ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

3連休の轟音

2016-09-18 11:45:57 | 日記
これは昔からのクセなんだけど、酔いが進むにつれアンプのボリュームが上がる。 段々と鈍感になっていく聴覚を補っているんだろう。

リビングの床は入居の際、中空を設ける形で二重にしたから大丈夫のようだ。 問題は天井である。 厚みを増しただけで、防音効果は甚だ疑問。

有難いことに、愛用のアンプはボリュームレベルが数値で表示される。 16帖のリビングでは通常-36、録音レベルの高いものなどは-40で丁度良し。

一方、酒が入ると-30に! 勿論、数値は見ているのだが、どうにも止まらない。 しかも、RCAケーブル交換で中音、低音が太くなっている ・・・ こりゃヤバいだろう。

ということで、今後は大人しく-40~-36の間で聴こうと思っとります。




さて、フォトの少年は誰なのか、一目で分かった方も多いのでは? Mick Jagger ・・・ 大凡、子供らしくないその不敵な面構えは、ファンの期待を裏切らない。 Keith とは4歳の頃からの幼馴染み。 今なお現役の 〝 King Of Rock 〟 だ。

ところで、今から25年ほど前に来日した際のドームコンサートを観た女性は口々に 「うちの部長と同じ年?」 「明日から上司を正視できない」 などとボヤいていたそうな。






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素晴らしい RCA ケーブル〝 QED Reference Audio 40 〟

2016-09-11 14:02:52 | 日記
「寒色か暖色か」 と問われれば 「暖色」。 「色付けがあるかないか」と問われれば 「ない」。 澄み切っていて太く、高域がざらついていた楽曲が艶やかで活き活きと輝き出す。

まー、TOTO の Goodbye Elenore はどうしようもないが、STRAIGHTENER の KINGMAKER は陰鬱で孤独感に苛まれた旋律と怠惰な歌詞、そして躍動感溢れる演奏が 〝録音状態の悪さ〟 という唯一の欠点を解消し白熱する。

ZEP Ⅳ 各曲のシンバルは独特の金属音となって響き渡る。 これ、実は LP レコードの音と同じなんだけどね。 30年ぶりの再会にドキドキ ♪

反面、何となく聞いていれば 〝音の洪水〟。 TARA LABS PRISM800i-8N では、ソファに座った瞬間から天体観測をしているような状態だった一方、QED Reference Audio 40 は、少々の聴く姿勢を要求する。

Trade-off と言えばそうだが、得たものは大きい。 SATIN M-20 似だった音が SATIN M-20 そのものになったのだから ・・・ ということで、最終システム完成に至る !


ところで最近たまにアンプの電源 ON 直後、L ch の音が途切れるようになった。 セレクターで TV を選択しても同様ゆえ、アンプ故障であることは明らか。

「1年保証は 5月に切れたし、修理でアンプ不在なんてことは考えられないし・・・」 と冷や汗をかいていたところ、原因はスピーカー出力切り替え (ON/OFF) ボタン にあることが判明。 一旦 OFF にして再び ON で症状は消失。 冷や汗も消失 (笑)




フォトは John Lydon 。 Sex Pistols での雄姿そのまんまの御顔でジグソーパズルに興じる彼は、7歳の時に患った髄膜炎で 3ヶ月近く昏睡状態に陥り、更にその後遺症で両親の顔も自分の名前も思い出せないほどの重度記憶喪失になってしまったという。
記憶を取り戻すためのリハビリで刺激療法も受け、周囲と長期間隔絶されていたことから、小学生のころはいじめられっ子だったとか。






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夏の終わりに

2016-09-04 13:20:10 | 日記
RCA ケーブルを買い替えました。 理由はここ 1 年程進んでいる 〝アナログ回帰〟。

絶版の TARA LABS PRISM800i-8N を、幸運なことにそのメーカーの取扱い店から 「当店で販売した本物」 とのお墨付きで 2 年前に中古購入したが、これは正に優秀なケーブル。 太くリアルな音が巨大球体の如くに広がり、16 帖のリビングは 〝楽曲のプラネタリウム〟 になった。

空間表現を求めるマニアなら垂涎ものだろう。 ところがこいつに違和感を覚え出したのだ。 見え過ぎる ・・・ というか、聴こえ過ぎるのである。

「いかに録音状態が良くても、混沌とした部分は混沌としたまま聞かせ、ひとたび 〝聞く〟 から 〝聴く〟 へと意識を変えれば、微細なところまで認識できる」 という優秀なアナログディスクの奥ゆかしさから程遠い。

そんな中、馴染みのショップで使っているケーブルが気になり出した。 赤く透き通るボディのそいつは、細やかで太い、穏やかで温かく、艶やかで爽やかな瑞々しい音を奏でている。 平たく言えば 「今風ではない」。

尋ねると 「QED の Reference Audio 40 で英国製」 とのこと。 比較するために、お薦めのケーブルに付け替えてもらうと、「果実の じょう嚢まで剥きとり、中身まで覗き見るような音を広い空間に鏤める」 といった表現に近づく。 そう、それは 1 年程前迄は大好物だった音。

なぜだろう、やはり違和感を覚える。 生演奏を聴く機会、特にオーケストラやブラスバンドが多かったからかも知れない。 それらはこんなに鮮やかではない。

店員に言って元のケーブルに戻してもらった。 途端に地味な音場になったが、耳を凝らせば細やかな音が無数に存在する。 そう、これだ!


今、リビングにはあの 〝LPレコード〟 と酷似した、ゆったりとした時間が流れる。 左右のスピーカーも思い切って離してみた。 低音の定位がやや曖昧になるも、ボーカルは艶めかしくオーケストラはリアルだ。




フォトは Ozzy Osbourne 。 育ちの良さそうな笑み浮かべる少年も、僕が出会った時代には 「ただのデブいおっさん (笑) 」 で全く興味がなかったが、Randy Rhoads と組んだ珠玉の頃から聴くようになった。 なおも現役の Prince of Darkness だ。






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