啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「パレットガーデン」

2019-10-25 10:48:52 | その他
 ぐんまフラワーパークで。
 「この葉っぱの匂いかいでみて~、何かの匂いがするでしょう?」と彼女は、落ち葉を拾いながらいう。私たち4人は、1枚拾っては又1枚と、匂いの正体を探そうとするのだが、さっぱりわからない。それでは、生の葉っぱはどうか、と背の低い私は、枝にピョンピョン飛びついて、ようやく1枚ゲット。ちぎったり、もんだり・・でも匂いがしない。そして・・皆で気がついた。さっき、ミカン食べたよね~(笑い)。指には、強いミカンの香りが残っている。
 実は、この葉っぱ、カツラの木。調べたところによると、葉は萎れると、キャラメルや醤油のような匂いがするという。新緑より、秋の葉は香りが強く、少し離れた場所でも、カツラの木がある、とわかるのだそうだ。結局、彼女は”醤油の匂い”という解答をもとめていたようだが・・。
 フラワーパークは、秋のバラ(種類によって、上品な香り、甘~い香り、ちょっとすました香り、強い香り、タバコのような香り・・)、コスモス、ケイトウ、ダリア、センニチコウなどが咲き誇り、ハロウィンのかぼちゃ展も企画されていた。来月からは、イルミネーション、23日 花火大会、年末にかけ、フラワーパークは光の魔法に包まれる。
 5人のばばちゃん、スタンプラリーにも参加。帰宅中、大胡の荒物点で、炭やお気に入りのザルを求め、桑風庵でお蕎麦・・大満足。暑くもなく、寒くもない秋の一日。花は満開、ばばちゃんの笑顔も満開。

  カツラの木