Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ドニゼッティの歌劇「ランメルムーアのルチア」を聴きながら横浜から和田町まで歩く

2008-03-12 07:10:11 | 古典~現代音楽イタリア編
昨日は、横浜から和田町まで歩きました。
途中聴いたのは、ドニゼッティの歌劇。
1835年に初演された「ランメルムーアのルチア」である。
この歌劇は、18世紀スコットランドの作家
ウォルター・スコット卿の小説、
「ランマームーアの花嫁」という作品を題材にしている。
ある女性が新婚の花婿を刺殺した史実をもとにした
この小説は当時ヨーロッパで愛好された作品で、
それをもとにしながら台本は原作の内容を
かなり変えてカンマラーノが作ったようだ。

この作品には、アリアや二重唱などが多くあり、
歌手の腕の見せ所と思わせるところが多い。
曲は優雅な部分もあるが、歌手に高度な技術を求めている
高校時代にマリア・カラスが歌うレコードを買い、
よく聴いたものであるが、さすがに名曲である。
作品のドラマティックな展開よりも、
歌手の技術に感心するような曲である。
ロマンティックな音楽とともに聴く、
歌手のアリアは至福の時を聴き手に与えてくれる。
そんなことを感じさせる曲なのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする