ファニー・メンデルスゾーン＝ヘンゼルのアレグロ・モルトハ短調を聴く

昨日ウォーキングは休みました。
今回取り上げるのは1805年ドイツ生まれのピアニストおよび作曲家で、
メンデルスゾーンの姉のファニー・メンデルスゾーン＝ヘンゼルが、
1846年に作曲したアレグロ・モルトハ短調である。
ファニー・メンデルスゾーン＝ヘンゼルは、ユダヤ系の音楽家で、
弟フェリックスと同じ音楽教育を受け、その才能を発揮した。
宮廷画家のヴィルヘルム・ヘンゼルと結婚し、
ピアニストとしても活動する一方、500もの作品を作曲した。
聴いたＣＤは、ヒーザー・シュミット)のピアノの演奏によるもの。
流れるような伴奏の上で、力強い旋律が奏でられる。
弟フェリックスと共通する部分もみられるが、
情熱的で、繊細な部分も感じられ、非凡な才能を感じ取れる。
最後は盛り上がったところで力強く終わる。