啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「カタバミ」

2013-12-08 13:21:10 | 山野草
「カタバミ」 カタバミ科
とにかく雑草。抜いても、ぬいてもその繁殖力たるやものすごい!花期も長く、春から秋にかけ咲くが、今頃でも日当たりの良い暖かな場所では、その存在を主張している。 花も小さく可憐であり、特に葉が面白い。1枚1まいはハートの形であり、それが3枚寄せ合わさっており、なんだか可愛い。植物もそれぞれに特徴があり、個性が豊かだ。果実は真っ直ぐ上を向いてつく。熟すと、自ら赤い種子を勢いよくはじき出し、何と1m位まで周囲に飛ばすのだとか。まさに、そこが繁殖力の高さの所以である。葉や茎はシュウ酸塩を含んでいるので、咬むと酸っぱい。というので実際咬んでみた。あ~、やっぱりすっぱ~い!シュウ酸は英語でOxalic acidというのだそうで、当家にもオキザリスの花が今咲いている。