こまちカフェ「歩いて楽しいまちづくり」

3月19日(日) こまちカフェ「歩いて楽しいまちづくり」

 毎回、ゲストを招いて交通まちづくりのホットな話題をみんなで語り合う「こまちカフェ」。

 「こまち」とは「たかつき交通まちづくり研究会」の愛称です。

 今回は、JR摂津富田駅と阪急富田駅間のにぎわい空間創出のヒントにしようと京都市建設局道路環境整備課事業促進担当課長の永田盛土さんをゲストに招いて京都市四条通歩道拡幅整備事業についてお話ししていただきました。

 四条通歩道拡幅整備事業は一昨年10月に整備事業が完了。

 人と公共交通優先を目的に、京都市最大の商業集積地区である四条烏丸から市場京阪までの東西片側二車線の車道を一車線にして歩道を拡幅する事業です。

 整備事業によって歩道幅は片側3.5mから6,5mに拡幅。

 市バス・京都バス・京阪バス3社で16か所に分散していたバス停をテラス型バス停4か所に集約して、バス待ち利用者と歩行者とが交錯せずにゆったり歩ける空間を確保。

 商業地の荷捌き車両の駐停車を15か所整備して、車道への駐停車による渋滞緩和を図っているとのことでした。

 事業推進の下になったのは、2012(H22)年に制定された「歩くまち・京都」憲章の制定。

 地元商業者で構成する「四条通繁栄会商店街振興組合」の力も大きかったようです。

 誰もが安全・安心にゆったりと歩けるにぎわい空間創出は、「歩いて楽しいまちなか」創出の大きな要素だと財認識しました。

 時間を割いてお越しいただいた永田課長さん、ありがとうございました。

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