啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「トキワハゼ」

2011-12-17 09:54:15 | 山野草

今日の予定はノゲシの仲間“ハチジョウナ”にしようと思っていた。ネットで調べると何だか、様子が異なる。所有の図鑑で見ると、将にハチジョウナの姿をしているのだが、ネットの画像を見ると葉の形が大きく異なっている。しかも、海岸沿いに自生していると言うので・・・・間違っていたようだ。急遽ーーー変更!!

「トキワハゼ」はゴマノハグサ科サギゴケ属の1年草。花期は長く早春から晩春まで、と言うから1年中咲いている。草丈は5-15センチ程の小さな草。畑や道端葉もとよりコンクリートの隙間からしぶとく枝を伸ばし花を咲かせているのを見る。

和名は常盤爆。葉は常にあって(常葉)、種子がハゼると言う意味のようだ。花の時期が長く、いつでも咲いていると言う解説もあった。葉はスプーン形で浅いノコギリ状の切れ込みがある。花は筒状で唇形の下側が突き出している。色は薄い紫色で、白っぽく見えることもある。

トキワハゼの和名(漢字表記)で、図鑑とネット上の書き込み(ウィキペディア)の違いを見つけた。ウィキペディアではトキワ=常。素有する図鑑ではトキワ=常となっている。また、ウィキペディアでは1年草となっているが、図鑑では多年草(または2年草)。どちらかが間違っているのだろうか?それとも説が分かれるのか?私には判らないが1年で枯れてしまうように見えるので1年草とした。