史跡整備特別委員会

9月7日(月) 京大農場移転、高槻市・京大・都市再生機構で大枠合意へ!

 今日は午前中、市民相談2件。

 午後1時から史跡整備特別委員会が開催され、安満遺跡芝生公園化の取り組みについて理事者側からの説明がありました。

 弥生時代の環濠集落とされる安満遺跡は、JR京都線南側の約6.4ha  部分についてはすでに国の史跡指定済みですが、昨年度から京大農場用地部分について発掘調査中です。

 焦点は、京大農場用地(約15.4ha)の移転問題ですが、木津学研都市への移転構想がここに来て急速に進展。

 この9月末をめどに高槻市・京都大学・都市再生機構(UR)との間で、大枠合意締結へ最終協議が進んでいます。

 今日の報告では、H22年度末をめどに事業用地の面積等詳細な譲渡条件を三者で締結。


 H23年度中に、URが保有する学研都市・木津中央用地への京大農場移転、URへの現・京大農場用地の譲渡を京大とURで契約締結。

 その後、高槻市がURから譲渡を受けるというスキームです。

 URが関与するのは、国の防災公園街区整備事業の補助制度(用地取得費の1/3補助で市の財政負担分も5年間据え置き、20年償還の無利子)を受けるには、UR施行が条件となるためです。

 市としては、文化庁の史跡公有化助成(用地取得費4/5補助)と防災街区整備事業を組みああせて、芝生公園化を進める予定です。

 古曽部中央防災公園同様、都市再生機構(UR)施行を条件に補助金をおろす従来の国の施策は、まさに天下り団体を存続させるためのもので、入札ひとつとっても余りにも無駄が大すぎます。

 今日の委員会でも政権交代で事業の将来性を危惧する意見が出ていましたが、直接、国補助をおろすやり方に改善すべきです。

 夕方から、JP(郵政グループ)労組近畿との議員懇談会に出席。話題は、もう来年7月の参議院選挙です。


 

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