Mars&Jupiter

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ムソルグスキーの「蚤の歌」を聴きながら星川から横浜まで歩く

2008-03-19 07:35:11 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは、ムソルグスキーの「蚤の歌」。
1879年クリミア旅行の途上で作曲されたこの曲は、
ゲーテの「ファウスト」の「メフィストフェレスの歌」を
ストルゴフシチコフがロシア語に訳したものを
歌詞をして使った曲で、シャリアピンが、
とりあげたことで有名になった曲である。
詩の内容は社会風刺的であるが、
曲としては彼らしさの薄い感じを受ける曲である。

この曲で思い出にあるのは、
小学生の時にみんなの前でこの曲を歌ったことである。
暗譜で歌えるくらいによく歌っていた好きな曲である。
「むかし王様、蚤を飼い‥‥」で始まるこの曲は、
蚤を可愛がる王と当時ロシアの皇帝への絶大なる信頼が
重なっている感じがしていい。
聴いたCDで歌っているのは、
ブルガリアのバス歌手のペトコフ。
正直な感想、この歌手の声はこの曲には合っていない。
むしろ、CDの中に収録されているブルガリア民謡の方が、
聴き手に伝わってくるものがあり、数倍いいと思うのである。
コメント
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