昨日は星川駅から横浜まで歩いた。
途中聴いたのは、1882年生まれのマリピエロの作品。
マリピエロは、8つの弦楽四重奏曲を作曲している。
そのどれもが単一楽章による作品だが、
1920年から1964年にかけて作曲されたこれらは、
自由な構想の中で書かれた作品である。
弦楽四重奏曲第一番は1920年に作曲された。
「リスペットとストランボット」という副題がついている。
バルトークの弦楽四重奏曲を思わせるところがあり、
20分を超える比較的長い曲であるが、
聴きごたえのある曲である。
弦楽四重奏曲第ニ番は1923年に作曲されている。
「ストルネッロとバッラータ」という副題がついている。
ドビュッシーの弦楽四重奏曲を想起させる。
この時の彼の取り巻く環境は悲劇的でもあり、
自分の妻の死に直面した中でこの作品を書いたようだ。
しかし、それを感じさせない明るい感じの曲である。
弦楽四重奏曲第三番「マドリガル風の歌」は、
1931年に作曲された作品である。
これも単一楽章であるが、聴いた感じは、
バルトークの民族的な音楽と、新古典主義の音楽と
ドビュッシーのような印象主義の音楽が、
見事に融合した音楽のように感じる。
躍動感あふれる後半の部分がいい。
弦楽四重奏曲第四番はタイトルがついていない。
1934年に作曲された作品で、新古典主義的な傾向が
より強まっているような印象を受ける。
モンテヴェルディ全集の校訂作業に
取り組んでいる時期の作品であるから、
そんなことも関係しているのかもしれない。
途中聴いたのは、1882年生まれのマリピエロの作品。
マリピエロは、8つの弦楽四重奏曲を作曲している。
そのどれもが単一楽章による作品だが、
1920年から1964年にかけて作曲されたこれらは、
自由な構想の中で書かれた作品である。
弦楽四重奏曲第一番は1920年に作曲された。
「リスペットとストランボット」という副題がついている。
バルトークの弦楽四重奏曲を思わせるところがあり、
20分を超える比較的長い曲であるが、
聴きごたえのある曲である。
弦楽四重奏曲第ニ番は1923年に作曲されている。
「ストルネッロとバッラータ」という副題がついている。
ドビュッシーの弦楽四重奏曲を想起させる。
この時の彼の取り巻く環境は悲劇的でもあり、
自分の妻の死に直面した中でこの作品を書いたようだ。
しかし、それを感じさせない明るい感じの曲である。
弦楽四重奏曲第三番「マドリガル風の歌」は、
1931年に作曲された作品である。
これも単一楽章であるが、聴いた感じは、
バルトークの民族的な音楽と、新古典主義の音楽と
ドビュッシーのような印象主義の音楽が、
見事に融合した音楽のように感じる。
躍動感あふれる後半の部分がいい。
弦楽四重奏曲第四番はタイトルがついていない。
1934年に作曲された作品で、新古典主義的な傾向が
より強まっているような印象を受ける。
モンテヴェルディ全集の校訂作業に
取り組んでいる時期の作品であるから、
そんなことも関係しているのかもしれない。