ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

小学六年生の休刊

2009-10-27 00:00:03 | 日記
 ☆☆☆☆☆☆☆ 学研の科学では “ブラインシュリンプ” って呼んでました ☆☆☆☆☆☆☆




小学館の雑誌「小学五年生」が来年2月で、「小学六年生」は今年末で休刊になるんだって。 理由はやっぱり少子化と長期不況による子供向け雑誌の売上低迷。

「小学五年生」「小学六年生」は1922年の小学館創業と同時に創刊されたそうだけど、その発行部数は1973年をピークに現在では「小学五年生」が10分の1程度に、「小学六年生」は7分の1程度に減少。

ところで僕は小学校3、4年の頃から「学研の科学」にシフトしてました。 理科が好きだった僕を見て親が気を利かせたのか? 校門(しかも裏門)に勧誘にきてた販売員の口車に僕が乗ったのか? そういや朝礼で「下校のとき校門にいるひとと話をしないように」って校長先生が言ってたな。(笑) まー今となってはどーでもいいことだけど。(爆)

毎月「学研の科学」が届くのが楽しみで、一番の目当てはでプラスティックや金属をふんだんに使った教材だ。 こいつは魅力的で、「小学○年生」シリーズに付いてた紙ベースの教材とは異次元のもの。 当時ワクワクしながらいろんな実験をしちゃいました。

石灰塊を割り出る大豆の発芽、蓄音機作成、寒天と色素を使った電磁誘導実験、ブラインシュリンプ飼育。 そうそう、マンガもなかなかで、少年が苦悩しながら時間をさかのぼり歴史上の発明家に出会う物語(年齢が特定されるんで具体名は書けん)は面白かった。

全く新しいものが次々と誕生していた時代で、社会の教科書の途中に薄い透明プラスティックシートが挟み込まれてて、「これは石油からできた紙です」などと大真面目に書いてあったなんて、今となっては笑える。 

そんな「学研の科学」も1979年をピークに現在の部数は10分の1以下になってしまった。 兄弟誌の「学習」が春夏秋冬の季刊となり細々と生きながらえてる一方で未だに月刊を貫く「科学」は偉い。 でもいつまでもつかな・・・ちょっと寂しい時代になりましたね。

ところで、どうしてブラインシュリンプが当時の友人 水○優君 宅の庭にできた水溜りに何匹も泳いでたのかは、今なお謎のままとなっている。(爆)
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Norton Internet Security

2009-10-25 12:49:21 | 日記
ボーっとしてたら Norton の有効期限が過ぎてました。

Norton って期限が切れるとウイルス定義更新ができなくなるだけじゃなく、機能自体が停止しちゃうんだね。 ということでここ数日はネットしてません。 でもってヤマダ電機で Norton Internet Security を購入。

ところで、いつの間にかヤマダ電機の一部がドラッグストアみたいになってましたね。 久しぶりのヤマダ電機・・・その変貌ぶりに驚きつつ、日経新聞記事をビジュアルで体感。 前回までのポイントを今回の購入に使用し、今回のポイントはさっそく雑貨の購入に使用したぞ。

残念なことに、以前に比べ売場のコーナー表示やレジ位置が分かりづらくなってましたね。 僕は客に優しくない店は嫌いなので、もう行きません。 ポイントもなくなったしね。
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加藤和彦

2009-10-18 00:05:13 | 日記
2009年10月17日午前、長野県軽井沢町のホテル客室で、加藤和彦が首を吊って死亡しているのが見つかった。 恐ろしく残念だけど、クールかつナイーブでプライド高きイメージから乖離はない。 訃報を知り、なぜか思い出したのは「SUPER GAS」・・・それは穏やかな幸せに包まれた春の陽だまりのようなアルバムだ。

「SUPER GAS」がリリースされたのは1971年で僕はまだ小学生。 翌年にはサディスティック・ミカ・バンドが結成されている。 前年に大阪万博が開催されたこの頃は戦争や権力への反発に欠かせない手段とされたフォークの終焉期にあたり、これ以後のフォークは恋愛、青春を含む日常の生活や感情を表現するものとなった。 当時のTV番組で元タイガースのトッポこと加橋かつみが弾き語りで後者を歌う姿を見た記憶がある。

オープニングの “家をつくるなら” はナショナル住宅のCMソングに起用された。  “アーサ博士の人力飛行機” はこのアルバムにおけるハイライトの1つ。  “不思議な日” は今も冬になると思い出したりする。 ジャケットにはまだ清楚だったミカ夫人とくつろぐフォトも見られる。 この御方が晩秋に孤独な最期を迎えるなんて・・・。

アルバムを持ってなかった僕はもっぱら友人宅で聴いた。 その友人は “大統領様” に強く惹かれ、ミュージシャンになった。 かの吉田拓郎も “結婚しようよ” のボトルネック演奏について、加藤和彦を「大先生」と称した。 当時、音楽界への影響力は大きかったのだ。

加藤和彦のデビューはドラマチックだ。 アマチュア時代の THE FOLK CRUSADERS が1967年の解散記念に20万円で300枚だけ自主製作したアルバム「ハレンチ」が売れず、仕方なく回ったラジオ局で流してくれたことから、グループ不在のまま「フォークルブーム」が巻き起こる。 この社会現象に応えた1年限りの再結成&プロデビューにより、独特のビブラートを伴う蒼く繊細な声は若者の心を捉え、更にアイドルのような人気を獲得した。

五木寛之が若き日の移ろいやすい心理を表現した歌詞に、加藤和彦の曲が初夏から初秋へと一気に駆け抜けるような躍動感を与えた、フォークル最後のシングル “青年は荒野をめざす” はこの声なしでは成立しない。 サトウハチローの歌詞による “悲しくてやりきれない” は加藤和彦の曲で鮮やかな色彩を得る。 イントロから間奏、エンディングに至るまで失望感と哀愁に満ち溢れるこの曲は、初めて耳にした瞬間からなぜか懐かしさを覚えた。

音楽活動では振り返らない、繰り返さない主義だった加藤和彦。 その人生は “青年は荒野をめざす” の曲想と重なって見える。 エンディングで再現されるイントロのメロディーは、遥かな年月を経て何もない荒野・・・通り過ぎた過去を眺めているようだ。 そう、この曲の主人公は最初から過去を想い荒野を眺めていたのではないだろうか?

あたかも未来に住みながら過去の自分を眺めるように自然体で時代を超越していた加藤和彦。 その隔たりが消失してしまったかのようなコメントを残し、悩み傷ついた心が癒されないまま人知れずエンディングを迎えた天才の死を嘆きたい。
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恥知らずは近視眼のごとし

2009-10-12 00:00:01 | 日記
橋下徹 大阪府知事が不適切な表現のメールを知事に送った40代の保健所勤務の女性職員を厳重注意とした。 企業ならまず本人と部門長から事情聴取した上、場合によっては退職勧奨し、応じなければ減給を伴う異動を行うところ。 

紀の川大堰からの利水撤退で府の負担が約380億円となったことについて、知事が「僕の感覚と役所の感覚は違う。民間なら組織挙げて真っ青。何があっても給料が保障される組織は恐ろしい」と全職員にメール送信したところ「配信の意味が分からない。愚痴はブログでしてほしい。こんな感覚を持つ人が知事であることの方が恐ろしい」と返信したそうな。

知事は「非常識さを改めること。言い分があるなら知事室に来るように」と返信。 これに対し「一方的に送り付けられ未知の経験で恐怖」とした上で「お呼びなら公務をどけてでもお邪魔する」と再度送り返したとか。

恥知らずは近視眼のようなもの。学びはこれを矯正する。 学びのないひとは自分自身がいかに恥ずかしいことをしていようと認識できない。 認識しうる知識や能力がないのだ。 40代でこれでは、いかなる理由があっても既に学びの機会は逸したと言えよう。

企業では入社の際も入社してからも学びを要する。 学びのない社員が存在する企業では優秀な人材から辞めていくから始末が悪い。 だからこそ、学びのない社員に対し、学びを怠らない社員にとって納得のいく形で対処することも、企業の大切な活動の1つ。


とかく「お役所だから」と侮蔑の目を向ける傾向にあるが、ごく一部の特殊な例と考えたい。

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ノーベル平和賞

2009-10-11 00:00:01 | 日記
インド独立の父 “マハトマ・ガンディ”(1869年10月2日~1948年1月30日)・・・教科書に載ってる超有名人だ。 平和の代名詞のようなイメージを持ってるのは僕だけじゃないと思う。 この御方がノーベル平和賞を受賞していないのは有名な話。

本人が受賞を望まなかった事実だけが独り歩きしてる感があるけど、肩書きが相応しくないという異議の存在や、イギリスの介入もあったとされる。 事実、ノーベル財団の事務局長は「今となっては、あの時の判断は正しくなかった。最も偉大な受賞者となり得たガンディを逃してしまった」と明言している。

日本では1974年に佐藤栄作が受賞したこの賞は「国際平和、軍備縮減、平和交渉、保健衛生、慈善事業、環境保全などの分野に多大な貢献や影響があった人物や団体に対し授与」とある。 

そんなノーベル平和賞をオバマ大統領が受賞した。 貢献、影響とも未だ「多大」と言える実績はないが、多極化が進む中、依然として世界の中心にある米国主導者の正しく勇気ある言動に更なるパワーを与えることで、今後の貢献、影響に期待を込めたものだろう。

ガンディの誕生日は「ガンディ記念日」。インド国民の休日だ。 僕が教科書で見たガンディは座して糸をつむいでいた。 僕の中で今も糸車は回っている・・・平和が続く限り永久に。
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