ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

春爛漫 2019

2019-03-30 00:06:33 | 日記
昨年は近隣の公園で楽しんだけど今年は、かつて暮らした街へ行ってきました。


駅を出て、目立たないエレベーターで地上に降り、川沿いの小径へ。 このルートは、皮膚科通いで利用したコースだ。

そこは正に春爛漫。 色や密度に差はあれど、いずこも満開の桜が曇りがちな空に映える。 長閑に歩けばこんなに豊かな気持ちになれるなんて、住んでいた頃には分からなかった、と言うより縁がなかった。


平日の昼過ぎゆえ、いかにも 「花見に来ました!」 風にスマホを手にした年配者ばかり。 一方、駅へと向かう若い男女も足を止め、驚いて撮影を始めたりして面白い。

遠近豊かに枝が連なるポイントには、いかにも 「趣味はカメラです」 とでも言いたげな機器、服装で決めた中年男性がいたけど、近付くと移動してくれる。 親切なひとで良かった。


ちょっと離れたちょっと綺麗なポイントには、川縁にビニールシートを敷いて食事とビールで幸せそうな7、8人の年配者達。 それを見下ろすように設置された道沿いのベンチには女性2人が幸せそうにランチ中。 

花の道で煙草を吸う作業着の男性も幸せそうだ。 さぞかしゴージャスな一服になったことだろう。


さてさて、僕も幸せになりたくて、ブラックコーヒーのペットボトルに仕込んできた特製カクテルを1口、そしてもう1口。 あれあれ、やっぱりきたかー ・・・ 。

「アルコールが入ると下痢を起こすのでトイレのない屋外の酒宴は苦手って拓郎さんも言ってたな」 などと考えながらコンビニへ。 笑顔で貸してくれたし、個室がそこそこ綺麗だったから、お礼に日本酒の小瓶を2本買ってカムバック。


気が済むまで撮影を済ませたところで、「懐かしいあのエリアへ」 と足を向けたが途中で、断続的ではあるもののポツポツと小雨が降ったことから中止。 降水確率0%でも濡れるのは嫌だ。 馴染みの店でカツカレーを食べて、そのまま帰途へ。



春っていいね ♪







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今日を生きよう、神様お願い、エメラルドの伝説、雨よ降らないで

2019-03-29 16:19:42 | 日記
“小学生時代からリアルタイムで聴き続けているアーティスト” として拓郎さんのことを書いたけど、当時、初めて買ってもらったレコード(シングル盤) は “エメラルドの伝説” だ 。


丁度、初夏の緑溢れる頃、全盛期にあったグループサウンズの番組で耳にした曲はなぜか懐かしく、それは強く心に残り、あちこちで口ずさんだりしながら、どうしても欲しくなっていた。

しかし、「グループサウンズ = 悪」 とされた時代、クラシックならともかく、親にねだっても、たとえ小遣いを貯めても買うことは許されなかっただろう。


ところが、たまたま家を訪れていた年の離れた親戚の従兄に突然 「欲しいレコードは?」 と訊かれ、素直に 「エメラルドの伝説」 と答えたところ、そのままレコード店へと向かい、思いがけず買ってもらえることとなった。

母親も兄も苦言を呈したそのレコードは今も保管している。 但し、今は勿論 CD で聴いているけど。


僕にとってのショーケンは、あのテンプターズで流麗な声を放つ美青年。 太陽にほえろのマカロニ刑事だったり、傷だらけの天使の木暮修だったりは、確かに TV で観ていたものの、別人のようなイメージで眺めていました。


そのショーケンが3日前、10万人に1人の難病で亡くなった。 2011年の病巣発見から一切公表せず、8年間の闘病の末。

ずっと “萩原健一” として注目し続けているような、いわゆる “ファン” ではないので、木暮修役以降は “愚か者よ” でスポットを浴びた姿が印象にあるのみで疎遠だったけど、かつて心ときめかせたスターがいなくなるのは寂しい。



心よりご冥福をお祈りします。







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小学生時代からリアルタイムで聴き続けているアーティスト

2019-03-28 00:36:23 | 日記
小学生時代からリアルタイムで聴き続けているアーティストは、吉田拓郎さんと Jim Morrison 、Ritchie Blackmore 。 中学以降には Mike Oldfield も。

因みに Jim は当時大学生だった従兄から、Ritchie は兄(正確には兄の友人) から、拓郎さんは友人のお兄様(かなり年上) から、Mike はあの映画の影響で。 但し当時、自前でアルバムを購入できたのは Ritchie と Mike だけ。


さてさて、その拓郎さんが 「2014年に、のどの声帯に白板症という異物が発見されたんです。 全身麻酔で手術をしたんですが、異物を取って調べたところ、がんがまた発見された」 って、驚いちゃってもう。

「本当の恋愛相手は牡羊座同士」 などと宣言しつつ結婚した森下愛子さんの励ましと看病でカムバックできて、本当に良かった。


拓郎さんの作品で特に好きな曲は ・・・

僕ひとり
恋の歌
こうきしん
自殺の詩
花嫁になる君に
どうしてこんなに悲しいんだろう
やっと気づいて
僕らの旅
マークⅡ
ともだち
おきざりにした悲しみは
せんこう花火
加川良の手紙
親切
夏休み
祭りのあと
伽草子
春の風が吹いていたら
暑中見舞い
制服
夕立ち
新しい朝
人生を語らず
外は白い雪の夜
落陽
流星
アジアの片隅で
言葉
永遠の嘘をついてくれ

小学生の坊やが下校中の通学路で 「いつか~ 気がついた~ら~ 自由が~笑っている~ どこか~ 頭の上で~ 笑ってぇ 笑ってぇ 小さな~~自由が~~~!」 なんて歌っているんだから、まーマセガキだったんでしょうよ (笑)


Jim Morrison は “ 3つのJ ” になっちゃったけど、拓郎さん、Ritchie 、Mike には、ずっとミュージシャンし続けて欲しい。








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氷上で繰り広げられる壮大なストーリー

2019-03-24 00:16:15 | 日記
世界フィギュアスケート選手権フリー。 それは恐ろしくハイレベルな戦いで、転倒や回転不足といった明らかなミスがない限り皆、甲乙付け難い。 そして、いよいよ羽生結弦が登場。

一体、このひとは何なのだろう。 演技が始まった瞬間、視界は別世界へ。 そこには一切の隙がなく、孤独で切なく凜々しい楽曲と完全に融合し、その抑揚や表情をドラマチックに体現した壮大な物語が繰り広げられる。 次元が違うのだ。


続いて氷上に立ったネーサン・チェンの演技は驚くほど完璧。 しかしそれはスポーツ選手らしいものであり、ストーリーは感じない。 結果はネーサン・チェンの優勝。 勿論、競技である限り、結果は重要だろう。

惜しくも羽生結弦は銀メダル。 「怪我さえなければ」、とつくづく思うけど、僕のようなド素人をも感動させられるフィギュアスケーターはこのひとだけ。



平成も残りあと僅か。 昨今、この時代において活躍した方を 「平成の〇〇」 などと讃えることが多くなったが、羽生結弦も間違いなくその1人だろう。

平成から新たな元号へと駆け抜け輝き続け、これからもワクワクさせて欲しい。 但し、怪我には気を付けて。







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引退

2019-03-22 01:02:05 | 日記
誰にだって、いつか必ずこの日が来ることは分かっているけど 。。。

バッターボックスに立つサムライ、その凛とした姿、レーザービーム、そして背面キャッチ ・・・ 貴方の名は イチロー 。

自分のことじゃないけど、自分のことのように日本人であることが誇らしかった。



ありがとう イチロー !

ありがとう マリナーズ !



























アスレチックス戦の翌日、弓子夫人と共にシアトル行きで渡米した イチロー 。  その登場口は “ 51 ”。 「活躍に敬意を表し、背番号に合わせて変更した」 とのこと。

あまり泣かせないでよ、全日空さん。

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