啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「コマツヨイグサ」

2011-12-21 08:45:06 | 山野草

先月の後半から、当ブログを訪ねてくれる人が増えている。昨日は過去最高の881PV.何だか嬉しくなる。メインの山野草、山歩き共にネタ枯れの時期。季節外れの野草が中心になっているが、野鳥観察がシーズンインしたのだろう。とにかく、是非ともご覧頂きたいものだ。誤字脱字の研修用ではないと言い切りたいのだが・・・まさか。

「コマツヨイグサ」はアカバナ科マツヨイグサ属の越年草または多年草。北米産の帰化植物で、どこにでも咲いている。花期は夏だが、オマツヨイグサをはじめマツヨイグサ系の花は最近まで堤防沿いの土手などあちこちで見られた。マツヨイグサだが何だか違う種ではと思って取ったのがこの写真。

土手の窪地で、風の当たらない場所にぽつんと咲き残っていた。“違う”と思った理由は茎が地面を這うように伸びていること。花は小さいが、誰が見てもマツヨイグサ系。図鑑で調べて見ると「這うように根茎を伸ばす」と特徴が解説されている。念のため茎が立ち上がることもあるのだそうだ。黄色い花はしぼむと赤系に色が変わる。

マツヨイグサ全般のこととして、若い茎根が胡椒のような香りがあるので根菜に、若芽はサラダ、花を天ぷらにすると言うが・・見たことも聞いたことも、食べたことも無い。