啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ヒツジグサ」

2011-10-14 08:57:40 | 山野草

K,sデンキのオープンセールに行って見た。デジカメに興味があったのだが、買ったのは“5箱のティッシュBOX=100円”だけ。目指す光学20倍ズームの機種は、近接するライバル店の標示より700円ほど安かった。応対してくれたメーカーの応援者さんは親切。その場で買おうと思った。ところが「倍率は5倍ほど下がるが、動くものを撮るのだったら、連写機能やスピード対応が早いこちらがお勧め」と自社の製品をPR。同日のライバル店のチラシには「他店より安くします」とチラシが入っていた。どうしようか・・・・。

「ヒツジグサ」はスイレン科スイレン属の水生多年草で、スイレンが野生化したものだという。尾瀬ヶ原の木道脇に咲いていた。スイレンを小型にしたような形をしており、花径は3センチほどと小型。花期は長く6-11月だという。草紅葉が始まった湿原では目立つ存在。花弁の白、花芯の薄き色の淡い取り合わせと小さな花が可憐さを増長させている。

平地の沼などにも自生しているが、寒さに強く、山地や高層湿原などに多いという。競争には弱いタイプのようで、同じ仲間のスイレンと混じると消えてしまうそうだ。また、魚の鯉やアメリカザリガニが入ってくると消滅してしまうのだそうだ。

花が白いことから、動物のヒツジが名前に何らかの影響を与えていると思ったが、全くの勘違い。未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることから、名がついたのだそうだ。ただし、実際には麻から晩まで咲いている。
コメント
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