啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ISH LIEBE DIE JAPANISCHE KULTUR・・・ブルーノ・タウト」

2019-10-22 17:38:10 | その他
 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋・・四季のなかで、秋にちなんだ表現は多い。空気が乾燥し、気温も丁度よく、快適で爽やかに過ごせ、秋は格別。20日、高崎少林山、達磨寺において、群馬県大茶会が催された。それぞれの流派でお好みのお道具、素敵なお花、心ずくしのお茶やお菓子。境内の、少し色づいた木々に包まれ、今回は客として、日本の文化を愉しんだ。
 ところで、その達磨寺の講堂横の小路を、東へ少し下った隅に、洗心亭が静かにたたずんでいる。人がほとんど訪れない、ひっそりとした場所。そこは、ドイツの建築家、ブルーノ・タウトが、S9年~11年の2年間、居住した小さな建物。群馬県指定史跡になっており、説明文によれば、タウトは、洗心亭を拠点として、地場産業の育成や、日本研究を行い、「日本文化私観」 「日本美の再発見」などの著書の多くをここで執筆された、と記されていた。記念碑には、”私は日本文化を愛する”とドイツ語で刻まれていた。
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