安倍晋三は(九条の会の大江健三郎氏の提言により本ブログでは呼び捨てにしてます)、アメリカのオバマ大統領に、核の先制使用をしないという発言を撤回するように、政府高官に促した。先制不使用では北朝鮮の核の脅威の”抑止力”にならないというのである。
安倍晋三は5月にオバマの広島行きにお供している。オバマは就任早々に、核兵器の廃絶を人類に初めて使用した国家の責任として取り組むと宣言している。世界は驚いてノーベル平和賞まで与えたが、その後は誰もが知る通りの尻切れトンボに終わっている。任期が残り7カ月になって、核兵器の先制使用をアメリカはやらないと宣言することになっていた。「核なき世界の実現を」というオバマの言葉を、建前であろうが安倍は支持した。唯一の被爆国だから仕方ないと思っていたのであろうが、今回のアメリカ政府へのねじ込みは、聞きようによっては核は先制使用しなければ、抑止力を持たないと言っているようなものである。
安保関連法案の審議の過程で、中谷防衛大臣などはほとんど真面目な回答することはなかった。その中に、弾薬は消耗品だから武器でないと言ったことがあった。だから後方支援として運搬できるというのである。それではミサイルも消耗品化と言われ、そうだと言ってしまった。それでは核兵器も消耗品かと問われ、言葉を濁した。
安倍政権下の閣僚と党の三役などは、ほとんどが核武装主義者である。立場上あまり口に出さないだけである。これで、広島でも長崎でも安倍晋三は、非核三原則は堅持すると言っていることが、空文であることが判る。
核兵器が抑止力として機能することがあるとしたなら、使用しないことが抑止力になるのである。核に限れば先制使用は抑止力の範囲を大きく逸脱してしまう。因みに核保有国で先制使用をしないと公言しているのは中国だけである。
そもそも、抑止力が暴力装置であると思うことが間違いである。相手国にも同じ論理に立つのであれば、その国の抑止力は他国を凌駕するものでなければならない。双方が持つ抑止力は結果として、競合することになる。
プロイセンのクラゼンビッツは自ら著した名著『戦争論』では、戦争は外交の失敗の結果であると決めつけている。近代になっての戦争や紛争は、全てが自衛のために戦っている。自衛の理由がなければねつ造するのである。柳条項もトンキン湾もイランの大量破壊兵器も、大国側の創作による虚構である。
抑止力を武力(暴力装置)の大小を比較で理解するようでは、9.11を暴力的に解決を試み現在の世界の混乱を作ったブッシュの失政を教訓化していないことになる。
特に核兵器については、唯一の被爆国の為政者が核保有国に奨励するような発言をすることは、断じて許されるものではない。これが安保関連法(戦争法)を手にした、安倍晋三の積極的平和主義なのである。
安倍晋三は5月にオバマの広島行きにお供している。オバマは就任早々に、核兵器の廃絶を人類に初めて使用した国家の責任として取り組むと宣言している。世界は驚いてノーベル平和賞まで与えたが、その後は誰もが知る通りの尻切れトンボに終わっている。任期が残り7カ月になって、核兵器の先制使用をアメリカはやらないと宣言することになっていた。「核なき世界の実現を」というオバマの言葉を、建前であろうが安倍は支持した。唯一の被爆国だから仕方ないと思っていたのであろうが、今回のアメリカ政府へのねじ込みは、聞きようによっては核は先制使用しなければ、抑止力を持たないと言っているようなものである。
安保関連法案の審議の過程で、中谷防衛大臣などはほとんど真面目な回答することはなかった。その中に、弾薬は消耗品だから武器でないと言ったことがあった。だから後方支援として運搬できるというのである。それではミサイルも消耗品化と言われ、そうだと言ってしまった。それでは核兵器も消耗品かと問われ、言葉を濁した。
安倍政権下の閣僚と党の三役などは、ほとんどが核武装主義者である。立場上あまり口に出さないだけである。これで、広島でも長崎でも安倍晋三は、非核三原則は堅持すると言っていることが、空文であることが判る。
核兵器が抑止力として機能することがあるとしたなら、使用しないことが抑止力になるのである。核に限れば先制使用は抑止力の範囲を大きく逸脱してしまう。因みに核保有国で先制使用をしないと公言しているのは中国だけである。
そもそも、抑止力が暴力装置であると思うことが間違いである。相手国にも同じ論理に立つのであれば、その国の抑止力は他国を凌駕するものでなければならない。双方が持つ抑止力は結果として、競合することになる。
プロイセンのクラゼンビッツは自ら著した名著『戦争論』では、戦争は外交の失敗の結果であると決めつけている。近代になっての戦争や紛争は、全てが自衛のために戦っている。自衛の理由がなければねつ造するのである。柳条項もトンキン湾もイランの大量破壊兵器も、大国側の創作による虚構である。
抑止力を武力(暴力装置)の大小を比較で理解するようでは、9.11を暴力的に解決を試み現在の世界の混乱を作ったブッシュの失政を教訓化していないことになる。
特に核兵器については、唯一の被爆国の為政者が核保有国に奨励するような発言をすることは、断じて許されるものではない。これが安保関連法(戦争法)を手にした、安倍晋三の積極的平和主義なのである。
しかし、この程度の政治屋や政党や行政含む権力機構を擁く日本は、この程度の民意の国であるという証左なのだろう。
どれほどやられ続けてもなお利権汚職権力者を支持する人々が多くいる限り、徹底的に腐りきり不正だらけの日本がよくなるはずはない。さらに腐り堕落し、大地震、火山噴火、そして原発事故などが来て本当に国が崩壊でもせぬ限り、何も変わることなどないのだろう。その時には勿論日本は崩壊ということだ。
最善と言えなくとも極論として、日本でも自衛権の範疇と判断できないだろうか。
翻ると、民主政権下で自民安倍総裁は尖閣の中国漁船衝突事件を批判し、衆院選公約で公務員を常駐し尖閣諸島の実効支配を強化すると表明した。
以後、安倍政権下で中国船のサンゴ密漁があったが、外交ルートは実現したのだろうか。安保関連法案の強行採決で、尖閣の領海、領空問題に展望があるのだろうか。
安保関連法案対案として、野党は「領域警備法案」「周辺事態法改正案」「PKO法改正案」を提案したが、国会での論議すらなかった。
現実、阿部政権下で尖閣諸島問題はますます厳しい状況に追い込まれている。
一方、 防衛省の概算要求は過去最大5兆1600億円を計上、フィリピンへは巡視艇10隻を供与する気前の良さである。
核兵器先制不使用は米国内では論議中で、中国は既に表明している。それを、こともあろうに被爆国日本の首相が率先してオバマ政権に核兵器先制使用を迫る罪深さは、どんなことがあっても許されることではない。
アベノミクスで大企業は一時潤ったが、円安は加速しトリクルダウンなど遠い夢。国の政策は軍需産業振興に集中していく気がして怖い。
戦闘機乗ってはしゃぐのは、ソーリーはないやろアイムソーリーアベソーリー
インテリのオバマさんと合わないのも、むべなるかな。
いやホンマに、ようお似合いでした。。
BBC、ぜっっったいに皮肉ですよ、、イギリス人って底意地の悪さでは天下一品だそうですから
「BBCに認められた!」と針小棒大に騒いでいることこそが、興味深い、実はスベッたんじゃないか、と、ほとんどの日本人が、内心気にしているのでしょう。
マイ私見はバツ(X-X;)
今、世界は悲惨なことであふれているわけだから、どの国の首相もバカ騒ぎをしていないですよね。オバマもプーチンもバカ騒ぎは絶対に人には見せません。裏でやっていても、見せてはいけないことを知っている。
なのに、日本の総理たるものが、コスプレして世界中が注目する中でバカ騒ぎのピエロを演じてしまった。それを「平和ボケ」と言わずして、何というでしょうか。違和感どころではなく、日本の恥だからやめろって言いたいくらいの感じです。
・・・以上、Yahoo!知恵袋 回答欄からの引用でした。
私も全く同感です。
記事違いですみません!m(__)m