Mars&Jupiter

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ハチャトゥリアンの「喜びの頌歌」を聴きながら新橋から品川まで歩く

2008-03-23 06:06:03 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日は新橋から品川駅まで歩きました。
馮先生の講演を聴きにいった帰りに、
歩いたものなのだが、1時間くらいかかった。
中国の冷凍餃子の問題もとりあげたが、
講演やその後の議論を聞くと、
つくづく一人一人が真実を見極める力を
つけないといけないんだなあと感じるのである。

途中聴いたのは、ハチャトゥリアンの「喜びの頌歌」。
「喜びの頌歌」作品88は、1956年に作曲された。
メゾ・ソプラノと合唱による作品である。
最初はヴァイオリンのユニゾンで始まり、
ピアノやハープがそのあと加わってくる。
そしてソプラノの独唱が加わり、
民謡調の歌が歌われるようになる。
伴奏の方はやがてフルオーケストラになっていき、
コーラスも加わった壮大な曲となって、
盛り上がって終わるのであり、なかなかである。

3つの演奏会用アリア作品66は、1946年に作曲された。
「詩曲」、「伝説」、「熱狂的な詩歌」の3つから
構成されている曲で、沈鬱な感じも受けたりする。
「祖国のバラード」作品97はテノールの独唱による曲で、
ロマンティックな感じを漂わせる曲である。
「詩曲」は、1961年の作品で、緊張感のある曲である。
ショスタコヴィッチぽくもある終わり方である。

詩曲は1961年に作曲され、ブランスバンド向きの曲でもある。
金管楽器の活躍がめざましく、映画音楽ぽくもある。
民謡風の中央アジア的な旋律も聴こえる。
これはアゼルバイジャンの民謡を使用しているようである。
中間部で曲は、速いテンポとなり、
ラテン的な明るい曲調も加えて勢いを増す。
やがて合唱も加わり、壮大なカンタータとなり、
最後は映画音楽のようなロマンティックさを持ち、
華やかさを保ちながら、曲を終わる。

なお、前回とりあげた声楽曲・合唱曲ロシア編
に関するCD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/vocal-music-cd-shoukai.html

を参考にしていただければ幸いです。
コメント
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