そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

日本が武漢のようになる可能性の指摘

2020-04-21 | 安倍晋三

新型コロナウイルス対策を、日本はなめくじのようなノロノロとした対策をしていると、ローター通信は報告している。そして日本の感染者の報告は世界の基準から外れ、信用されていない。PCR検査をやらない日本のデーターは、各国と均一でないのである。
中国、台湾、韓国はそれぞれ異なった方法で上記の表のように、大きなヤマを抑えきったといえる。特に台湾の対応は素早くすでに何日もほとんど感染者が出ていない。一見して日本の取り組みが極めて遅れていることが解る。韓国や台湾、何よりも中国の前例があるので、彼らを教訓として取り組める時間があったともいえる。
中国や韓国、とくに北朝鮮を仮想敵国にしたい安倍晋三は、彼らを見下してきた感がある。ソビエトの原発を古く事故対応ができない、日本では事故など起きないと高括っていた官僚と政治家を彷彿とさせる。
台湾大学の崔教授によると、日本は第二の武漢になる可能性があるというのである。イタリアなどのようにはならないであろうが、今後かなりの感染者が出るというのである。教授は楽観的シナリオと悲観的シナリオを示していてくれる。しかしここには、韓国や台湾のようにPCR検査をせず、市井に放たれている不顕性感染者が、多数存在していることを考慮しなければならない。
三国のように見事にゼロに近い数字は日本からは出てはこないだろう。ズルズルと何年にもわたって、患者も感染者も出てくるであろう。今回の国の対応は極めて劣悪である。その結果である。
しかし、味方によれば大多数が一旦感染すれば、抗体ができるために一気に増えるようなパンデミックは起きないかもしれない。やがて治療薬が開発され、ワクチンも開発されるであろう。余談であるが、ワクチン開発には不安材料もある。一旦陰性者が陽転する事例が散見されることと、当初と症状に変化がある事である。このウイルスは短期間に変異している可能性が高く、ワクチン開発は難航する可能性が高い。
コメント (2)
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