みーばい亭ブログ

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Genesis!

2011-11-13 19:31:52 | 生き物の話
磯水槽の一角にでんと鎮座して巨大化を続けるサルラック。
ベントス時々ネクトンのエビちゃんたちはともかく、ベントス一直線のヤドカリ達には、さぞ迷惑かと思いきや、最近触手の下に寄り添っているケアシホンヤドカリの姿をよく見かける。
体を触手に擦りつけているようにも見える。

現在、水槽内にいる6種類のヤドカリのうち、こういった行動をとるのはケアシホンヤドカリだけだが、主たる天敵である「魚」に対して強力な防御力をもつイソギンチャクの触手の下というのは、磯のヤドカリたちにとってはゆっくりと休める安全地帯なのだろう。
ソメンヤドカリとベニヒモイソギンチャクや、トゲツノヤドカリとヤドカリコテイソギンチャクなど、ヤドカリとイソギンチャクの共生関係はよく知られているが、存外その起源はこんなところにあるのかもしれない。
・・・と、マジに考察してみたりして。

酔眼で眺めていると、「このチクチクが気持ちええねん!」と、言っているようにしか見えないが(^^;

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2 コメント

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ほ~ (車海老)
2011-11-14 21:26:32
車海老です。

>触手の下に寄り添っているケアシホンヤドカリ

ほ~!これは珍しい画像ですね。
まあ、白点等の寄生虫が入り込んでしまう魚類と違って、堅い甲羅に覆われたヤドカリやカニなら、イソギンの刺胞毒など跳ね返してしまうかもしれません。

それにしても元気ですな、サルラック。
濾過がいいんですかね?それとも、ライトの照度がいいんでしょうか?
羨ましいなあ
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かゆい所に触手が届く(爆) (波風)
2011-11-14 21:40:05
こんにちは。
蛍光灯1本では光合成も出来ないでしょうから、経口摂取のみで成長しているようです。
有機物が豊富で透明度の悪い、泥潟のイソギンですから、光が無くても平気みたいですね。

通り掛かりのアマクサアメフラシにもちょっかい出していましたが、白い汁を出されて痛み分けでした。
それにしても、アマクサで良かった。
本家のアメフラシなら、ムラサキの色水水槽になるところでした(笑)
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