ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

そういえば札幌は ・・・

2013-06-30 19:17:08 | 日記

中央分離帯に佇むモニュメントは、何やら胎内を表現したようにも見える。  横断歩道の向うにある小さなカウンターバーのソフトクリームで飲酒後のクールダウンを図るべく、M さんを促しながら吸い込まれるように入っていった。

マスターはお洒落な髭を生やした 40 代男性。 新しい店らしいが、何やらまとまりのない印象。 そう、BGM の音がもっさりしていて粗雑なのだ。 訊けばミニコンポを使っているそうで、カウンター下を覗き込むと左右に貧相なスピーカーが無造作にねじ込まれていた。

サッポロクラシックを M さんの分も頼んで、まずは二次会の乾杯。 僕はマスターと M さんに音が雰囲気に与える影響の重篤さを説きつつ、安価でしかも良質な音を奏でる JBL の 530 CH を薦めた。 マスターは営業スマイルでかわしたが、M さんは 「 今使っているのが 8 年も経っているし、ぜひ購入したい 」 と言う。 僕は満足げに店右奥のトイレに入った。

マスターに注がれ綺麗に整えられたグラスで 4 杯ずつ飲み、いよいよソフトクリームを注文。 期待した “ 生クリームのような味 ” はしなかったけど、食べ終えるとここも僕が払い、歩いて帰ろうとするもホテルの方角が分らない。 元々 「 歩いて帰れますよ 」 と提案した M さんもギブアップしたところで、路駐のタクシーの窓を叩いた。

翌朝は快晴。 頭上には、東京近郊では縁遠い “ 雲一つない紺碧の空 ” が広がっている。 M さんとロビーで待ち合わせて会場へ移動し、3 時過ぎに仕事を終えると、「 まだ早いんで、もう少し仕事をしていきます 」 と言う M さんに挨拶をして電車に乗る。

新千歳空港行だから間違っているはずがないんだけど、遠く離れた土地で車窓の景色を見ていると、なぜか不安になる。 「 逆行していたらどうしよう 」 などと、つい考えてしまう。

そして、当たり前のように空港に到着し、当たり前のように搭乗。 羽田に到着したところで某駅前までの高速バスに乗り込み、北海道へのリベンジ出張は終了した。

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そういえば札幌は ・・・

2013-06-22 11:00:26 | 日記

順番が逆になっちゃったけど、札幌に着いてホテルに向かう道すがら M さんに電話したところ既にホテルに着いていたので、「 なら夕食を一緒に。 今日は僕がおごりますよ 」 と伝え、チェックイン。 荷物を置いてロビーで落ち合った。

ジンギスカンが食べたいことを告げ、タクシーに乗る。 何でも、前回 M さんが すすきの に訪れた際に入った 「 まあまあの店 」 があるとのこと。 同じく、前回旭川を訪れた際に 「 まあまあの店 」 に入った僕としては満足できない選択だ。

〇ベログ や 〇ルナビ も当てにならないし ・・・ ということで、タクシーの運転手に訊くと、だるま という店が美味しいとか。 地元を知り尽くした御方の言葉を信じ、その本店とやらの傍で下車。

そこは十数名がカウンターに隙間なく肩を並べる小さな店。 外のベンチにスーツの男性 2 人が座っている。 訊けば東京から来たそうで順番待ちとのこと。 僕らもその右に続いて待つことにした。

時折涼しく気持ちのいい風がそよぐ中、M さんと身の上話に花が咲く。 途中、前の 2 人の順番がインターフォンで店内に誘導されてしばらく経った後、食事を終えた客 3、4 人が出てきたので扉を開けると、「 呼ばれるまで待っててください ! 」 との注意を受けてしまった。

さて、いよいよ僕らの番である。 店内に入ると中心近くが 4 席空いていた。 しばらく経つと、更に 3 人 の輩が呼ばれ、全体に席を詰めた M さんは窮屈そうだ。

店は気のいいおばちゃんとおばあちゃんの 2 人で切り盛りされている。 まずは生で乾杯していると、目当ての肉と野菜が出された。 指導の通り、鍋の頂上に脂身を、そのふもとに野菜を、そして所々の空き地で肉を焼く。 この肉が美味い !

肉厚でしっとりした歯応え。 コクがあってさっぱりとした癖のない味。 M さんは遠慮なく肉とビールの追加を連発。 お互い 4 ~ 5 皿ずつは食べた。 価格もリーズナブルで、満足してホテルへの帰途に就く。 界隈を眺めながら歩いて帰ることにした。

アーケードでは、あちこちで小~中学生の男女(の子)の混成グループが高校~大学生らしきお姉さんやお兄さんからヒップホップを教えてもらっている。 教え方が何とも爽やかで威圧がなく、素晴らしい。 どのグループも真剣で、しかも既にカッコいいのだ。

「 日本も捨てたもんじゃない。 何もしないでブラブラしているヤツは彼らを見習うべきだ 」 などと M さんとぼやきながら歩いていき、横断歩道を渡っていると、中央分離帯に佇む妙なモニュメントを発見。 その先にはソフトクリームの看板を出した小さなカウンターバーが見える ・・・ (次回に続く)

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札幌へ、そして博多へ

2013-06-17 03:12:27 | 日記

先週は札幌出張で 1 泊、博多出張で 1 泊。 何だか要領の悪い列島縦断である。

夜遅く博多駅前のホテルへチェックインし、隣のコンビニへ夜食を物色に出かけたところ、知人の S 君から電話が入る。 何でも、良い戸建て物件が見つかり購入を考えているとのこと。 そんな相談を受けながら店前で楽しそうに長話している僕を、次々と到着するツアーバスから降りてくる客や、道を歩く若い輩が不思議そうに眺めていく様子が何だか面白い。

結局、ノンアルコールビール × 2 、カットパイナップル × 1 、そうめん × 1 、生クリームロールケーキ × 1 を購入し、部屋の窓外の駅ビルを眺めながら完食。 さっさとベッドに入って 1 日は終了。

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思わず柏手

2013-06-06 10:14:29 | 日記

駅近なんで遠景も隅々までは見えないんだけど、実はところどころビルの切れ間がある。

フォトは寝室のカーテンを開けると目に飛び込んでくる風景。 空気の澄んだ日は青翠清々としていて、見ているこちらもリフレッシュされる瞬間だ。

朝起きた際、こいつが鮮明だと柏手を打ちたくなるのはなぜだろう ・・・

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