愛用の MDデッキは今から11年前、現住マンションを購入した際に偶然ヤフオクで DENON DMD-F102の新品が出品されているのを見つけ、オフィスの最寄り駅ホームから知り合いの Mさんに連絡して即決価格で落札してもらったもの。
今尚、購入時と変わらぬコンディションで稼働してくれており、Mさんには本当に感謝している。
何度も書いたけど、この当時は既に1社を除く全てのメーカーが MD事業から撤退済で、在庫もない状態。
「MDライブラリーを持つお客様が困らないように」と、唯一 MDデッキの製造を頑張って続けていた TEAC社も、そのラインナップは業務用を除けば〝MD & CD複合機〟のみ(これも自社 MDドライブの在庫が尽きた2020年に終了)。
そんなこんなで困り果てていた当時の〝新品MDデッキのヤフオク出品〟は奇跡的な幸運だったのです。
しかしながら、購入してから今年で11年。 「丁寧に使っているし、使用時間は少ないし、録音/編集/消去等の操作も殆どしていないから長持ちするはず…」などと心中で自分に言い聞かせるも、不安払拭には至らず。
そんな折、4月20日に〝ポータブルステレオの MD機能が壊れました〟というタイトルで書いた出来事があり、「いつどうなるか分からない…」と不安は更に大きくなるばかり。
ということで、大手通販サイトやオークション、フリマ、中古ショップ等を日々日々チェックしていたところ、製造年も比較的新しく、リモコン有りで、コンディションも良好な出品を見つけ、出品者に直接いくつか確認質問(回答は迅速丁寧でした)をした上で購入!
届いた現品も出品者の説明やフォトと違わず、基本動作のテストでコンディション確認を済ませ、ストックとしてクローゼットに収納。
購入した中古品は TEAC MD-50S 。 前述の通り、同社の業務用ブランド TASCAM を除く MD専用機の最終モデル。
2001~2010年に製造されたロングラン機 MD-5MK2 の後継機種で、正直言えば MD-5MK2に比べてコストダウンのための手抜きも目立つ。
加えて「製造年も比較的新しく」と書いたが、製造年は2010年 ・・・ なんせ製造期間は2010~2011年だしね。
さてさて、ストックとしてコンディション良好な MDデッキを確保できた今も「さー、ピュアオーディオ用の MD再生もこれで安心♪」とはいかないんですねー、これが。 更なるストックとして、もう1台購入するつもり。
MD には CD では購入できない曲や自身のバンド演奏が収録されているし、そもそも MD枚数も収録曲数も多すぎて、MD離れは困難なのですよ。
こうなりゃ、8月17日に〝またまた MDポータブルステレオのスペアを確保しました〟というタイトルで書いた通り、ストック1台確保済のMDポータブルステレオも、更なるストックとして、もう1台購入しちゃう?(笑)
思えば、TEAC MD-H300LP を使っていた2011年頃に価格.com で Pioneer MJ-D7 の新品が在庫処分で売られていた時期があったな。
勿論、予備としての購入を考えたけど、「回転系に問題あり」といったレビューが気になったり、メーカー希望価格程度だったから「値下がりするのでは?」などという つまらぬ期待でグズグズしていたら、早々に姿を消してしまったっけ。
〝後悔先に立たず〟・・・ とほほ。
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