に戻したり、意味も無く保管しておいた郵便物の中から不要な物を捨てたり、 購入した電気製品のダンボール箱をつぶして処分したり、旅先で貰った地図やパンフレットを雑然と放り込んであるダンボール箱の中身を引っ張り出して、一応眺めた後で捨ててみたり。 そんな作業を夕方までやってました。 今夜は布団を敷いても、周辺に床が見えるでしょう。 妻も「良くやった!」と言葉で言わないけれど、とりあえず満足してくれている雰囲気です。 あー疲れた!

 そうそう、片付け作業の中で「何処かにあるはずだけど・・・」と前から気になっていた自動車教習所の教習原簿のコピーも見つけました。 58歳直前に教習所に通い普通車の免許を取得した時の物です。 先日、銚子に釣りに行った帰りの車の中で熊ちゃんに「後でブログに乗せるから見てよ!」と教習規定時間で免許を取った自慢の記録です。
教習原簿の記録では以下の様になってます。
平成14年1月19日 入所手続き、平成14年1月20日 教習開始、平成14年2月05日 仮免許交付

 でも良く見ると教習所内部での学科試験には一度落ちていたんですね、 でもその日の内の再試験でクリヤしてますが。

 そして平成14年2月21日、小金井試験場にて筆記試験を受け目出度く免許証を交付 されました。 教習所での教習開始日から1ヶ月と2・3日で取れちゃいましたね。 サラリーマンやりながらだから立派なものです(<本人の自慢: 逆に言えば残業もせずに定時で帰宅してたダメサラリーマンって事ですけれど)。当時持っていた原付免許の色がゴールドだったので、新たに取った普通車の免許証も、最初からゴールドになりました。 すごくラッキーな気分でしたよ。
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「ソロスは警告する」を読む

2009-11-22 21:33:54 | タナカ君的日常
 「ソロスは警告する:講談社刊」という日本では去年の9月1日付けで発行された本を一日中読んでいた。 本の内容は成功した投資家として著名なジョージ・ソロス氏がアメリカのサブプライムローンやCDSに起因する金融市場の大混乱を警告するもので、この本は米国では2008年の春先には発行されていたようです。 この本で警告されているような経済的混乱の危険性を察知して行動すべき金融機関そのものが、貧乏人に貸し付けたローン債権を寄せ集めた証券や訳のわからんCDS取引などに資金を投じ、実際に莫大な損害をこうむるのだが。 この本が出版された後の2008年の7月頃でも日本の新聞には「日本の金融機関は米国やヨーロッパ系金融機関と比較してそのような取引の扱い高が少ないから悪影響は軽微だろう」との解説記事を載せ、日経平均株価も1万3千円台をキープしていました。 しかし結局日本の株式市場でも9月からは大暴落が始まり7千円を割り込むことになってしまう。 つまり世の中は本物の情報があったとしても、それに気付き適切に対処する事は殆どの人には出来ないって事なんでしょうね。 僕自身が日本語訳の本書を2008年春の段階で読めたと仮定して、夏までに株を売る方向で行動出来たか自問しつつ読み進みましたが、「多分出来なかっただろうな・・・」が感想です。 

 僕が日経平均1万8千円ほどのピークから7千円台への下落の過程で被害を受けづに済んだのは、 日経平均が上昇しつつある1万3千円あたりで60歳の定年を迎えていたので、 資金運用に慎重さを増して、大半を株式市場から引き出してあった。 つまり家の中にいたから自動車事故に遭わなかった・・・みたいな話です。 だから逆に、1万8千円に駆け上る過程での「濡れ手で粟の大もうけ」時代の波にも乗れなかったのですけれど。 それまで悔やんでもしかたないでしょう。 今無事で居られる事を喜びましょう。
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自転車を排斥する町

2009-11-21 23:05:25 | タナカ君的日常
 僕が日常的に利用する立川市のJR駅周辺は、誰の趣味か知りませんが、自転車を目の敵にしたような施策が採られています。 歩道あるいは商店街の近傍のスペースに自転車駐輪禁止区域が次々と拡大されていくのです。 禁止区域には立川市が時給900円で雇った監視員が立ち、自転車でやって来た人が駐輪するのを阻止すべく見張りに立っている。 それでも置く人は居るのだが、どんなタイミングでか強制撤去してしまう。 撤去した自転車は駅から3km程も離れた自衛隊立川基地の滑走路北側に設けた施設に収容し、持ち主が2000円出さなければ、引き渡してくれない、あこぎな制度で運用している。 上の写真は撤去された自転車群です。 鉄パイプで区画されたその場所はピーク時には3000台ほども撤去して来た自転車やバイクが収容されるそうです。 連れ去られた沢山の自転車達は撤去日毎に仕分けられ、 鉄パイプで出来た区画に収容されて、ご主人様が払い下げに訪れるのを待ち続けるのです。 迎えに来てもらえない自転車の運命はどうなるんだろ? 北朝鮮送りかな?

 「排気ガスを出さない自転車をもっと大事にしろ」なんて奇麗事は言わないけれど、 自転車くらい好きなように街中に置かせて下さいよ。 歩道橋の階段の下なんか自転車用に開放したって、なんの問題も無いだろうに、そんな所も駐輪禁止だなんて、勿体無さ過ぎますよ。 モノレール駅近くの本屋に行くときは近くに駐輪場があるから問題ないのだけれど、近頃は旧基地正門前の5差路の立川通りを更に北に進んだあたりの歩道まで駐輪禁止区間を拡大する始末で、そこにある安い理髪店を利用する時に駐輪禁止のとばっちり受けて困っているんだよ。 「歩道に置かれた自転車が歩行者の通行の邪魔になる」のならば、今金を出して雇っている監視員のおじさん達に禁止や撤去でなくて整理整頓をさせたらばどうですかね?



 この写真は高島屋北側のスペースです。 ここは暫く前までは大勢の人が自転車やバイクを置いて便利な場所だったのに、今は黒っぽい制服で帽子をかぶった監視員がウロウロしていて、奇妙にうつろな空間を作り出しているんですよ。 この状態を清潔な近代都市の景観で素晴らしいと考えている人がどこかの建物の中に高給とってふんぞり返って居るんだろうと思うと腹がたつね。
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