1988年にリリースされたこのアルバムは、コンプがかかりながらも腰のあるワイドレンジな録音が施され、太さ、柔らかさ、エコー感が豊か。 いわゆる〝HIFI〟ではないものの、見事な音作りで全体のイメージを確立させている。
当時、このジャケットが伊藤政則の TV番組のランキングに映し出される度、何とも言えない緊張感が走った。 流れるのは決まって1曲目。 そのブルーカラーと狂ったような速度感が妙にマッチしていた。 う~ん、キャラクターとは言え、改めて見ると悪趣味だ (笑)
その1曲目では、イントロが終わりボーカルが入った途端、走り崩すようにテンポアップする〝Iron Maiden 恒例儀式〟が行われている。 ミュートを掛けながら、狂ったようにかき鳴らされる6弦開放音に心が躍る。
突然訪れる空虚な浮遊感を伴うサビは、この曲の疾走感を掻き立てる。 単純で簡素なリフだけど、凄く恰好いい。 ランキング紹介で掛かっていたのは丁度この部分。
タイトルのシャウトコーラスで始まり、タイトルのシャウトコーラスで終わる3曲目は、その PV が面白い。 雲がエディの姿形になったり、蜘蛛の巣がロン毛に見えたり ・・・。 ギターソロ場面に映り込んだ Steve Harris の雄姿はなかなか。
ソロ部分以外のギターリフは、何だかほのぼのしている (笑) ゴリゴリッとしたエッジはしっかり温存しつつ、太くもっちりしたトーンで、コードワークを織り交ぜながら、ミュートを掛けた開放弦をかき鳴らす、弾いていて楽しい曲でもある。
4曲目は晩秋だ。 ゆったりと静かに始まるメロディアスでドラマチックなギターリフが、この曲の素晴らしさを決定づけ、これに続く〝Iron Maiden 恒例儀式〟で、ボルテージは一気に MAX へ。
実は、この曲がこのアルバムに収録されていることを知ったのは後のこと。 そして購入に至った。 丁度、PC (win98のLaVie NX) を購入した頃で、CD-EXTRA を子供達と肩を寄せ合って、物珍しそうにワクワクしながら観ていたのを覚えている。
1980年、 リリースされたばかりのファーストアルバム (LPレコード) を聴いて好きになった Iron Maiden も、その後メンバーチェンジを繰り返している。 個人的にはルックス、声質とも Paul Di'Anno が好きだった。
「猿の惑星 (Bruce Dickinson) が振り向けばそこに、松崎しげる(Nicko McBrain)…」 だのと揶揄されることもあるようだけど、そのテクニックとアグレッシヴさがあってこその人気、セールスだろう。 血沸き肉躍る LIVE は、彼らが一流アーティストである証。
メタル不遇の時代だった1980年の夏の日、教習所から帰ると僕は、急いでアンプとカセットデッキのスイッチを入れ、UD-XL に録れた〝Transylvania〟を、そしてこれに続く〝Strange World〟の碧い声を、○二○谷○荘で聴いていた。
当時、このジャケットが伊藤政則の TV番組のランキングに映し出される度、何とも言えない緊張感が走った。 流れるのは決まって1曲目。 そのブルーカラーと狂ったような速度感が妙にマッチしていた。 う~ん、キャラクターとは言え、改めて見ると悪趣味だ (笑)
その1曲目では、イントロが終わりボーカルが入った途端、走り崩すようにテンポアップする〝Iron Maiden 恒例儀式〟が行われている。 ミュートを掛けながら、狂ったようにかき鳴らされる6弦開放音に心が躍る。
突然訪れる空虚な浮遊感を伴うサビは、この曲の疾走感を掻き立てる。 単純で簡素なリフだけど、凄く恰好いい。 ランキング紹介で掛かっていたのは丁度この部分。
タイトルのシャウトコーラスで始まり、タイトルのシャウトコーラスで終わる3曲目は、その PV が面白い。 雲がエディの姿形になったり、蜘蛛の巣がロン毛に見えたり ・・・。 ギターソロ場面に映り込んだ Steve Harris の雄姿はなかなか。
ソロ部分以外のギターリフは、何だかほのぼのしている (笑) ゴリゴリッとしたエッジはしっかり温存しつつ、太くもっちりしたトーンで、コードワークを織り交ぜながら、ミュートを掛けた開放弦をかき鳴らす、弾いていて楽しい曲でもある。
4曲目は晩秋だ。 ゆったりと静かに始まるメロディアスでドラマチックなギターリフが、この曲の素晴らしさを決定づけ、これに続く〝Iron Maiden 恒例儀式〟で、ボルテージは一気に MAX へ。
実は、この曲がこのアルバムに収録されていることを知ったのは後のこと。 そして購入に至った。 丁度、PC (win98のLaVie NX) を購入した頃で、CD-EXTRA を子供達と肩を寄せ合って、物珍しそうにワクワクしながら観ていたのを覚えている。
1980年、 リリースされたばかりのファーストアルバム (LPレコード) を聴いて好きになった Iron Maiden も、その後メンバーチェンジを繰り返している。 個人的にはルックス、声質とも Paul Di'Anno が好きだった。
「猿の惑星 (Bruce Dickinson) が振り向けばそこに、松崎しげる(Nicko McBrain)…」 だのと揶揄されることもあるようだけど、そのテクニックとアグレッシヴさがあってこその人気、セールスだろう。 血沸き肉躍る LIVE は、彼らが一流アーティストである証。
メタル不遇の時代だった1980年の夏の日、教習所から帰ると僕は、急いでアンプとカセットデッキのスイッチを入れ、UD-XL に録れた〝Transylvania〟を、そしてこれに続く〝Strange World〟の碧い声を、○二○谷○荘で聴いていた。