幸せな時間

友人とか、知人とか、仲間とか、一緒にいる時間も楽しいけど、親族と過ごす時間もいい。　加えて、やや疎遠な間柄ともなると、それは独特な感覚。

気遣いで動いたり、気遣いで動かなかったり、そんなお互いのやり取り、心配りが有難い。　そして、目前には主役がいる。

その日は、同じ目的で多くの予約が入っていた。　時折、隣の個室から同様の声が聞こえてくる。　皆、同じ気持ちで、この日を迎えている。

自分の番だけ記憶に残らない今日は、やがて次代へと引き継がれる掛け替えのない今日。　小さな主役が同じ日を迎える頃、目前にはどのような世界が広がっているんだろう？


幸せな時間は時空を超え繋がっていく ・・・ そんな未来であって欲しい。