暇があったので?昨年の今頃の“啄木鳥の詩”を覗いて見ると、名前不詳の写真で「レンプクソウ」が載っていた。同じ図鑑で調べているのだが、タイミングが悪いと見つからない。
「ヤマエンゴサク」はケシ科キケマン属の多年草。烏帽子岳に向かうシボツ沢沿いに咲いていた。草丈は10センチほどで小型。茎の先端に2-3個から10個ぐらいまでの赤紫色の総状花序をつける。ロート形の変わった花は小さいが良く目立つ。似たタイプにエゾエンゴサク、ジロボウエンゴサクなどある。区別が難しいが、図鑑による葉の形による区別方法で“ヤマ”タイプとした。
「ミヤマキケマン」は登山道脇などで今の時期良く出会う花。図鑑を見るとケシ科となっているが、ネット上のウィキペディアではケマンソウ科となっている。yahoo大辞典ではケシ科としており、何だか区別が難しそう。キケマンと“ミヤマ”タイプとの区別も難しく、ネット上での花の付き方など画像やニンジン葉状に深く切れ込んだ葉からミヤマキケマンとした。咲いていた場所も山の中だ。