ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

終わりの始まり

2017-11-26 13:44:13 | 日記
楳図かずおの〝漂流教室〟よりも、星新一の〝ひとつの装置〟に近い、独特の世界観。 絶望の唄などは凄まじかった。

今のところ 「必ず」 と心に決めて観ているのは〝陸王〟だけで、こいつには時々、バッタリ会う感じ。 でも、一旦遭遇してしまうと、最初から観たくて BS へ。


随分以前の TV 番組で、ヘビメタのことを 「ジェットコースターのように、安全が保障された上での危険行為」 とか言っていたタレントがいたけど、僕の〝独り好き〟も似たようなもの。

一歩外に出ると人がいるし、駅近で程なく繁華街の雑踏へ。 そんな環境下でのみ成立する〝独り好き〟だ。 一方、このアニメの世界には、ほぼ2人だけ。 ただ食糧を求め彷徨う。

孤独と不安で発狂してしまいそうだけど、あくまでものほほんとしている。 終わりの始まりに覚悟できた設定か。 ひとかけらのチョコレートで生き延び救助されたプラス思考、楽観主義の女性を思い出す。


J アラートに対して、「どうしたらいいか、分らないじゃない」 といった批判もある。 そもそも、J アラートは〝避けられない生命の危機〟を該当者に知らせるためのものではないだろうか? 第一、100%迎撃できるハズがないし、できたとしても爆発や飛散でどうなるか・・・。

批判の源には 「国が守ってくれる」 という平和ボケがあるようにも思う。 個人的には、危機を知らずに死ぬより、たとえ数分であっても知った上で過ごす時間が欲しい。


〝終わりの始まり〟のカウントダウンは既にスタートしているのかも。 そうであっても、延命はできる。 終末が永遠にやって来ませんように。




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