啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「波に乗って」

2019-10-07 18:55:25 | 庭の花木
 「シュウメイギク」 キンポウゲ科
 初めてのラグビー観戦は、熊谷ラグビー場。ずいぶんと、昔のことだ。応援チームは、三洋電機ワイルドナイツ。黒地に、武士の絵柄の模様Tシャツが、やけに印象的。当時は、夫も私も全くルールが分からず、ただ、過去に出会ったことがないほどの、大きな体格の選手と、爆発するそのエネルギーに驚いた記憶がある。ラグビーW杯、日本、快進撃。TVにかじりついて、毎回、応援している。W杯が始まる数日前、ある番組で、初心者でもわかる、基本的ルールのポイントを解説していた。非常に分かりやすく、”観る”きっかけになった。ガンガンぶつかるあの迫力、怪我をしないのだろうか・・。息子さんが、ラグビーをしていたというお母さんの話によれば、スクラムを組む時は、まるで骨と骨がぶつかるような、言葉では表せない、凄い音がするという。試合を観ているこちらも、ついつい力が入り、大声を出したり、ウエーブしたり、会場と一体になってしまう。血潮が騒ぐのだ。あまりルールが分からない”にわかファン”だけれど、次回も応援。
 シュウメイギクは秋明菊。美しく優しい音の響き。こんな上品な名前をもらった植物は、幸せ者だ。菊とあるので、キク科と思うが、実は、秋咲きのアネモネ。原産は中国。草丈1m程。風に揺れるその姿は、すこし儚げでもある。