啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「尼ヶ禿山」とブナ平

2011-10-23 09:12:36 | 低山歩き

尼ヶ禿山(アマガハゲヤマ=1466メートル)とは妙な名だが“雪が積もると禿た状態”に見えることからこの名がついているようだ。友人と紅葉を愛でながら歩いた。玉原高原は沼田市の北西にあり、天狗のお寺「迦葉山」の更に奥。スキー場のほか、夏場のラベンダーパークが少し人気。純揚水式ダムとしては世界最大級という「玉原湖」(東京電力)や周囲4・3キロと小型ながら、植物の種類が豊富な「玉原湿原」、大好きなサンカヨウが自生する「鹿俣山」(1637メートル)などあり、年に何回か訪ねるところ。今年は3回目。尼ヶ禿山は4,5年前に鹿俣から縦走して以来2回目。

1人歩きが多い私の低山歩きだが、この日は高校時代からの友人と一緒。センターハウス前→ブナ平→玉原越え→トンネル→鉄塔→尼ヶ禿山→玉原湿原→センターハウスの予定。歩行時間で約4時間。平野部は曇り空だったが、玉原上空は上々の天気。紅葉したカエデやブナと青空、差し込む光が絶妙。何とか良い写真をとチャンスを狙ったが、結局駄目だった。

ブナ平の分岐を左に分ける。ブナの大木の中をノンビリと歩く。登山と言うよりはハイキング。湿原から水上町方面(長沢橋)と尼ヶ禿山方面への登山道が交差する玉原越えで小休止。一度舗装された道路に出て、トンネル(閉鎖中)の手前を左折。沢を渡ると禿山への登り。ようやく登山道らしくなり、送電鉄塔を過ぎると30分足らずで山頂に着く。

山頂からは玉原湖、鹿俣山(武尊山)方面、谷川岳方面など好展望、紅葉に染まる玉原の山々が迎えてくれた。山頂では味噌汁、コーヒーつきのフルコースとマル秘?話で2時間近く過ごしてしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする