ホテルの窓外には思わぬ景色が広がっていた。
そこは某国際空港に近い某駅前のホテル。 父の四十九日で利用したが、洗面室に入ったところの床が 「 ギシギシ 」 とみすぼらしい音をたてること、そして建物 1 階の一角にあるコンビニの品ぞろえや店員が劣悪であることを除けば、良いホテルである。
この海の色を見て育った僕には、とても懐かしい風景だ。 また機会があれば利用したいと思う。
段々と故郷が遠く離れていくような気がするのは、なぜだろう ・・・ 。
ホテルの窓外には思わぬ景色が広がっていた。
そこは某国際空港に近い某駅前のホテル。 父の四十九日で利用したが、洗面室に入ったところの床が 「 ギシギシ 」 とみすぼらしい音をたてること、そして建物 1 階の一角にあるコンビニの品ぞろえや店員が劣悪であることを除けば、良いホテルである。
この海の色を見て育った僕には、とても懐かしい風景だ。 また機会があれば利用したいと思う。
段々と故郷が遠く離れていくような気がするのは、なぜだろう ・・・ 。
ハズシがないねー、このエリア。
それはグリーンさえ隣り合わせで座る、年末で最も乗車率が高かった日の大阪出張。 恒例の積雪で、到着は 6 分遅延だ。
「 えーい、こうなったら 」 って、思わず撮っちまったぞ。 隣の外人なんて、通路挟んで家族ぐるみで感激してるし ♪
米原や、あ~米原や、米原や。。。
タクシーで駅周辺を回ったけど、その運転手が言うチキン南蛮の老舗は定休日。 もう一方の店も定休日 ・・・ というより、ほとんど店がない寂れた駅周辺全体が定休日だ。
タクシーから降り、にわかグルメ探索を続けたが、ハンバーグの店やフォトのような店 (笑) しかない。 仕方なくその先まで行き、ぶつかった通りを左に進むと、古色蒼然とした街並みと不釣り合いなビルを見かけた。 テナント一覧を見ると、レストランの名前がある。
それは、見晴らしの良い外階段を上がったペディストリアンデッキの左手に、他の駅前老朽店と同じく、定休日のような暗さで存在した。 同行の “ N さん ” が半ば諦めて足を止めるのを後目に一直線に進みエントランスに到達すると、明るい陽光とは乖離した照度の薄暗い店内が可視化された。
オーダーはランチコースと生ビール。 ビールとともに出された前菜は、なかなかの美味。 料理もデザートも美味しい。 正に “ 掃き溜めに鶴 ” 。(失礼!) 外界から覗くと薄暗いお化け屋敷も、一歩中に入ればシックで落ち着いた割安料金の優良店である。
思わぬ味と雰囲気に満足した僕らは、その “ 街並みと隔絶された空間 ” から抜け出し、通りを渡って向かい側の某有名ファミレスもどきの店に入る。 空港行きの特急到着時刻まで時間がある。 僕らはドリンクバーを注文してコーヒーを飲み、バカ話をしていると、程なく時間が過ぎ、駅へ向かう。
僕は “ N さん ” と挨拶を交わし駅ホームへ。 そして 5、6 分ほどでやってきた電車に乗り、空港へと向かった。