1/31 Auckland Final

2009-01-31 18:48:48 | 海外旅行
1月31日 NZ22日目 乗馬とAucklandへの移動

 午前中は乗馬ツアーにトライしました。 結論から先に言いましょう、 馬は快適な移動手段ではありません。 そして西部劇では馬上から騎兵隊などが射撃をするシーンがありますが、「命中する確立は少ないだろうな」と言うのが率直な感想です。 ただ荷物を持って道の無い所を移動するとしたら、車を上回るかもしれません。 なにしろガソリンが不要なのですから。

 僕は馬に嫌われてしまったようです、最初の内は普通に前の馬の後について、特に操縦することも無く手綱も緩めておいて全然問題なかったのですが、 先行する馬に追いつこうと小便をするために立ち止まった馬の腹を蹴って急がせようとしたあたりから関係がおかしくなったようです。 停止したまま動こうとしなかったり、後ろを振り返って僕の顔を「誰だ?お前は?」みたいな目つきで見てみたり、前の馬にくっつき過ぎるから、手綱を引いたら嫌がって顔を左右に振って、暴れそうになったり、どこと無く反抗的になったと感じてしまいました。サラリーマン人生でも同じ様な事ってありますよね... 適当に放っておけばきちんと仕事をする人に、管理職がああだこうだと余計な事を言ってしまって人間関係がこじれてしまう事が。

 僕が知っている最悪の状態は、組織変更で上に突然乗っかってきた来た人間が、「あなたのやっている仕事は中断して下さい、別の仕事を担当して貰いたい」みたいな事を言われて、精神的に変になってしまって、鉄格子付の病棟に入院した人があったことですね。退院して復職してからも、物凄く切れる技術者の元の状態には戻らなかったですね。 

それはさておき、 乗馬ツアーを午前中一杯楽しんで?から、いよいよ帰国便に乗るAucklandに向けて最後のドライブとなりました。 コロマンデル半島の内側にあるコロマンデルの町の燻製専門店でサーモン・牡蠣・えび・その他のMix製品を購入して副食に、朝食の残りのパンを主食にした、結構おいしい昼食を食べました。 

 Aucklanndでは高速道路のような1号線を降りてから、市内のユースホステルに向かう途中で右折する道を通り過ぎてしまってから、元のコースに戻るまで、袋小路に入り込んだり、結構手間取りましたが、無事にチェックイン。 そして、高層ビルの更に上に聳える”Sky Tower"をお登りさん観光してみたり、締めは、日本風居酒屋で刺身・寿司セット・生牡蠣・熱燗で打ち上げ。 良い旅でした!!。写真はSky Towerからの展望です。
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NZの旅20日目 コロマンデル半島滞在

2009-01-30 15:03:15 | 海外旅行
1月 30日 晴れ コロマンデル半島のWhitiangaに滞在

 午前中のシーカヤックツアーに申し込んであるので早起き6時。 うどんの朝食を食べてから、僕のパスポートと財布をどこに仕舞ったか探すのに一騒ぎして、熊ちゃんから小言を言われながら 08:15 Pick Up場所に指定されたフェリー乗り場まで急ぎ足で向かいました。

 シーカヤックは2度目となるのだが、ここの海の景観、 鳥が魚を捕食するための高空からの垂直ダイビング、洞窟の通り抜けや、「カテドラル・ケーブ」と呼ばれる有名ポイントの浜に上陸してお茶と、写真撮影休憩、最後は、ちょっと沖合いの小島の周回コースなど、「参加して良かった!!」が我々2人の共通意見です。

 ツアー終了後は宿に戻り、昼食。 明日のアクティビティ「乗馬」の予約、そして休憩もそこそこに30kmほどのドライブをして「Hot Water beach」へ指宿温泉もどき体験をしに行った。 ここも超有名観光スポットでシャベルを持ったグループで賑わっていました。我々も宿でシャベルを借りて持っていったのですが、他人の掘った穴が空いていたので、そこに潜りこんでお湯に浸かってきました。 湧き出し口の直上などは熱くて裸足では立っていられません。 写真はその浜の様子です。


今は宿の軒先のテーブルを占拠して熊ちゃんと二人ビールを飲んでます、風がとても涼やかでご機嫌な状態です。同じ夏といってもNZの夏は爽やか過ぎます。 冬はどうなんだろう? 試しに今度の8月に来てみようかな...

 明日Aucklandで泊まると、今回の旅も終わります。 「日本は花粉症も始まっているんだろうな、帰りたくないなー」
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NZの旅19日目 北島東部のコロマンデル半島へ移動

2009-01-29 17:15:50 | 海外旅行
 北島中央部の地熱地帯の観光地Rotoruaからコロマンデル半島へ移動して来ました。ここで2連泊します。 午前中は間欠泉等が売りの観光施設を訪れたり、移動途中の浜辺では潮干狩りもどきをやってみたりで、今日もまた結構忙しい一日が過ぎました。 写真はこれまた、途中の浜辺で見かけた海遊び風景です。広い浜辺に人数の少ないこと。関東周辺の海水浴場とは大違いです。

 今日のYHAのWiFi環境はとてもスピードが遅くイラ付きますので短文で終了します。
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NZの旅17-18日目 Tongariro NP ハイキング

2009-01-28 18:17:01 | 海外旅行
27日(火) 海辺の町 Wanganui から 火山地形の Tongariro 国立公園へ移動

 昨夜の宿はB&BとYHAが併設されていた。 僕達はツイン・ベッドのYHで申し込んで有ったのだが、チェックインの時にどういう風の吹き回しか値段はYH価格のままでB&Bの部屋を提供してくれると言う。 そこには真っ白なバスローブが有り、風呂は共用ながらバスタブ付です、久しぶりに湯船に浸かり落ち着いた気分になれました。

 そして今朝、YHの台所で朝食準備をしている時には強烈な雨音がしだした。何日か前の週間天気予報では本日は小雨模様の一日だったので「仕方ないか...」とあきらめていました。 ところが宿の主の話では本日の天気予報では直ぐに回復に向かうとの事。 半信半疑ながら、歩ける天候だったら最後のハイキングを楽しもうと朝食後、早々に出立。 進むほどに天候は確かに回復傾向を見せ始め、青空ものぞき始めた。公園地区のその名もNational Parkの町並みに着くころには山の頂も見えてきた。 待てば待つほど天候は回復すると見込んで駅舎なのかレストランなのか、わからん状態の店で早めの昼食。 駅舎に張り出されていた列車の時刻表によれば、一日一本だけ運行されているWellington-Auckland間を走る列車が一時間後には到着するらしい。 ここに到着する15分程手前には山陰線の余目鉄橋に似た構造の鉄橋もあったので、そこで列車通過を待ち合わせて写真撮影をすることに決定。 撮影好適地点に戻ってみると、すでに家族連れの車が入っていた。 熊ちゃんは連写モード、僕は動画モードと分担して撮影しました。(後の話ですが、僕の取ったはずの動画ファイルがメモリには残っていませんでした)。

 そんな時間つぶしをしたうえで登山ルートの車道終点”Iwikau Village”に向けて車を走らせました。そこはスキー場のリフトが集中する地点です(今は動いていません)。靴を履き替え、簡単なハイキングルートに入り込み、 見上げる近くには立山、少し離れて富士山が聳えているような大きな眺望を愉しんで来ました。 

 NZの旅を続けていて感じたことですが、今の時期ヨーロッパ系の国々からの観光客、特にドイツ人が多く来ていますね。 寒い冬の国から爽やかな気候のNZへの旅は彼らには大いなる魅力があるのでしょうか? 

28日(水) Tongariro国立公園ハイキング、 Rotoruaへの移動

 昨夜はTongariro Holyday Parkに宿泊して、今朝はまた昨日ハイキングした付近まで車で戻って別ルートのハイキングに出かけました。 ハイキングルートは良く整備されて歩きやすく、傾斜も緩く、ご機嫌な気分です、最初は滝までの片道1時間コースを予定して歩き始めたのですが、前方には富士山、 振り返れば残雪の立山連峰といった趣の雄大な展望に気分が良くなり、更に1時間先まで歩くことにしました。 その戻り道でのこと、知り合いに「やー!!」てな雰囲気で声を掛けられた気がしたので「誰だ?」と見れば。なんと南島の半日シー・カヤックで一緒だったスエーデンカップルじゃないですか。 「やあ、やあ又お会いしましたね」とお互い握手して、立山もどきの山並みをバックに記念撮影しました。写真がそれです。

 予定外の半日ハイキングを追加したので、 Taupoの湖や街中はあまり見る時間もなくなりましたが、町外れにある、自然温泉(大きな川に、熱い温泉の支流が流れ込み、合流点付近には入浴に適した温度の場所が出来ている、駐車場完備、入浴者多数)にトライして来ました。 時間もないのでそこそこに切り上げて今夜の宿、RotoruaのHoliday Parkに急ぎました。 今回で宿泊施設Holyday Parkは3度目となりますが、ユースホステルよりユッタリした気分になれますね。 部屋を専有出来ることや、今夜の宿は温泉もありますし。 泊まっている主体が家族ずれも多く、夜中に大声でいつまでもべらべら喋って五月蝿い事もないし、次のチャンスがあったら、ホリデーパーク主体で計画したい気分です。

昨夜の宿はインターネットアクセスが出来なかったので、今夜2日分のUpです。
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NZの旅16日目 南島から北島へ移動

2009-01-26 18:25:20 | 海外旅行
 南島から北島へ渡る日が来てしまいました。 6時30分起床でジャガイモ味噌汁を作って朝食代わりにしてから、車の中の荷物を全部出して車の返却準備をしました。 フェリーターミナルでチェックイン(大きな荷物を預けました)して、レンタカー事務所で返却手続きです。 接触事故を起こして、Queens Townの飛行場のレンタカー事務所に届出済みであることを伝えたが車の確認に外にも出てこない。あれで本当に良いのかな? まあ、受付のおばさんは「保険に入っていて良かったですね...」みたいな事を口にして、最終書類にも追加請求の金額は記載されなかったのだから、すべてOKなのだろう。

 南島から北島に向かうフェリーは結構大型で波も高くなく、全く平穏な航海で予定どうりの3時間半ほどの航海で北島の首都Wellingtonに到着しました。着岸前の船内から道路を走行する車が見えますが、結構な交通量です。南島の田舎道ばかり走っていた僕達には少し恐怖でもあります。今日の写真はそのフェリーの中でログをとっていたGPSの画面です。

 下船後は直ぐにレンタカー借り出し手続きにHERTZの事務所に赴きました。予約を入れてあったので、簡単に借り出せます。北島の借り出し期間はたったの6日間です。帰国日の迫ってきたことを感じてしまいます。 当初の予定にはWellington 見物は無かったのですが、旅の途中で出会った愛媛県出身の素敵なカップルの方の話を聞いて、Te Papa国立博物館見物に行きました。展示も見るべきものも有りましたが、特筆すべきは館内4階に有った喫茶コーナーのケーキ類の美味しかったことです。最初はテラミスとチーズケーキを味わったのですが、あまりの美味しさに別の種類をもう一つ注文してしまいました。これを昼飯代わりにしてWellingtonを出立しました。ルートは国道1号線を北上してWanganuiなる町まで200km弱の走行です。 

 Wellingtonの街中には信号機はあるし、借り代えた車は日本車仕様のカローラでウインカーの操作が右手に戻ったり、1号線は高速道路の感覚でいたらわき道からの出入りがバンバンあったり、 2-30km郊外になるまで、大分緊張しての走行になってしまいました。走るほどに交通量は少なくなり、信号機も無くなり、南島モードでの走行感覚で違和感もなくなりました。

 途中、岩礁の磯があったので降りてみたところ”とこぶし”がゴロゴロしてました。一つだけ引っぺがして、夜のオツマミに切り刻んで美味しく頂いてしまいました。

  
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NZの旅15日目

2009-01-25 17:20:51 | 海外旅行
1月25日(日) 南島最後の宿泊地PICTONへ移動するだけの一日。

 3連泊でノンビリしたMotuekaの町を離れて、北島へ渡るフェリーの港町Pictonへ移動しました。

 南島北部は概略ローマ字の’M’の形状をしています。Motueka は左側の頂点から中心の最下点寄りの位置で、Pictonは右側縦線の頂点近い位置にあります。その間の距離は200km程度と短い距離です。 最初の寄り道は南島北部の中心都市Nelsonに立ち寄りました。久しぶりの信号機もあるNZでは大きな町です。商店街の目抜き通りは色とりどりの花飾りが軒先やポールから吊り下げられてスイスあたりの観光地を思わせます。到着した時間が9:45、小高い丘の上にある教会の鐘の音が鳴り響いていました。立ち寄りポイントに予定していたので登って見ると、まだ鳴り響いています。今日は日曜礼拝のある日だったのです。「皆さん来てください、礼拝が始まりますよ!」とお知らせだったのでしょうか。 僕達も入って後ろの席に着いて見物してきました。参会者は西洋系の白人・中高年が主体でした。 30分ほども賛美歌や説教やら判らぬままに聞き流し、途中退席して来ました。 その後、市内を車でざっと流し、綺麗な夏休み中の学校の校舎を眺めたり、マオリの人たちが主人公の別の教会に立ち寄ったりしてみました。 

 NelsonからPictonへの主要道路6号線は内陸部へ入っていきますが、僕達は複雑に入り組んだ入り江が見渡せる海沿いのくねくね道のルートをとってPictonに向かいました。結構人気のコースらしく、行きかう車もそこそこの交通量でした。途中の入り江にちょっとした町並みが有り、レストランも有ったので昼食にしました。 こちらに来てから、ほとんど一人前の料理を注文して2人で半分こして食べています。量的にはそれで十分です。 ムール貝の貝殻が緑色になったような貝が具材のパスタを食べてみました。 NZでの料理では上手い部類の料理でしたよ。 更に進んで、とあるボート用桟橋の所で、釣りをしている人を見かけたので傍に寄ってみると、僕達ラッキーチームの神通力でしょうか、魚が2匹もかかって上がってきました。

 Pictonの町のユースホステルのレセプションは17:00にならないとオープンしないので暇つぶしに苦労しました。 明日乗船するフェリーターミナルやレンタカーの返却場所の確認に行きました。 レンタカーの事務所では入って行って、車の返却について質問したはずだったのですが、何故か頓珍漢な「貸せる車は一台も無い...」みたいな返事が戻ってきてしまいます。 そこで「私は 借りました 車を クライストチャーチで」を付け加えて 「どこですか 場所は 車の 返却 明日の朝」 風に喋ると「ハハハ」と笑いながら、やっと理解してくれました。「 フェリーターミナルで荷物を降ろして、 事務所の目の前にある駐車場に車を止めればOK」との事、事務所のOpenは08:30。 ガソリンスタンドで満タン返しの燃料を入れたり、港近くのしょぼい水族館を見物したり、 名前は何か期待させるが、ただの芝生が広がるだけのNelson Squareに行ってみたり、 お土産屋に入って見たり、 信号機付きの踏み切りを機関車が通るのを見たりして時を過ごしました。

 ちなみに今NZでのガソリンの値段は1.54NZ$(日本円80円/L)程度です。 明朝9:30のフェリーで南島をさよならします。 残り日程1週間ほどになりました。

 今日の写真は以前に書いた記事に関連したものです。 
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NZの旅13日目 ・・・  昼寝付きの一日

2009-01-24 14:25:14 | 海外旅行
 今朝は6時半に起床、朝食を作って食べて、7時30分YHを出発。
行き先は昨日と同じくAbel Tasman国立公園の中のMarahau地区、そこでシーカヤックの半日コースに挑戦します。僕達の申し込んだコースのリーダーは素敵な20代のサリーさん、そして参加者は我々日本選抜とスエーデン、ドイツの代表(?)総勢7名でした。 事務所の裏手の庭でシーカヤックのレクチャーが始まりました。舵の上げ下ろし、足踏みによる操舵、カメラの防水バッグの固定の仕方、身につける化粧まわしのお化けみたいな防水スカートの装着の仕方、波が来たときにバランスを取る姿勢、転覆した場合に座席から離脱する手順。兎に角一通りの事を教えてくれます。 まあ、その前に「英語判りますか? 説明が判らなかったら、遠慮なく言って下さいね、繰り返しスピードを落として話しますから」と言ってくれた。スエーデンチームは一人が、ドイツチームは2人がペラペラ状態、日本代表チームは操舵の説明の時に「舵を下ろして」「右足」「左足」と言っても反応が遅い我々の状態を見て、操舵席(後部)担当者の入れ替えを命じてきた。 所が、僕が座ってみて気付いたのだけれど、右足が5cmも短い僕では足踏み操作で舵のバランスが上手く取れそうも無い。 そこで先生に事情を話し、熊ちゃんが結局舵取り席に着きました。ついでにサリーには日本語の「MIGI」「HIDARI」を覚えてもらいました。

 事務所からは数分の歩きで海岸に到着、カヤックは車に積まれて運ばれてきます。 乗り込んで海に浮かんでからはパドルの握り方から始まり、停止、集合の合図まで基本的操作の説明をしてくれました。ところでパドルの握りに左右勝手が有るのを知ってました? 利き手側は完全に円では無く、普通に握ると櫂が水を捕らえるのに都合の良い角度になる形状になっていましたよ。

 いよいよツアー開始です。昨日歩いて行った浜辺の先に見えた島より更に先の浜辺まで行くらしい、大丈夫かな? 一つはアウシュビッツ収容所から助け出されたばかりの様なやせ細った僕の腕、もう一つは朝から3回も便所に飛び込んでいる熊ちゃんのお腹の状態です。 そのどちらもOKでした。コースの途中で一度浜辺に上陸して冷たいジュースを飲ませてもらい、2度目の上陸が半日コースの目的地でした。 途中で熊ちゃんとの会話はいろいろありましたが「半日コースで良かったね、一日コースだったら死ぬね!」が共通の一致点でした。

 浜に上がった後は、お湯を携帯コンロで沸かしてお茶の時間です。マフィンや果物のオレンジが振舞われました。リーダーのサリーは何時も最後尾を力なく付いてきた僕達に「良くやった!」と親指を立てて褒めてくれますが、大変でしたね2時間の航走は、無事に付いて来れて良かったです。

 帰り道はWater Taxiなるボートにカヤックごと載せられ出発地点付近の揚陸地まで、アッというまに着きました。 いやー楽しかったけれど疲れた。

 宿に戻ってから、スーパーで食材を買い込んでビールを飲んで昼飯食べました。冷えたスイカのデザート付きで久しぶりにノンビリムードの昼下がりになりました。その後ぐったりとお昼ねし、起き出してからこれを書いているのです。
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NZの旅12・13日目 ・・・  そろそろ疲れが出始めたか?

2009-01-23 17:44:52 | 海外旅行
昨22日は早朝から山の写真を撮るために2時間弱のハイキング。 それが終わった10時から車を動かして、宿に着いたのが午後7時、560kmほどの距離を移動して南島の上部にあるMotuekaの町にやって来ました。ここに3泊します。ところでこの長距離区間にただの一つも信号機が無いのです、日本では考えられませんね。

 そして今日、本当は「ノンビリやろうぜ」モードで8時過ぎてから起きたのは良いのだけれど、結局「ガンガン行こうぜ!」モードに切り替わってしまいました。

最初はAbel Tasman国立公園の美しい海辺の散歩道を1時間以上歩いた浜辺で海に入り少しだけ泳ぎました。 ここの散歩道ではNZに来てやっと夏らしい蝉の鳴き声に出会えました。 その無き声は通常の鳴き声と、お腹から尻にかけての部分を奇妙にピクリと動かすときに出る「水が垂れて何かに当たって出るような音」が組み合わさり不思議な音です。

 そして更に、南島の北西端から蟷螂の斧の様に伸びる巨大な砂洲の写真を撮ろうと山道を越えるロングドライブをやってしまい、結局宿に戻ったのは昨日と同じ午後7時になりました。熊ちゃんは夕食後胃薬を飲み始めました、疲れで体調がおかしいのかもしれません。 写真の景色は今日泳いだ美しい海です。明日は見えている島へカヤックで行くかもしれません。
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NZの旅11日目 ・・・  北上開始

2009-01-22 19:03:57 | 海外旅行
1月21日 ほとんど曇り、 Queens townから北上開始し、南島西岸のFox氷河まで移動。

 今朝は熱気球に乗る予定の日でした、早朝の4時に起きだして空模様をを確認(曇天)し、搭乗準備をしてからフライトの確認電話を4:45に催行会社に入れました。すると、眠そうな女性の声で「今朝のフライトはキャンセルです!、気球は飛びません」と言う。 本当は理由を問い詰めたいのだが、つたない英会話力では無理な相談なので、部屋に戻って眠りなおすのが関の山でした。

 朝食を食べてからユースホステルのレセプションのお姉さんにTe Anauのユースで予約した時に支払った750NZ$ものクレジットカード払いした代金の払い戻し手続きをしてもらいました。

 昨日の事故の精神的後遺症が少し残っている熊ちゃんが「田中さんが町を出るまで運転してよ!」と言うので、とりあえずQueens townの街外れまで僕が運転して行き、直ぐに交代。 それからは時折交代しながら、見所や撮影ポイントがあるたびに停車して400kmほどの道のりを走破し無事に今日の宿「Fox Glacier Holiday Park」に到着しました。 Holiday ParkはNZにある日本で言うところのオートキャンプ場です。僕達はベッドツキの部屋を予約してありました。部屋は4人家族が十分泊まれるベッドが付いた部屋で57NZ$です。 (ただし寝具無し)

 ところで今は南島の南部の地域を巡っていますが、水辺に近寄るたびに”Sand Fly”と呼ばれる体長が2-3mmの蚊に相当するような煩い奴がまとわりついて噛み付いて来ます。 放置しておくとカユミが酷くなるので、直ぐにかゆみ止めクリームを擦り込む作業が必要になって鬱陶しい事この上ありません。 「これがなければ本当にNZは良い所なのに!!」と思うことしきりです。

 今日の残念 : Fox Glacierの街に入る寸前の橋の上からMt.Cookの勇姿が望めたのですが、宿にチェックインして戻ってみると雲に隠れてしまっていたことです。 でも夜が明けてみると写真の姿の山がバッチリ見えました。(右の山頂がMt.Cookです)
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NZの旅9・10日目 ・・・  禍福はあざなえる縄の如し

2009-01-20 16:59:10 | 海外旅行
1月19-20日 Milford Sound Over night cluise

 19日はTe AnauからMilford Sound車で移動して夕方にフィヨルド・クルーズ船に乗るだけの比較的暇な一日でした。いったい一晩泊まりのクルーズってどんな感じか判らずに申し込んであったのですが...

 朝方降っていた小雨も僕たちがMilford Soundに着いた昼過ぎには上がり、雲間から青空さえのぞき始めました。午後の4時20分に乗船開始、フィヨルドの中ほどの見所まで進み、その後は少し戻った波静かな入り江にのブイに係留して停船。
そして全員集合させて何やら説明が始まったのだが、完璧英語モードの説明が判るはずも無く甲板にいてパス。 ところが、後部甲板にみんなゾロゾロ集まって来ると思ったら、エンジンつきのボートが降ろされ、満杯になるまでライフジャケットをつけた乗客が乗り込んで、出発して行く。更に25艘程のカヤックも降ろされ、次々に乗客が乗り込み始めた。中には小学校低学年程の子供も乗り始めている。 「ちょっと待った! 俺達だって乗りたいぜ!!」と思って甲板を下に下りていったのだが時すでに遅く、装備されたカヤックが全部出払ってしまった。

 僕たちみたいな動きの遅い人達がまだ10人程いて「待ってなさい、その内に戻ってくる人がいるから」と乗組員に宥められる。 最初は船の周りをウロウロ漕いでいた連中多くが船員のカヤックに先導され列をなして遠ざかって行ってしまった。「これは中々戻って来ないな」とあきらめモードで待っていた。20分もするとボート周辺で遊んでいた人たちが戻り始め、僕たちにも順番が回って来た。

カヤック体験が初めての僕は心配もあったが、無謀にもデジカメを装備して乗り込み写真撮影までしてしまった。

そして転覆することも無く船の周りを一周して来ることが出来ました。 イヤー予想外のおまけで楽しかったですネ!!

夜は9時過ぎまで明るいこの地方、船内での夕食後は、船内の備品の トランプや色々なゲーム板などで遊ぶグループ、これまた船内装備の写真集や本を眺める人々と楽しい雰囲気の夜が続きました。

朝になるとフィヨルド入り口の外海までクルージングしてから最奥のターミナルまで戻って解散しました。

夕食、朝食も付いて、カヤックまで楽しめ、一晩泊めて貰えて、フィヨルド観光まで出来て200NZ$(日本円1万円強)程のこのコースは最高です。 

初日に機内預けの荷物が届かないアクシデントがあった他は「ハイキングやクルーズ等のたびに雨が上がってしまう」とんでもない幸運が付いていて「怖いくらいだね」「良いことの後には悪いことが起こるから、注意しようぜ」とと相棒と話し合い、Queens townへ戻って来たのです。 

 そして、スーパーで今晩の酒の肴のマグロのブロックや生ハム等を買い込んで、駐車場から出ようとしていた時に接触事故が起こりました。相手は通路を隔てた調度反対の位置に駐車していた地元のオッチャンの車でMITUBISI DELICAで背中に屋根へ登る梯子付きの車です。梯子の縦棒部分が我々の車のトランクに当たり、我々の側に凹みと塗装ハゲが発生し、相手はほとんど無傷でした。
 
 警察を呼ぼうと提案したのだけれど、そこのスーパーのお客様係りみたいな人が「隣接する空港の中にレンタカー会社のオフィスがあるから其処で話し合ったらどうかと提案してきた」兎に角、駐車場の通路に車を止めたまま話し合われたら迷惑だからだろう。 そんな訳で空港まで相手車先導で行ってレンタカー会社の人に事故の顛末を話し書類を作成してもらい、一件落着。

 本日も目出度し目出度し、車は凹んだまま乗り続け旅を続ける事にしました。
 
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