ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

勝手な解釈

2017-10-30 14:14:54 | 日記
初めて聴いた曲に、涙が溢れることがある。 〝Just a 16〟のように、やるせない歌詞だったり、悲しい曲調だったりするケースはともかく。


Mike Oldfield の〝Moonlight Shadow〟は明るく穏やかな曲調だけど、初めて聴いた瞬間、歌詞の意味も分からないまま涙が流れた。 どうやら、〝悲しい曲〟と認識したらしい。

事実、この曲は悲しい曲だった。 6発の弾丸によって遥か彼方へ旅立ったひととの再会を祈る女性 ・・・ 僕の勘は正しかった。


実は、極めて不可解な曲がある。 それは井上陽水の〝チエちゃん〟。 真夏の海、眩しい太陽が目に浮かぶ、爽やかで明るい曲。 なのに、涙が止まらない。 当時、中学生で多感だったせいかも知れない。

死んでしまった女の子のことを歌っているのではないか? ・・・ 勿論、そんなことはどこにも書かれていないし、「子供の頃の友達との切ない別れを歌っている」 との、しっかりした記述も確認できる。 にも拘らず、未だに想いは同じ。


時折閲覧する中古オーディオ販売サイトに、好きなミュージシャンのアルバムが纏めて掲載されていた。 う~ん、絶版でも高いかな。 これなら海外から取り寄せた方が良さそう。

一方、僕の勘は別のことを考えている。 形見の処分ではないか、と。 やはり勝手な解釈だ。(笑)



今日は再び、台風一過の秋晴れ。 木枯らし1号も吹いたとか。







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ルンバ(超有名ショップオリジナル廉価品)最終評価

2017-10-28 01:05:18 | 日記
音が煩いこと、家具にキズを付けるリスクがあること、ルンバを清掃する掃除機が別途必要なこと等のデメリットも、十分な清掃能力、十分な連続運転時間、十分なセンサー性能等のメリットが補って余りあることは、9月26日に書いた通り。

そして、いよいよ1ヶ月少々を経過した現在の評価は ・・・〝100点満点〟。


購入前の清掃頻度は、3~7日に1回。  3LDK を 2LDK にリフォームした、さして広くない我が家でも、パナ製の軽量 (2.8kg) サイクロンを引きずって全室回るのは正直、苦痛だ。

それが何と購入後は、長時間の外出がない限り毎日!  ルンバ購入直後のワクワク感がなくなった今でも、全く苦にならない。 元々床にモノを置かない主義であること、スイッチを押すだけで済むこと等も奏功しているが、主要因はメンテナンスの容易さにある。


フォトの通り、簡単に分解できる。 ロールブラシ端の黄色いベアリングも、3本生えたエッジクリーニングブラシも簡単に取り外すことが可能。 だから、毎日の内部清掃も楽々。

手前中央の前車輪も、車輪を摘んで 「ポコッ」 と軽く引き抜くことができる。 更にキャスターから車輪を取り外すのもワンタッチ。 車輪とキャスターとのはめ込みトルクよりもキャスターとボディとのそれの方が小さいためだが、その絶妙なバランス、設計には舌を巻く。


唯一の注意点は、掃除終了等でロールブラシが止まった際、床に少々の粉ゴミが落下すること。  原因は、ロールブラシ取り付け箇所の天板 (フォトで、ロールブラシ2本が立て掛けられた箇所) に粉ゴミが付着するため。 当然、この現象は湿度が高い日には起こらない。

   ※ 湿度が高い = 実測60%程度以上

素人でも 「構造上やむなし」 と理解できる本件は、カーペット敷きの部屋を先に行うことで、概ね回避している。  一方、畳やカーペットの部屋のみ、或はその面積が大きい家屋での使用は、そもそも粉ゴミ落下の有無が確認困難ゆえ、避けるべき。

カーペットが濃色のケースや、常時高湿度の環境なら別だけど。



結論として、〝お薦め商品〟と言えるでしょう。  前述の注意点に留意すると共に、床にモノを置かないようにすることで、掃除への負担感が払拭され、生活習慣が一変しますよ。







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最近買ったCD 2017.10 (一部は 2017.9)

2017-10-26 00:35:44 | 日記
上段左は〝Just a 16〟のために。 BAD NEWS 同様の美しいギターハーモニーと、切なく、やるせない歌詞が泣ける。 この時期、何度か観に行ったライブは元気一杯、頬を膨らませながら弾いていたギターも、この曲だけは陰鬱でドラマチックだった。

大学2年、Tくんや Hくん、Yくんとつるんで、中野や新宿、渋谷で遊んでいた頃を思い出す。 青山通りの交差点で、長髪の青年数人が歩道に座って酒を飲んでいたなんて、正に人生の初夏だった。

上段中央、上段右は、聴くのを避けてきたアーティスト。 iphone を入手した2010年、通勤途上に怖いもの見たさで youtube 検索し、好きになってしまった ・・・〝さくら〟〝ヨコハマ〟〝ANOU〟〝かざぐるま〟〝気分を変えて〟〝さらば良き時代〟〝ペンフレンド〟・・・ 。

結局、CD で聴きたくなり、2011年2月末にアルバム〝飛・び・ま・す〟を注文。 3月5日、Mくんに受け取ってもらった。 そして間もなく、あの日がやってきた。

郊外路線は見合わせが続き、車内も駅ホームの待合も暗く、スマホで乗客の顔がボンヤリ照らされていた。 入社式も照明を半分にした。 物流は乱れ米飯が消失。 そんな景色に、これらの曲が妙にマッチし、強烈な思い出となった。

その後、Sくんに、廃盤シングル CD〝ANOU〟のオークション購入を代行してもらい、そして今回、残りの曲全てが欲しくて購入。 あの日を忘れたくないし、忘れてはいけないと思う。

下段左は〝Winner Takes It All〟が目当て。 テラスハウスに住んでいた時代、初夏の頃に FM でよく耳にしたが、後に欲しくなるも曲名が分らず長年困り果てていた。 ところが、かの〝しゃべくり007〟で体育系女優が上体起こしを行った際の BGM で流れている!

幸いにも、動画が youtube にアップされていたため、一先ずダウンロード。 そこに〝帰って来たスマホ〟である。 ダメモトで SoundHound を使ったところ、見事ヒットし、曲名が判明。 Van Halen 時代にも聴かせてくれた豪快なギターが、なかなか。

実は9月に買った下段中央左は〝バラのお嬢さん〟が目当て。 アルバム〝ボヘミアの森から〟と、別のベスト盤を持っていたので、ダブりまくり(笑)

この曲を聴くと高校時代、初めてのバイトで買ったナチュラル、メイプルネックの Fernandes 製ストラトを手にした瞬間、あのワクワク感、そして当時の生活、拙い思い出が蘇る。

下段中央右は中学入学前、ノイズ気味の FM ラジオに耳を凝らして聴いた曲が収録されている。 既存アルバム〝氷の世界〟と併せ、欲しかった曲がほぼ揃った。 〝いつのまにか少女は〟がようやく理解できた僕は、〝人生が二度あれば〟の歳に近づいてしまった。

下段右は〝ピアノソナタ第17番 ニ短調 第3楽章〟が目当て。 久しぶりに聴きたくなった。 初めて聴いた際、「ポピュラーソングみたい…」 などと毛嫌いしたこの曲も今聴くと、その良さが再認識できる。



これで、欲しい曲リストも一旦白紙。 この類の CD 買いは、一応完了だ。







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嵐が去って秋の空

2017-10-23 14:44:07 | 日記
幸い、雨も風もさほどではなかった近隣も、今日は台風一過の秋空。 僅かな雲を浮かべた一面の青が眩しい。

久しぶりに窓を全開にすると、強めの風が吹き込んでくる。 仕方なくスリット状に狭めると、それでも室内の湿度は急降下。 連日70%前後だったところ、見る間に50%を切り、45%で安定。

与党優位の衆院選は、なかなかの結果になり、一安心。 一層の景気向上と、「先ず増税」 の先にある財政蘇生を急いでほしい。

野党は連携し辛い群島になってしまったけど、 山師が去った M党が R党となって本来の姿を取り戻し、躍進したことは嬉しい。 3.11直後に起こった原発事故に対する Kさんの愚直かつ勇敢な姿勢を継承してほしい。

一方、優位に立った途端、「排除」 などと周囲を見下し、相手の尊厳を踏みにじる傲慢劣悪な党は早期消滅が望ましい。 大切なひとに向けてこの言葉を使われたら? その惨めさ、悔しさは小学生でも分かるだろう。 そこにはマスコミによる印象操作など一切存在しない。

いかに上っ面をグリーンで覆い隠そうとも、本性は誤魔化せないものだ。


今朝のルンバは玄関に時間を取られた。 昨日、敷きタイルをホウキ掃きしたためだろう。 全ての部屋が綺麗になると、澄んだ外気が気持ちいい。

TV では台風による惨状を伝えている。





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秋から始まった物語 その14

2017-10-21 14:39:29 | 日記
BBC ドキュメンタリー番組のサウンドトラックとして制作されたこの作品群は1992年12月、アルバム〝 the celts 〟として正式にリリース。

秋から冬にかけて繰り広げられる大自然ショーが鏤められたような本アルバム。 ここでは特に好きな3曲について。


The Sun In The Stream は、その曲名に関係なく、極寒の星空を思い浮かべる。 主旋律を奏でるバグパイプは、Mike Oldfield の曲のそれと異なり、イコライジングされエコーを纏う。

営業所を訪問したその日、深夜勤務を終え、終電で帰宅。 4.5帖の自室の窓を開け、空を眺めながら、値下がったジャックダニエルを飲んでいた。 肌寒く澄んだ空気に身を任せて、翌日の仕事を気にせず過ごせたのは、若かったから (笑)

To Go Beyond は、ストリングスパートの入った Ⅱ と、入っていない Ⅰ が収録されている。 それは、ある会場で照明が暗くなっていく場面で流れた。  既に社会人となった子供2人も、ここでは幼児。 ささやかなショーが終わり外に出ると、辺りは夕陽に包まれていた。

2人の手を引き、表通りから右手の坂を上がり遊歩道へ。 途中、ちょっとした公園スペースがある。 左に公衆トイレ、右にベンチ。 そして左に空き地 ・・・ そこへ越した頃には大きく太いバネのついた木馬もあった。 公園の先には芝生をよけるように外周を描く石の歩道。

様々な TV 番組で使用された Fairytale は、作者のことを知らなくても、「聴けば分かる」 といったケースが少なくないだろう。 ソフトでチャーミング、清らかなメロディは、荒廃した心を潤すのに十分な力を持っている。

〝 3つの J 〟の1人 ・・・ Janis を扱った TV 番組の最後に流れたこいつに、涙が出た。 随分前のことだけど、ずるいよね、こういうの。 



Enya を初めて知ったのは TVCM 。 透明感、瑞々しさに、仄かな神秘性を併せ持つそれを一聴して気に入り、CD を入手。 その曲は Orinoco Flow。 紅白に出演して歌ったとか。

当時住んでいた家のドアを開けると、そこはバタバタと生活感に満ちた温かい空間だった。







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