28日の午後に出発し、静岡県の大井川上流“畑薙第一ダム”の近くの駐車場に着いたのが深夜の11時。翌朝、学生時代の友人3人と落ち合い「荒川三山」-「赤石岳」を歩いた。好天に恵まれ、クロユリが咲き雷鳥の親子が遊ぶ天空のお花畑、厳しいが私にとって最高度の稜線歩き、1年振りの友人との交流・・素晴らしい4日間だった。企画で事務局長のO氏、山の達人で登山口までの下見までしてくれ情報を提供してくれたK氏、遅れて歩く私を気遣って待っていてくれるO氏に感謝!!
▽行程はーー「畑薙第一ダム(夏季駐車場)」からバスで「椹(さわら)島」(1100M)の登山口→「千枚小屋」(2600M・泊)→「千枚岳」(2879M)→「丸山」(3032M)→「悪沢岳(荒川東岳)」(3141M)→(荒川}「中岳(3083M)→前岳(3068M)」→「荒川小屋」→「小赤石岳」(3081M)→「赤石岳」(3120M)→「赤石小屋」(2563M・泊)→「椹島」→ダム駐車場。
※「悪沢岳」まで。
岐阜、豊橋市在住の友人との再会は29日早朝5時過ぎ。再開を喜びながら持参の朝食をとる。8時のバスを待つ。定刻より1時間速くバスが動き(臨時便)登山口へ。今日の予定は標高差約1500Mの千枚小屋まで。3年連続で好天の登山日和は企画のO氏に感謝するばかりだが、かなり暑そう。幸いにも深い樹林帯が続き、直射日光は避けられたが、ザックまでが汗でビッショリ濡れるほどの汗だった。友人K氏からは「ブログに書くなら“間違っても急登とは書くなよ!!”」とのこと。私には過酷な急登!!オオシラビソの林を抜け、ジグザグに上がるとクリンソウの咲くお花畑があり、千枚小屋があった。
予定より1時間早く到着。汗を拭き、顔を洗って一段落した後で“同窓会”。冷えたビールで乾杯。近況を報告しあい、共通の友人の動向など確認。山小屋は私自身の“鼾”と雑魚寝の混雑など好きな場所ではない。午後8時半の消灯後は寝ることに尽くす。30日は朝食が4時半で5時出発の強行スケジュール。大勢の人がカメラを構えており、私も「日の出前の富士山」「日の出」の下手な写真を撮ってみた。
小屋のお花畑を抜け急坂を抜けると更にガレた登山道。高山植物の種類が増え楽しいが最初から厳しい登り。富士山や赤石岳など展望が開けたところが千枚岳だった。40分ほどで標高3000メートルを越え丸山。更に30分ほど急な岩場を登ると百名山の「悪沢岳」(荒川岳・東岳3142M)だった。南に聖岳、北に塩見岳と雄大な展望を満喫。おまけの写真は小屋での友人3人。感謝を込めて!!