Mars&Jupiter

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鶴ヶ峰から二俣川まで歩く、そしてジョン・ダンスタブルの「祝福されしみ母」を聴く

2009-12-04 05:55:28 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は鶴ヶ峰駅から二俣川まで歩きました。
今回とりあげるのは1390年頃生まれのダンスタブルの作品。
彼の生涯については、分からないところが多いのだが、
1422年以来北フランスを支配したベットフォード公ジョンに仕え、
1435年ベットフォード公が亡くなってからはイギリスに戻ったようだ。
数学者、天文学者、占星術家でもあった彼は宗教曲を多く残している。
今回聴いたCDはブルーノ・ターナー指揮、
プロ・カンティオーネ・アンティクヮ、
古い音楽のためのハンブルク管楽アンサンブルの演奏による。
CDの中には4つのモテトゥスが収められている。
ここでは「来たりたまえ、聖霊よ-来たりたまえ、創り主なる聖霊よ」と
「祝福されしみ母」について触れておく。

「来たりたまえ、聖霊よ-来たりたまえ、創り主なる聖霊よ」は、
イソリズム技法で作曲された4声によるモテトゥスで、
宗教的な内容を歌った均整のとれた感じの曲だ。
「祝福されしみ母」は、3声によるモテトゥスで、
ジル・バンジョワの作とみる説もあるようである。
聖母マリアを称える内容のこの作品は、
短い曲ではあるが、3つの部分に分かれている。

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