
今朝未明、アメリカはイランの核施設3カ所を攻撃し、完全に葬り去ったと、トランプが発表した。一方的なアメリカらの発表なので、被害の実態は不明である。トランプは今こそ平和の時だと宣言した。
ネタニアフは、「おめでとう。歴史的な決断である」と、大喜びである。当初トランプは、イスラエルのイラン核施設攻撃に批判的であったが、イランに対して全面降伏を促したが断られ、急遽攻撃を決断した。
アメリカ軍の核施設攻撃を受けたイランはどう対応するのか。イランのアラグチ外相は22日朝、米軍の攻撃について「国連安全保障理事会の常任理事国であるアメリカが、国連憲章、国際法、核不拡散条約(NPT)に対する重大な違反行為を行った」「国連憲章に定められた正当な自衛権の行使として、イランはあらゆる選択肢を有する」と訴えている。
『IAEAに加入国であって査察も受け、核兵器は作られていないと保証されているイランに、核兵器を90発所有されているとされるIAEA非加入国のイスラエルが、イランは核兵器を開発している』と、空爆をしてきたイスラエルをアメリカが支持したことになる。トランプにネタニアフにも道理もない。
核開発が問題であるなら、査察設をうけていないイスラエルを真っ先に攻撃するべきであるが、トランプはそんなことはしない。
トランプは地上から消し去ったというが、イランに納得させて核開発を止めさせたのではない。単に延期したに過ぎない。彼らは報復するだろうし、戦火は拡大する。こんな暴力的なことをしておきながら、平和が来たというのである。
トランプの支持基盤のMAGA派は、アメリカファーストであり他国のために軍隊を送るべきではないとして今回の攻撃に、賛成者は2割程度で5割ほどが反対の意見である。
今回の核施設の空爆で彷彿とさせるのが、ブッシュのイラン侵攻である。核などなかった。その後現在に至るまで、中東の混乱の原因であることは、アメリカさえ認めている。情けないのは石破茂である。腹の中では抗議をしたのだろう、明日閣内協議で決めるという情けない変心沿うrである。
トランプのイラン核施設攻撃に反対する。