政府の一斉休校要請で試される自治体の緊急対応力

２月２８日 午前０時現在、日本国内における新型コロナウイルス感染者が２００名になったとのこと。

本件に関し、一部メディアで 「２００人に達した」 と書かれていたのは情けない。　 「達する」 は 「期待した目標に達する」 といったニュアンスにも繋がるので、不適切でしょうね。


ところで、そもそも 「２００人」 って何だろう？　 発表された数で見る限り、韓国の感染者 「２０００人超」 ＞＞ 日本の感染者 「２００人」 となるが 。。。

１日に１３０００人余りを検査している韓国と、１日に９６０人しか検査していない日本とを比較するのも不適切だ。　 勿論、僕も 「東京五輪等への影響を考慮し、徹底して検査人数を抑制しているのでは？」 と勘ぐっている。




さてさて、一斉休校要請について TV を通じ、不平不満を訴えるばかりの自治体もあれば、大阪、名古屋など、出来る限りの対策を早々発表した自治体もある。

緊急対応ができる 「長」 が治めるエリアの住民は幸せだ。

過去と現在、未来が時空を超えて繋がった瞬間に弱いので

以前も書いたけど、僕は 「過去と現在、未来が時空を超えて繋がった瞬間」 に弱い。
具体的には、その瞬間に突然涙が止まらなくなったり、激しくドキドキしたりする。

記憶では、この特異体質が発現したのは小学生低学年のとき。
その日は母と叔母に連れられて街の劇場へ。

クーラーの効き過ぎで腹痛を訴えた僕に母が手持ちの風呂敷を巻いてくれた。


当時の有名女優が主演したその舞台は、「大スターとして名声を欲しいままにした女性が、別れた男性と場末の酒場で偶然再会する」 というストーリー。

最後のシーンは 「質素な身なりの女性が、かつて歌っていたヒット曲を口ずさみながら、彼女だと気付かない男性のテーブルへとゆっくり歩み寄っていく」 というもの。

この場面で僕は泣いてしまい、母も叔母も驚いたそうな。


同様の展開は〝アリの足（ブラックジャック）〟や〝永遠の０（原作本）〟、〝Back to the Future〟、〝僕の彼女はサイボーグ〟、〝 まぼろしの汽車（ゲゲゲの鬼太郎）〟、TV ドラマでは〝２０２０年の挑戦（ウルトラQ）〟や〝同期のサクラ〟、〝テセウスの船〟にも。


身近な出来事では、小さい頃に引っ越してしまった友達 Mくんとよく遊んだ 「森のような庭にあった２本の大樹」 が、いい年になって帰省した際、何気なく足を向けた駐車場の隣にそのまま残されていたことも。

不釣り合いにそびえる２本の大樹 ・・・ そう、その広い駐車場はかつて 「森のような庭」 だったのです。　 夢だとさえ思っていた大樹を目前に、駐車場の隅でボロボロ涙を流すおっさん（笑）

バイパス建設で取り壊されたはずの 「大学時代に過ごしたアパート」 がギリギリ残存している姿を、偶然目の当たりにした夕暮れも酷かった（こちらは花粉症の季節で助かった）


そして、２月２４日の BS NHK では〝シンドラーのリスト〟と〝世界の中心で、愛をさけぶ〟が放送されました。


〝シンドラーのリスト〟は荷車に揺られる汚れて硬くなった赤いコートの･･･、そして最後の墓のシーン。　 忘れてはいけない、二度とあってはならない狂気の事実。

あろうことか〝世界の中心で、愛をさけぶ〟は全編 「過去と現在、未来が時空を超えて繋がった瞬間」 で綴られている。　 だから、この映画は一人で観るしかないのである。


何という難儀な体質なんだろう 。。。




もしも貴方が僕と同じ体質なら、もしも〝世界の中心で、愛をさけぶ〟のストーリーを知っているなら、このフォトに心を揺さぶられるはずだ。

最近買ったCD 2020.2

それはフォトの通り、超有名作品のサウンドトラックだ。

目当ては２０２０年２月９日、第９２回アカデミー賞で松たか子が熱唱した〝Into the Unknown〟ではなく ・・・


聴きたかったのは〝All Is Found〟。

Celtic Music 好きならそのメロディが、子をもつ親ならその歌詞（原詞）が、心の琴線に触れるだろう。


この曲を知ったのは、起床前のひとときに聞いている FM ヨコハマ。
思わずスマホを起動して SoundHound でチェックした上、radiko でも確認しちゃいましたよ。



特に End Credits version は素晴らしい。

出来れば Blackmore's Night に演って欲しかった 。。。

もう自虐的な道は嫌だ！（せめてフォトだけは楽しく ♪）

新型コロナウイルス感染拡大で、日本からの入国制限 及び 日本への渡航制限に踏み切る国が増えている。

元々、感染拡大中の中国が国外への渡航を制限しなかったことが原因なのに、海外からは日本への批判さえ聞こえてくる。


そもそも入港拒否もできたクルーズ船〝ダイヤモンド・プリンセス〟への日本の対応は、情け深い親切心からの人道的支援だ。

船籍はイギリス、船会社はアメリカ。　 にも拘わらず、あろうことかイギリスを含む各国から日本の対応に批判が相次いでいる。

唯一、イスラエル大使館から出された日本への感謝を伝える動画と文書は有難い。


そして、未だ中国からの入国禁止に踏み切らない日本。

「現地にいる邦人を退避させる条件としてやむを得ず」 なら仕方ないが ・・・ 景気後退だけでなく、国内外から東京五輪開催を危ぶむ声さえ出てしまっている。

「国民の健康よりインバウンドによる利益を優先して中国からの入国禁止に踏み切らなかった」 なら、その結果がこれでは悲し過ぎるではないか。


その上、日本は諸外国に向けて謝罪しなければならないのか？
もう自虐的な道は嫌だ！

優柔不断で口下手な政府に対しても、根拠もなく楽観論を唱えた医師やコメンテーターに対しても、怒りが収まらない！！




さてさて、せめてフォトぐらいは楽しくなくっちゃ ♪
静音で高性能な集塵機らしいけど、思わず二度見しそうなネーミングが凄い 。。。

新型コロナウイルス感染拡大防止に有効な名台詞 「退くも勇気だ！ 」

もののけ姫の主人公〝アシタカ〟。
その台詞に 「みすみす死ぬな。退くも勇気だ！ 」 という名言がある。

大袈裟だけど、来月初めに予定していた小旅行を昨日キャンセルした僕の心境は、この台詞そのものだ。

久しぶりに会う仲間達もいて、お互い楽しみにしていたのだが 。。。


「政府が明確な基準を示さず自主判断では ・・・」 と、新型コロナウイルスの感染拡大リスクのあるイベントを中止できないでいる関係者の苦悩は想像を絶する。

個人の旅行などとは違い、そのイベントの規模が大きかったり、歴史ある恒例行事だったり、開催前の投資額が大きかったりであれば尚更。

でも、主催者、責任者、市長、知事の皆様には勇気を持って欲しい！




「退くも勇気だ！ 」