ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

故郷から時空を超えて

2010-06-27 00:02:59 | 日記
昨日、故郷から荷物が届いた。 いつも感心するほど無駄なく綺麗に内包されているが、今回は珍しく、豊富な中身が箱の高さを凌ぎ、一部を側面に転用され寸足らずとなった蓋の隙間が個人情報満載(笑)のDM封筒で穴埋めされていた。

上段には植物が寝かせてある。 野菜?果物? 大き目のクッション材でくるまれていたのは色とりどりの草花で、前日に中庭で摘み取ったものとのこと。 おまけに、紫のちっちゃな花瓶まで入っていた。

茎の部分には水で湿したティッシュが巻かれた上、ビニール袋に入れた形で輪ゴム留めされており、さすがの長旅に少々萎れていたが、新鮮さは失われておらず、瑞々しい。 部屋には草の香が漂う。

茎葉や花が折れたり崩れたりしていないのは本当に不思議だ。 梱包が巧みな上、ヤマト便の扱いが丁寧だったんだろう。 普段興味がなくても、幼少の頃遊んだ庭からやって来たと思うと、草花もちょっと嬉しい。 それにしても宅急便に入れるなんて、母上も大胆である。

大学進学で上京して以来、今も毎月のように頂く荷物。 上の子が一人暮らしを始めてからは、とても真似できない有難いこと、という実感をますます深めている。
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親子の関係

2010-06-26 06:37:39 | 日記
昨日は某社の株主総会へ。 開会からスムーズに進行していた総会も、中盤で馬脚を露わした。 質疑応答で、財務諸表に関する簡単な質問に答えられないのだ。 一方、子会社はなかなか良いらしい。

「質問ではありませんが・・・」という前置きの後、ある株主が「相談ができて、的確なアドバイスをもらえるのは○○だけ。近隣には同業が4社あるが、わざわざ車で30分かけて○○を利用している」と褒めていた。 せめて、すくすく育っている子に迷惑をかけないようにしてもらいたい。

帰宅途中、バス定期の更新で京王観光へ立ち寄った。 「いらっしゃいませ」の一言もなく、客が何人並ぼうが、どれだけ待たせようが平気な会社である。 店員は3人。 幸い客は1人しかおらず、その背後に並ぶと、何と奇跡的に30秒ほどで声を掛けられた。 もちろん、前の客の応対は終わっていない。 接客レベルは 劣悪 から 普通に悪い ところまで向上していた。

京王観光は電鉄の子会社に当たる。 ラッシュ時の遅延を当然とする姿勢はいただけないが、接客業ではない親会社の社員応対は結構クオリティが高い。 一方、京王観光は「優れた親が有する権限下に甘える愚子」。 その愚子が、複数客に同時応対するところまで成長できたのだから、「客には速やかに応対する」といった常識だって学習できるはず。

子が親の寄生虫になったり、親が子の寄生虫になったりで、親子関係は様々だ。
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新オフィス内見

2010-06-22 22:59:18 | 日記
今日は新オフィスの内見&業者との現地打ち合わせで、メンバーを連れて外出。 本来、各部門長+αだけで十分だけど、忙中閑有りで、出来る限り全員連れて行くのが僕の主義。 僕以外は皆、外観を見るのさえ初めてという状態だったりする。

何も設置していないフロアは広く見える。 図面を見ながら「ここが○○室で・・・」などと想像を逞しくしている間に、メンバーはカメラとメジャーを駆使しての大活躍。 入口、天井高、床下、自部署専用スペース等の測定やら業者との確認やらで忙しい。

一通り確認を終え打ち合わせに入ったのを見届け、その傍で外を眺めながらK君と談笑開始。 なぜかムダな施工話だけはハッキリ聞こえるから不思議だ。(笑) 即座に、「それはしなくてよし」と制止する。

全て終了し、ビル隣のカフェで一服している間中、移転後を想定した明るい話題が続く。 メンバーの楽しげな表情を見ていて、僕も話が尽きない。

現実は、いくつもの新規プロジェクトを抱えながらの移転で、結構しんどい。 だからこそ、せめてイメージを膨らませながら準備しような。 移転前の今が一番楽しい時期なんだから。
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スピーカーの背後から

2010-06-19 21:49:17 | 日記
春だったか夏だったか、勉強机の引出し奥からお年玉が入ったままのぽち袋を発見・・・小学生の頃、こんな申し訳なくも嬉しい出来事を体験したことがある。

裕福な親戚が多く、子供の頃は結構な数のお年玉(父母も大変だったろう)をもらっていた。 いくらもらっても、幼少の僕にとって現金は夢のような宝物だ。 恐らく、空のぽち袋まで大切にしまっていたことが裏目に出たんだろう。


酔っ払って寝た昨夜は蒸し暑く、ベッドから落ちて床をゴロゴロしていたようで、今朝起きるとテレビと目覚まし時計が乱れていた。 コンクリートブロック上に設置した SB-7000 は壁からの距離が1ミリ狂っても低音がブーミーになるため、念のため確認してみると、寸分違わず。

安心して、何となくスピーカー背面下方に目をやると、吸音材の入った袋の下に白い封筒が見える。 引き上げてみれば、それはお年玉。(笑) いつもらったものだろうか。 防塵ネットの上に置いていて、落っこちてしまったんだろう。 申し訳なくも嬉しい出来事である。

お年玉をもらう年齢を遥か昔に卒業してもなお、未だにいただける御方がいる。 その御方にとっては、僕など今も子供ということなんだろう。 まー、相変わらずであることは確かだ。(爆)
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最後まで、しっかりと

2010-06-17 00:01:03 | 日記
陸路の日帰り出張では昨日の距離が限界だと思う。 このところ、今秋の組織変更に際する課題解決に加え、新たに担当する新組織、職掌の打ち合わせが上乗せされ、ちょっと一杯一杯かも。 正直結構しんどい。

「事前に軸足を移しておいた方がいい」と言う仲間もいる。 でも、「○○さんがいるから僕らはそちらに転勤するんです」と言ってくれた、あの大切な仲間達のためにも、異動の前日まで軸足は現職に。 少なくとも、両方中途半端になってしまうことは避けたい。

どこから情報漏洩したのか、一昨日は「○○さんの管掌から外れるなら」とZさんから辞意表明があった。 Zさんは一昨年の6月、あの部署を瀕死の状態から救ってくれた恩人。 なのにこんな寂しいことを言わせるなんて、僕のリーダーシップが偽物で、僕がダメリーダーである証だ。

いずれも、転勤・組織変更に対する不安が原因。 Zさんにも、あの会社にいる大切な仲間達にも、僕が最後まで責務を果たし、そして、後任のリーダーが僕なんかより素晴らしいことを理解いただける機会を設け、安心してもらおう。
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