「ノボロギク」はキク科シオン属の越年草または1年草。花期が“春ー冬”と図鑑に載っていたが、1年中咲いていると言うことだろう。耕作されていない田畑、道端などこの辺ではどこにでも咲いている。年中咲いていると言うことだが、藤岡市の近辺では最盛期が11月だと思う。今、散歩道では花の季節が終わり、白い綿毛を飛ばしている。
花の名は野に生えるボロギクということによる。ボロギクとはサワギクのことと書いてある。今年の夏、上高地でサワギクを見つけブログでも掲載したが、スマートで背も高く、ボロギクとは似ていないような気がするが・・。別名でオキュウグサと呼ぶ地方もあるそうだが、お灸に使うのではなく、花の形をお灸に見立てたもののようだ。
明治初期にヨーロッパから入ってきた植物のようだが、年中花を咲かせるだけでなく、日本中に咲くそうだ。寒帯から亜熱帯にかけ世界中で咲いているという。今度旅行に出かけたら探してみよう。