ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

ブログアップ前 ・・・

2017-11-29 00:25:25 | 日記
フォトを拾いに Google で関連ニュースを確認した途端、投稿内容の大部分が不要になり、概ねを削除しました。 そこ (excite.ニュース) には、次のように書かれていたのです。


  4人に面識はなく、犯行当日が初対面。インターネットの「痴漢体験告白」
  の掲示板を見て集まった、“変態同志”だった。


何て簡潔明瞭な4文字だろうか。 相手の恐怖も、耐え難い屈辱も、この上ない不快感も、心に負う傷の大きさも理解できない容疑者は、34~49歳のおじさんとか。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終わりの始まり

2017-11-26 13:44:13 | 日記
楳図かずおの〝漂流教室〟よりも、星新一の〝ひとつの装置〟に近い、独特の世界観。 絶望の唄などは凄まじかった。

今のところ 「必ず」 と心に決めて観ているのは〝陸王〟だけで、こいつには時々、バッタリ会う感じ。 でも、一旦遭遇してしまうと、最初から観たくて BS へ。


随分以前の TV 番組で、ヘビメタのことを 「ジェットコースターのように、安全が保障された上での危険行為」 とか言っていたタレントがいたけど、僕の〝独り好き〟も似たようなもの。

一歩外に出ると人がいるし、駅近で程なく繁華街の雑踏へ。 そんな環境下でのみ成立する〝独り好き〟だ。 一方、このアニメの世界には、ほぼ2人だけ。 ただ食糧を求め彷徨う。

孤独と不安で発狂してしまいそうだけど、あくまでものほほんとしている。 終わりの始まりに覚悟できた設定か。 ひとかけらのチョコレートで生き延び救助されたプラス思考、楽観主義の女性を思い出す。


J アラートに対して、「どうしたらいいか、分らないじゃない」 といった批判もある。 そもそも、J アラートは〝避けられない生命の危機〟を該当者に知らせるためのものではないだろうか? 第一、100%迎撃できるハズがないし、できたとしても爆発や飛散でどうなるか・・・。

批判の源には 「国が守ってくれる」 という平和ボケがあるようにも思う。 個人的には、危機を知らずに死ぬより、たとえ数分であっても知った上で過ごす時間が欲しい。


〝終わりの始まり〟のカウントダウンは既にスタートしているのかも。 そうであっても、延命はできる。 終末が永遠にやって来ませんように。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋から始まった物語 その18

2017-11-24 07:48:15 | 日記
1988年にリリースされたこのアルバムは、コンプがかかりながらも腰のあるワイドレンジな録音が施され、太さ、柔らかさ、エコー感が豊か。 いわゆる〝HIFI〟ではないものの、見事な音作りで全体のイメージを確立させている。

当時、このジャケットが伊藤政則の TV番組のランキングに映し出される度、何とも言えない緊張感が走った。 流れるのは決まって1曲目。 そのブルーカラーと狂ったような速度感が妙にマッチしていた。 う~ん、キャラクターとは言え、改めて見ると悪趣味だ (笑)


その1曲目では、イントロが終わりボーカルが入った途端、走り崩すようにテンポアップする〝Iron Maiden 恒例儀式〟が行われている。  ミュートを掛けながら、狂ったようにかき鳴らされる6弦開放音に心が躍る。

突然訪れる空虚な浮遊感を伴うサビは、この曲の疾走感を掻き立てる。 単純で簡素なリフだけど、凄く恰好いい。 ランキング紹介で掛かっていたのは丁度この部分。 

タイトルのシャウトコーラスで始まり、タイトルのシャウトコーラスで終わる3曲目は、その PV が面白い。 雲がエディの姿形になったり、蜘蛛の巣がロン毛に見えたり ・・・。 ギターソロ場面に映り込んだ Steve Harris の雄姿はなかなか。

ソロ部分以外のギターリフは、何だかほのぼのしている (笑) ゴリゴリッとしたエッジはしっかり温存しつつ、太くもっちりしたトーンで、コードワークを織り交ぜながら、ミュートを掛けた開放弦をかき鳴らす、弾いていて楽しい曲でもある。 

4曲目は晩秋だ。 ゆったりと静かに始まるメロディアスでドラマチックなギターリフが、この曲の素晴らしさを決定づけ、これに続く〝Iron Maiden 恒例儀式〟で、ボルテージは一気に MAX へ。

実は、この曲がこのアルバムに収録されていることを知ったのは後のこと。 そして購入に至った。 丁度、PC (win98のLaVie NX) を購入した頃で、CD-EXTRA を子供達と肩を寄せ合って、物珍しそうにワクワクしながら観ていたのを覚えている。



1980年、 リリースされたばかりのファーストアルバム (LPレコード) を聴いて好きになった Iron Maiden も、その後メンバーチェンジを繰り返している。 個人的にはルックス、声質とも Paul Di'Anno が好きだった。

「猿の惑星 (Bruce Dickinson) が振り向けばそこに、松崎しげる(Nicko McBrain)…」 だのと揶揄されることもあるようだけど、そのテクニックとアグレッシヴさがあってこその人気、セールスだろう。 血沸き肉躍る LIVE は、彼らが一流アーティストである証。

メタル不遇の時代だった1980年の夏の日、教習所から帰ると僕は、急いでアンプとカセットデッキのスイッチを入れ、UD-XL に録れた〝Transylvania〟を、そしてこれに続く〝Strange World〟の碧い声を、○二○谷○荘で聴いていた。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋から始まった物語 その17

2017-11-21 14:35:29 | 日記
僕にとって、MICHAEL SCHENKER GROUP (一部 McAULEY SCHENKER GROUP ) は秋のイメージ。 概ね秋に購入して、秋に聴いたからだろう。


上段左は Michael Schenker がドラッグ中毒から復帰 (中休み?) した際のファーストアルバムで、1980年リリース。 ○二○谷○荘で針を降ろしたそれはタイトでシャキシャキしたトーン。 この頃僕が出演したコンサート、コンテストの収録テープも同様のトレンドだった。

まだベッドがない6帖の南面窓側の壁に設置した P-610B から流れ出る音に感動したのを覚えている。 丁度、部屋の短辺に当たり、「広がりはあまりないねー」 などと思っていたが、このアルバム、実は元々、音場より音像重視だったりする。

ドラムは、Mike Oldfield のアルバムにも参加した Simon Phillips。 力強さには欠ける一方、野生を抑えた線の細いギターとよくマッチしていた。 インストを含め名曲が揃い、初秋から晩秋へと季節が移ろうような構成が素晴らしい。


上段右は1981年リリースのセカンドアルバム。 ドラムは Cozy Powell で、ファーストよりも全体的に音が太く、その分、ボーカルは粗が目立つ。 バスドラムまで、もっこりしてソフトな収録になってしまっているのは残念。

コントラストで魅せる1~2曲目のメドレー。 3曲目エンディングのギターソロは、澄み切った青空に、大鳥が羽根を広げ舞っているようだ。 4曲目、5曲目は秋の深まりを感じさせる。 7曲目はこのアルバムのハイライト。

8曲目 ・・・ こいつをカーステで何度聴いただろうか。 ギター と ボーカル との間で交互に繰り広げられる、孤独でドラマチックな展開は琴線に触れる。


Graham Bonnet を迎えた下段左は1982年にリリースされた。  ガシッと響き渡るドラム、荒々しいボーカル。 ナローだけど歴代のベストサウンドだと思う。 この後、Gary Barden を呼び戻し、1983年にリリースされた〝BUILT TO DESTROY〟は影が薄い。

先ず、期待を大きく超えた1曲目でノックアウト。 当時、まだ大学生だった僕は、そのベストアルバムのような並びに驚いた。 恐らく誰もが認める〝名盤〟だろう。

中でも、1曲目とともに、2曲目、4曲目、7曲目は別格で、特に7曲目のコード進行に UFO のあの曲と想いをダブらせた輩も少なくないのでは? 「でも、ヤッさん (Graham Bonnet) は疳が強いしなー」 などと思っているうちに、さっさと脱退してしまった。


下段右は Robin McAuley を迎え、1987年にリリース。 比較的ワイドレンジな録音も、ダンピングファクター値が破壊されてしまったような締まりのない低音、ザラついた高音が何とも心地良い。 やや爺臭くねちっこいボーカルも、歌唱力はなかなかのもの。

丁度、転職後の初昇進で希望に満ち溢れる10月頃に聴いていた。 ASSAULT ATTACK に次ぐベストアルバム的名盤と言って良いほど秀逸で、特に、2曲目、3曲目、5曲目、8曲目、9曲目、10曲目は大好物 ♪

Michael Schenker の音作りも完成の域に達しており、そのテクニックは加速度的に急上昇。 Yngwie Malmsteen を彷彿とさせる速弾きは嫌味がなく、やはり秋らしい爽やかさ、物悲しさを纏う。 アコギも本格的に導入され、バラエティ豊かだ。



腰を曲げ、俯き無心に演奏する Michael Schenker。 年齢を重ねて尚、ギターをメロディアスに弾き鳴らす姿は、文句なく格好いい!







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気になったオーディオ

2017-11-19 14:31:39 | 日記
大型フロアタイプでないと地を這うような低域再生は不可能 ・・・ かつて、この常識を覆したオーディオメーカーがある。 その名は AR。

AR の原理はエアサスペンション。 ハイコンプライアンスウーファーを小型の密閉箱に取り付け、空気バネで支える、というもの。 日本家屋にとって 「小型」 と言うより 「普通」 サイズのスピーカーシステムから流れる、絞り出すような重低音に驚愕したものだ。

同社を代表するモデル〝AR-3a〟は1966年にリリースされている。 その価格は何と 1本 162,000円! 1ドル360円の固定相場時代、これより2年後の大卒初任給は 30,600円だそうで、とてつもない高値である。

こいつの存在を知ったのは中学生の頃。 落ち着いた外観も、一度サランネットを開けると、ツイーターとスコーカーへの配線はむき出し。 艶のない黒色のバッフルに同色のビニールテープで貼り付けられている。 「見てはいけないものを見てしまった」 ような醜い造形。

日本のメーカーは当時、AR を研究し、学び取り、日本的サイズの製品をラインナップした。 見栄えはジャパンクオリティ。 AR とは比べ物にならない程の高級感。 そんなコントラストが、子供だった僕には面白可笑しかった。 


フォトは当時の広告。 そうそう、ここにはありませんが、そのコピーには 「まるで小学生の工作…」 といった自虐的な文言も見られましたね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする