Mars&Jupiter

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アントニオ・ソレール(ソレル)のピアノ・ソナタ嬰ハ短調を聴きながら、十日市場から成瀬駅まで歩く

2008-05-06 06:10:34 | 古典~現代音楽スペイン編
昨日は十日市場から成瀬駅まで歩きました。
十日市場から線路沿いに長津田駅方向に向かい、
国道246号線を横断し、139号線を歩き、、
森村学園付近を通過し、田園都市線のつくし野駅付近をこえ、
住宅街を抜けて、成瀬駅の南側に到着する。
途中聴いたのは、ソレール(ソレル)のピアノ・ソナタ。
アントニオ・ソレールは、1729年カタルーニャ生まれ。
スペインの作曲家であり、聖職者でもあった。
ドミニコ・スカルラッティの弟子であったようで、
鍵盤楽器のための作品を数多く残している。

ラローチャが演奏するソレルの作品は軽快でいい。
ソナタ嬰ハ短調の最初の物悲しい感じの主題と、
もう一つの主題をもとにした展開がされていく。
18世紀後半の音楽らしく、モーツアルトと近い部分も感じる。
ソナタヘ長調は短い曲で、軽快な感じの作品である。
曲の表情を細かいところで変化させ、
自由自在に技術を駆使するラローチャの演奏は快い。
ソナタニ長調も、軽快で明るく、華やかな曲である。
メリハリをつけながら演奏するラローチャは、
ここでもいい演奏を聴かせてくれる。
ところで、この曲はチェンバロのための作品だろう。
そのチェンバロ演奏によるソナタ集が、
ナクソスなどCDで発売されているので、
一度比較して聴いてみたいものである。
コメント
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