ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

地デジ初日を迎えた両親

2010-10-31 06:51:15 | 日記
先週は某都市駅近辺にあるグループ企業本社ビルでの会議が早く終わった。 最寄駅からは某都市駅を通じ故郷へと同じ鉄道で繋がっている。 ということで、50分ほどかけ一時帰省。

帰ると、なぜか慌しい雰囲気。 あれあれ、電気店を継いだ兄貴の友人がいるぞ。 挨拶を済ませると、父上に向けて地デジの説明を始めた。 兄貴の友人は老けて、髪も薄くなっていた。

裏の棟へ行くと小型の液晶TVがあった。 僕は仏壇に手を合わせ、再び表の棟へ行き2階へ。 そこには大型液晶TVが鎮座していた。 そう、偶然にも故郷の家は地デジ初日を迎えていた。 ところで、兄貴の友人は誠実な人柄だけど、昔からヌケている。

古い大型TVを1階へ降ろそうとするも、階段が狭くてどうにもならないでいる。 無謀にもTVの手前部分を階段1段下がったところへ引っ掛けた状態で降りることも戻ることもできず、フリーズしてしまっている。 仕方なく僕が下方から手伝うことに、とほほ。

階段を降りきったものの、 そこから外への通路も狭く、 結局最後まで手伝うハメに。(苦笑) 兄貴の友人は僕が立ち寄ることなど知らない。 僕がいなかったらどうなっていたやら。(笑)

父上専用のTVは買い換えず、 チューナーの信号をビデオ入力で受ける設定だ。  入力切替ボタンは「ビデオ → ゲーム → TV内蔵チューナー → ビデオ」の順で、これを含め、全て新しいリモコンで操作可能になっている。 新しいリモコン最下部はチャンネルとボリューム。 最上部左右にはチューナーとTV本体の電源ボタンがあり、入力切替ボタンと近接している。

こいつが厄介で、電源ボタンと一緒に入力切替ボタンも押してしまい、肝心のTVが映らなくならないか不安。 もちろん入力切替ボタンを2回押せば済むことだけど、なんせ小さなボタンで、逆に電源ボタンまで押してしまう。 だいたい高齢の父上が入力切替ボタンについて理解することなど困難だろう。

兄貴の友人が帰る際、「TVが映らん」と父上の声が。 駆けつけると、不安が的中していた。 そもそもリモコンのデザインが悪いのだ。  僕は、 電源ボタンとチャンネルボタンとの間に林立する細かなボタン群を厚紙でマスクした。  試しに使った父上いわく「おー、 大丈夫だなー」。  安心して2階に上がり、地デジ大画面を見ながら父母と楽しく夕食を済ませ、帰途に。

某社の劣悪なリモコン。 その不具合はボタンレイアウトを変えればカバーできるレベルだ。 水平線に煌めく対岸のネオンを故郷の鉄道車窓から眺めつつ、 変更案をいくつか考えた。  メーカーの人事部署には、無能な人材をデザイン担当にしないよう切望する。
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初めての名刺

2010-10-24 06:29:42 | 日記
9月末で現場研修を終え、10月1日付で経理部へと正式に配属された上の子が「名刺をもらったんで」と、昨日からうちに帰ってきている。 姿かたちは大学時代と変化がないものの、所作や言動には、社会人として明らかな成長が確認でき、親として嬉しい。

買い物を終えて帰宅するなり、既に到着していた上の子と名刺交換させられた。(笑) そういえば、僕も10月1日付で名刺が新しくなっていたっけ。(爆)

例によって日本酒で乾杯し、ビール、バーボンと進み、最後は寿司。 元気で帰ってきて、向かい合って酒を酌み交わしビジネスの話をするなど、幼少の頃には思いもしなかった夢のような瞬間だ。

毎回お土産を買ってくるなど、なかなか感心。 転勤や結婚などで、帰ってくる頻度は減っていくだろうけど、こんな関係がいつまでも続くといいな、と思う。
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有難い言葉

2010-10-19 00:00:02 | 日記
今日、メンバーのUさんが年下上司の心無い言葉で体調を崩し欠勤した。 欠勤連絡はメールのみ。

直属上司から事情を聞いた僕は本人と話がしたくなり、何度も電話したけど出ない。 聞けば、Uさんは欠勤連絡をメールで済ませる傾向があり、歴代の上司も諦めていたという。 ちなみに、Uさんも、その年下上司も直属上司も、僕の管掌部署の大切なメンバーだ。

Uさんの負った辛い誤解が少しでも解けるよう、帰途の電車内からメールを送った。 メール前半は「メールで欠勤連絡をするのは禁止。私の性格はご存知でしょう」と、厳しい内容にせざるを得なかったけど。 こんな社会常識はともかく、元々僕は重要な内容をメールで送るなどという薄情な行為は嫌いだ。

途中乗り換えた電車が走り出すと、いよいよUさんから電話が入った。 開口一番「欠勤連絡をメールで済ませてすいません」と謝罪の言葉。 僕は車中であることを詫び、自宅最寄駅で降りるとすぐに電話をかけた。 「さあ、いいですよ。 今日はバスに乗らずに歩いて帰りますから、 Uさんの話をたっぷり聞かせて下さい」

Uさんは僕よりも更に10歳近く年上で、ここに至るまでの悲しい経緯を話してくれた。 言う側は何気なくでも、言われる側にとっては大変な内容だ。 そして僕には、その年下上司を、本人が納得いく方針で改善する義務だってある。 

一通り話し終えると、今度は「○○さんの下で仕事ができるようになって本当に良かったと思います」とのこと。 その「○○さん」とは恐れ多くも僕のこと。 「○○さんのウワサは、以前から聞いてましたから」

「実はZ部長が私と同じような歳なんです。Z部長は上に対して厳しいひとだけど、『この会社で役員らしい役員は○○さんだけ。 あのひとは皆のことを真剣に考え、全責任を負って改善してくれる』と言ってました」・・・どう考えても他の役員(うち1名を除く(笑))の方が優秀なんだけど ・・・不器用でドタバタと仕事をする僕は、良くも悪くも目立つのかも知れない。(苦笑)

10月から管掌部署が一変し、今のところ思うように仕事ができていない。 まだ19日しか経っていない反面、正直「僕でいいんだろうか?」などと既に心細く思いながら、これまでにない慌しさにバタバタと過ごしてきたけど、 こんな僕に対し、 こんなに有難いことを言っていただける方がいるなら、頑張るしかない。

この道を久しぶりに歩いた。 暗くても、この思い出の道を歩く僕は幸せ者だ。 ただし、自宅に近付く頃、心と身体の年齢が一致しない僕の心肺能力も限界に近付きつつあったけど。(爆)
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ちょっと遠出の早朝ドライブ

2010-10-17 08:14:29 | 日記
今朝は某飲食店で朝食をとった後、ちょっと遠方まで足を延ばしてみた。 自宅からそこに至るまでの間には学生時代に様々な目的を持って通った道があって、今はその頃の曲を聴きつつその頃のことを思い出しながら走っていたりする。

昔に戻りたい・・・時々こんな台詞を耳にするけど、僕は戻りたくない。 今が一番好き♪ 昔に戻って過去に些細な変化を与えるだけで、現在が大きく変わってしまうかも知れない、などと、星新一のショートショートみたいなリスクさえ考えてしまう。(笑)

昨日は夏のように暑かったけど、今日は随分涼しくなった。 秋は着々と深まっている。 秋もいいもんだ。
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CM から死神の唄が聞こえる ♪

2010-10-14 00:00:32 | 日記
ヘイ~ヤル ロトティ~ヤ ♪ 死の女神の唄が始まる。 そして1人が倒れた瞬間、歓喜を極めるように和楽器が高鳴る。 なおも唄は終わりを迎えず、見ればその傍の後姿が最期のカウントダウンを刻み出した。

かつての TV 番組「世にも奇妙な物語」にも似た感覚で、心の無防備な部分に触れる。 医療系 CM ではありえない、禁を犯した訴求手段。 シュールなるも異常なリアルさを持つシオノギの動脈硬化警告 CM は、並外れたセンスを感じさせる秀作だと思う。

さて僕はというと、今日も帰り際、会社の最寄駅で電車1本をあえて見送り、立ち食いそばに ・・・ こうすると満員電車でも途中から座れる ・・・ 自分の中で、こんなジンクスが成立してしまっている。(笑) 帰ればまた食べるから、あまり良い食生活ではない。

あの唄が聞こえてこないよう、祈るのみだ。(苦笑)
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