啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「初めての体験」

2019-10-13 16:29:07 | 庭の花木
 12日(土)、朝から大雨、洪水警報。風はさほど吹いていなかったが、消防車が警鐘を鳴らしながら急ぐ。おそらく、近くに川があるので、災害の警戒を促しているのかと思われた。ところが、10時半頃、防災情報…大雨警戒レベル4に相当する状態と。さらに、1時間後、緊急連絡のメール。お昼頃から、急に風が強まる。3時半頃、大雨特別警報。TVでは、どんどん緊迫した情況を報道し、雨戸を叩きつける強い雨音、そして風に、心持も尋常でない。当家は、隣の畑より1m以上は高く、道路より、かなり高い。雨は大丈夫かと思ったが、河の堤防が決壊したら……突風で屋根が飛ばされたら大変!にわかに、千葉県での惨状が頭をよぎった。一気に、心が騒ぐ。刻々と時間が経過。5時過ぎ、地域を特定し、非難のメール。もう迷わない。弟夫婦と非難を決めた。6時半頃、避難所の体育館は、すでに100人以上。住所、氏名、年齢を記入。避難所では、風雨の様子は一切分からない。本当に、台風が来ているのかと思うほど。そのうち、毛布、水、非常食の配布。食欲なし。就寝の為の環境作りをしてくれるが、とうとう一睡も出来ず。
 朝、5時頃、退所したが、東の空はうっすらと明るく、空には、ひときわきれいな星々が輝いていた。
友人から、メールや電話、本当に有難うございました。自然災害は、いつでもやってくると覚悟し、それなりの備えが必要。今回停電にはならなかったが、家庭用発電機も必要か…?今回、屋根の上で、ベランダで助けを求めている映像をみたが、屋根に登れない人、二階がない家などは、どうしているのだろう?
今回、非難体験をとおし、考えさせられたことが多かった。
 強い風雨にも負けず、秋バラが咲いている。なんと、けなげな!バラのまわりの草は、風知草。


提供された非常食。群馬県のマスコットぐんまちゃん絵柄の水と乾燥米飯、五目ご飯。
コメント (2)
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