啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ハルトラノオ」と「コンロンソウ」

2012-05-23 08:01:57 | 山野草

昨日は一日人間ドック。日頃の運動のお陰で体脂肪率は良好。ただ、腹回りは“メタボ指針”を1センチ上回っている。胃の中に更に詳しく調べる必要のある部分があったが、まあ何ともないだろう。色々と春の花の写真を撮ったが、多すぎて掲載順に苦労している。嬉しい限り。

「ハルトラノオ」はタデ科イブキトラノオ属の多年草。日本固有種だそうで山地の湿った場所に生えている。別名はイロハソウ。鳴神山の裏の肩からカッコウソウの移植育成地を下った辺りの湿った場所にポツポツと咲いている。福島以西の本州から、九州・四国に咲く。初めて見る花だ。

草丈は10-15センチほど。太い地下茎があり、卵型で先が細い根出葉を2枚だし、ほかに3-15センチになる茎葉を1-2枚付ける。花期は3-5月。5-15センチほどの花茎の先端に白色の小さな花の塊をつけている。オカトラノオのイメージが強過ぎるだけに、この花がトラノオ?と思うが、良く見ると似ている部分もある。

「コンロンソウ」はアブラナ科タネツケバナ属の多年草。草丈は20-70センチ。山地の湿ったところや谷川沿いなどに多く見られる。白色4弁の小さな花が集まった総状花序をつける。

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