Mars&Jupiter

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ピーター・ホープのモーメンタム組曲を聴きながら、希望が丘からいずみ中央駅まで歩く

2007-11-13 06:26:43 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は希望が丘からいずみ中央駅まで歩きました。
弥生台駅からいずみ野駅に向かう途中、
暗くなりかけた道の前面に見えたのが、
富士山のシルエットだったのだが、
横浜でこんな風景を見ることのできる場所が、
あるのかと思い、その美しさに少し感動する。

途中聴いた曲は1930年生まれのピーター・ホープ。
彼が生まれたのは、ストックポートという場所だ。
英文の解説によると、彼はマンチェスター大学で学び、
それから王立マンチェスター音楽大学で学んだ。
卒業後は、ロンドンの印刷会社で働いていたが、
24歳には作曲家と編曲者として自由契約の身になった。
編曲者としては、歌手ジェシー・ノーマンや
ホセ・カレーラスのための作品を創作したようだ。

モーメンタム組曲は、1959年に作曲された。
弦楽オーケストラのための曲で、
第3曲の曲名がそのまま組曲の題名になっている。
第1曲ダンスは、素朴だが躍動的な曲で、
イギリス民謡の田舎風の音楽が流れる。
うってかわって第2曲の間奏曲は叙情的な曲で、
美しい旋律が静かにそしてロマンティックに語りかける。
ケルトの雰囲気をただよわせていると解説には書いている。
第3曲のモーメンタムは躍動的な曲で、
終わりにかけて音楽は徐々に速度を上げ、
最後はさわやかに曲を閉じる。
イギリスの弦楽オーケストラの小品も探すと奥が深い。


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