
時々、このブログに登場する「青いヤドカリ」。
その正体は、長く飼育して水槽ボケしたホンヤドカリやヨモギホンヤドカリなんだけど、この秋登場したのはご覧のとおりのお洒落さん。
右手だけ青い!
ちょっと前にちょっと流行りかけたネガティブ履きってヤツですな。
長年飼育してきて見慣れているはずのホンヤドカリなんだけど、まだまだ奥は深いようで。
ところで、左右非対称、色違いと言えば、ただいま水槽全体がそういう状況になっている。
まずは、こちら。
左方の砦を守る「ヒライソガニ・ロッソ」。
そして、こちらは。
右方を守護する「ヒライソガニ・ブル」。
もともと討手として投入された強者2匹を左右に従えて堂々と中央に御坐し召さるのが、南蛮渡来の新兵器を武器に、磯水槽の主へと昇り詰めたフタミゾテッポウエビの種子島くん。
普段は堅牢な城郭の奥に隠れっぱなしでめったに姿を見せないのだけど、いつの間にやら巨大化して、時たま垣間見るその姿はまるでアメリカザリガニが如し(笑)
その巨大な右手に仕込まれた鉄砲からは、時折り驚くほど大きな音量の銃声が発せられる。
密度が高い水中で撃たれたら衝撃波レベルだろうな。
(と、たまにはダイバーらしいコメントを述べてみたりして(^^;
そういえば近頃スジエビモドキやイソスジエビが減ってる気がするけど、まさかその自慢の鉄砲で撃ってないよね?
生き物を切り花的に扱う事に心の痛まない人の所業ですね。
無知な客を唆して余計な物を売りつけるのは、悪辣なショップの考えそうな事ですが。