みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

夏のバカヂカラ!

2013-09-14 23:02:50 | 生き物の話

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2013/9/14 ・・・・・・・・・・・Echizen seashore ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・Temperature   35 ℃ ・・・・・・
Water temperature   28 ℃ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・夏である。
データだけ見れば、真夏である。
盛夏である。
実際、地上は暑いし、海は温いのである。
大丈夫か?地球。

ま、環境問題はおいとくとして・・・・

9月に入って、世間一般善男善女の夏は終わったようで、海辺はガラガラ。
のんびり泳いでゆったり潜って浮世の垢を洗い流し、塩水でしめられてほどよく水気の抜けた身体に冷えたビールを流し込む。
夜風も二人にゃ赤道直下!恋はハレンチ、体当たり!磯屋の夏はここからなのだ!

8月からの週末荒天続きで暫くお休みしている間に、ソラスズメたちは大きく育ち、キンチャクダイもうっすらと縞模様の浮き出した個体までいたりして、季節の移ろいを切に感じる。
好天の平日、意味不明の問い合わせに意味不明の報告書作ったり、意味不明の依頼に意味不明の資料揃えたりしてる場合じゃないですな、ホンマ。

脳を持たない環形動物の一生って・・・・想像できないけど憧れたりする今日この頃。


こちらは、珊瑚礁なみの高水温に加えて、故郷の海では考えられないくらい有機物たっぷりの環境で筋骨たくましく育った、ナガサキスズメダイの幼魚。
でも、この日本海で生き残るには、生まれるのが早すぎたね。
今世紀末なら、充分冬も越せたろうに・・・。


もいっちょ、
一応世間的にみーばい亭は「ヤドカリ屋」らしいので、お約束で登場させておくと・・(^^;
このヤマトホンヤドカリは水深22m地点で見つけた個体。
やっぱり、これだけ水温が高いと、浅場では生きにくいのだろうか?
彼らは、あと何年この海で生きられるのだろうか「?
ま、「フューチャー・イズ・ワイルド」によると、一億年後の海では絶滅したサンゴのニッチを紅藻類が埋め、アザラシ大のウミウシが泳ぎ回っているそうだから、地質学的な時間軸で考えれば、取るに足らない杞憂に過ぎないのかもしれないが・・・。
どうにもならないことを、どうにかしようとしても、どうにもならないだろうし、
どうにもならないことを、どうにかしようとするほど、余裕のある生き方してないし、
どうにもならないことを、どうにかしようと考えても、腹は減るし。

マトウダイやバイガイやガマエビやサザエなどを肴に、一本義の純米吟醸などを飲んでりゃ、とりあえず気分は朗らかになるのだ。
明日には明日の波が立つ!

コメント    この記事についてブログを書く
« Confusion | トップ | ブラックジャック1号、2号 »

コメントを投稿

生き物の話」カテゴリの最新記事